ひさびさにひどい片頭痛を味わいました。
パソコンのモニターを見ていたら、ふと、そこにあるはずのものが
なぜか見えなくなっているのに気づきました。
おかしいと思って自分の指を見てみると、
なぜか指先が見えない気がします。
目がおかしくなったかと片目ずつ見てみますが、
どうも見えない気がします。
それから5分くらいしたら、見ている前の部分に
なにやら錯視画像のような、矢印のような三角のようなものが
ぼんやり現れてきらきら光り始めます。
あれ、これもしかしたら閃輝暗点なんじゃない？
と思い、調べてみると、どうもそのようす。
前に見たのは回想シーンに入るときのようなもわもわの雲のふちが
虹のように輝くものだったので確信が持てません。
でも、その後片頭痛がやってくるというので、
とりあえず頭痛薬と胃薬を飲み、
頭に冷たいものを巻いておきます。
20分くらいすると閃輝暗点は消えて、
物を見たり読んだり考えたりしてみても、
それぞれの動作がまともにできていることがわかります。
早めに薬を入れたのがよかったのかと思い、
そのままパソコンに向かっていると、
一時間後くらいにかけてだんだん寒くなり、
胸の辺りがむかむかしはじめます。
寒いのは頭に冷たいものを巻いているからかもしれないと思いますが
上に羽織るものなどもなかったので、
あわてて着替えて布団に入ってみます。
すると、そこからじわじわと頭や目の裏に痛みがしみてきて、
涙が止まらなくなります。
また、頭を動かすとおえっとなる吐き気があがってきます。
昔のひどい片頭痛のときのようです。
布団に入っていてもすごく寒く、
手と足の指の先が、すごく冷たくなっています。
握って暖めようとしても、暖かくなりません。
布団乾燥機でもつければと思いますが、
頭を動かさずになにかすることはできなそうで、
長いことほぼ動きもできずにじっとしていました。
もう一個薬を飲めばすこしは楽になるのではと思ったものの
薬を取りにいくために頭を動かすことすらいやでした。
その後、背中がじわっと熱くなったと思ったら
すこし指先の冷たさもやわらいだように感じました。
ひどく寒かったのは、実際の温度ではなく、
片頭痛のせいで起こったものなのかもしれません。
ひさびさのひどい頭痛で、参りました。
