ここのところもりもり暑くなってきて、HDDに触ってみると、
すぐに指を離したいくらいの熱を感じるようになりました。
HDDにはCPUクーラーについていたフィンなどをつけたりして
静的冷却をできる限りやっていましたが、
それではやはり補いきれなかったようです。
なにか水冷の装置をつければ冷却できるかとも考えましたが
どうにも難しいです。
そこでどうしようかと悩みはしたものの、
忘れていたのがこれまでのできごと。
今回、電源ファンから異音がするので、
電源を分解してファンのみを単独で動かしてみました。
このとき使ったのが、USB 5Vをファン電源として
使えるように改造したケーブルです。
これにつないで動作音を聞いてみたところ、
もともとが12Vで動作するものだったのか、
まったく異音が聞こえません。
しかたなく電源を元に戻したとき、閃きます。
――この低電圧ケーブルでファンを回し、
HDDに風を当てればいいんじゃない?
というところで、とりあえず何かのときの間に合わせにと
異音がするのではずしていたファンを取り出し、
つないでみたら、こっちも異音が聞こえませんでした。
低電圧動作では異音が発生するレベルが下がるのかもしれません。
うまくいきそうなのでねじ止めし、動作を開始して
しばらく待って様子を見ると、HDDは
『熱くて指を触れていたくない』から、
『なんとなくひんやりしている』まで温度が下がっていました。
どんなものだかはっきりはわかりませんが、
50度→35度くらいまでは下がったのかもしれません。
HDDに放熱フィンとファンをつけるのは、
冷却に結構有効だということがわかりました。