明澄五術・南華密教ブログ (めいちょうごじゅつ・なんげみっきょうぶろぐ)

明澄五術・南華密教を根幹に据え、禅や道教など中国思想全般について、日本員林学会《東海金》掛川掌瑛が語ります。

94年7月5日21時6分生 大谷翔平の命式 イチロー・中田・本田との比較 子平・四柱推命・紫薇・守護仏

2024年07月03日 | 五術
大谷翔平選手の生年月日時は公表されています。
 
 
<第13回>寝る子は育つ。中学3年間で20センチ伸びた

それは暑い夏だった。1994年、岩手の盛岡は真夏日が48日間もあった。48日間は今も記録として残っている。
その盛岡から50キロほど南に下った奥州市水沢区の平間産婦人科で大谷が産声を上げたのは7月5日午後9時6分、猛暑に差し掛かったころだった。(引用終わり・強調はブログ主)

 

上記のデータで立命しますと

 

従旺格に、喜神の印と、食傷がありますが、あまり役に立っているとも言えません。

無学訣で見ても、

大谷翔平 辛 壬 庚 甲
*二干の関係        従旺格          
 年月:庚→甲 缺木為材 庚が甲を尅して材木にし、甲は庚に無作用。斧と樹木の関係
 日月:壬⇔庚 金溌水源 庚が壬を生じ壬は庚を洩らす。非常に良い関係
 日時:辛←壬 淘洗珠玉 壬が辛を洗い調節する非常に良い関係。
*三干・四干の関係  該当なし

*無学訣大全                  不成格
辛壬庚甲 不成格B 月干庚の金鉱が日干壬水の水源となる。時干辛は水面に映った明月で風景が良いだけで壬には作用しないが、従旺か従強格で発展性が有る。年干甲が月干庚と並ぶが取材とは為らない。
           

大運グラフを見ても、5年前~現在がピークであり、これ以上のレベルにはならないようです。

と言っても、四神は3点ですから、貴命には違いありません。

それでは、大谷選手は、此れまで以上の成績を残す事が出来ないのでしょうか?

最近はむしろ以前にも増して大活躍をしており、10年契約の報酬が7億ドル=1100億円超でしかも10年後の支払いとし、広告収入だけで100億円超と言われて居ます。

上は、求人サービス業の広告素材で、「多くの人の夢をサポートするディップの企業姿勢に共感し、応援したいと思います。」だそうです。

低賃金労働者の上前を大谷に支払っている?

 

ここで、2010年の記事(ザッケローニとの対談も収録)を参照します。

中田英寿の命式 子平・四柱推命 スポーツ選手の見方 

で、説明した、スポーツ選手の見方について振り返って見ましょう。 

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中田英寿氏も、29歳にして選手は引退しましたが、世界で最も有名な日本人の一人として、世界の舞台で大いに活躍しています。
収入も、選手時代に負けないくらいあるのではないかと考えられます。

プロスポーツ選手が現役で活躍できる期間は短いもので、多くの競技で、実力を発揮し始めるのは20歳以上、20代後半にはピークを迎え、30代に入ると衰えが見られ、たいていは40歳を待たずに引退してしまいます。
10代から40代まで、休み無く第一線で活躍する人など滅多にいません。
ゴルフだったら、60歳を過ぎてもまだ第一線で活躍する人もいますが、走ったり跳んだりするようなスポーツではありませんから、例外と言うべきです。


よく、運命学を正しく理解していない人が、○○選手は、喜神運のはずなのに引退してしまった、とか、忌神運なのに活躍して、おかしい、などと言うことがあり、終には、だからその運命学が間違っているなどと言い出します。

ところが、先に述べたように、スポーツ選手が活躍できる年令は限られており、しかも活躍に必要な要素は、判断力などメンタルなものもありますが、多くはフィジカルに負うところが大きいものです。
子平の命式にも、心理ばかりではなく、生理に関わるものも表現はされますが、生理現象の多くは「遺伝」に拠るもので、次に生活習慣などの「経験」であり、命式つまり「生辰」の影響はそれほど大きなものではありません。

人間の運命全体について言えば、
「経験」が40%、「生辰」が30%、「遺伝」が20%、「幻影」が10%、という配分がありますが、

これを「生理」のみに限定すると、
「遺伝」が40%、「経験」が30%、「生辰」が20%、「幻影」が10%、といった配分になるものと考えられます。

つまり、「命式」がフィジカルを規定する割合は、せいぜい20%であり、スポーツ選手の選手寿命など、「命式」から判断することは到底できません。

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命式から、その人の運動能力などは判断できませんし、何歳まで現役を続けられるか、MVPを取れるか、なども命理判断の対象外となります。

 ただ、バリー・ボンズなどは、十分な成績を残しながらMVPに選ばれない年があったり、いまだに野球殿堂入りもできていません。これには、薬物疑惑などもありますが、傲慢な態度などとされる対人関係の問題もあり、マスメディアの評価を得られませんと、野球界での身分や地位を向上させることができません。

 何本ホームランを打てるかとか、何勝できるか、などは、命式の影響を見て取ることができませんが、MVPや殿堂入りなど、スポーツ記者などの評価で決まる事柄については、貴命かそうでないかの影響は大いに見て取ることができます。

 大谷選手が、満票でMVPを獲得できたのも、大谷選手のプレー態度、ファンやマスコミに対する対応の良さなどが評価に影響を与えており、そのような能力は、命式に反映されていると考えることができます。

                          

次回に続く

大谷翔平の命式 その2 イチロー・中田・本田との比較 子平・四柱推命・紫薇・守護仏

 

 

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『子平命理・基礎篇』  
       ¥15,750(税込)

干支と五行の知識、立命の方法、干関係の見方、強弱の見方、変通の見方、格局の見方、喜忌の見方、体用の見方などを解説します。

 本書を熟読・暗記すれば、子平の基礎は完璧であり、より高度な理論にも対応できるようになります。

 

 

子平命理・象意篇・増補改訂版
 
             ¥31,500(税込)
子平象意の基本構造、変通による象意、十二長生の象意、王文澤十六通変による象意、無作用干合の象意、六親の象意、成敗の象意、十二宮の象意、造命の象意などを解説します。
『子平命理象意篇』を、加筆改訂し、更に、『子平修密無学訣』の「導論」部分を付け加えたものです。

 

 

 『子平大全』
 
 ¥21,000(税込)

 命式の昇降レベルを知るためには、体用と喜忌が必要であり、喜忌を知るためには、強弱と格局を知る必要があります。本書では、誰でも子平の行運が理解できるように解説します。
 また、本書では、子平と皇極経世を組み合わせた「局式」による「測局」や、「群式」による国家や企業の推命を行う方法、通常の命理のように、個人の事が分るだけではなく、人類文明全体や国家のような、「天」に属する事柄まで分る方法を説明します。
 さらに「子平方位」「子平風水」への応用法を説明し、子平の「命卜相」が完成に至ります。

 

 

掛川掌瑛編著
 子平修密無学訣大全
(上・中・下巻セット)                
 
 
 
改訂新版 ¥76,000(税込)

旧版をお持ちの方は、
差額¥13,000(税込)にて
交換致しますのでお申し込みください。

 


(「改訂新版序言」より)
  『子平無学訣大全』を発表してから二年近くになり、少しずつ間違いや不足を見つけては加筆・修正してきたのですが、中でも日時の変化干合が反映されていない箇所が数多くあることが判明し、今回『子平修密無学訣・全解』の完成に合わせ、題名も『子平修密無学訣大全』と改め、「改訂新版」を発売すること致しました。
 何分にも『無学訣大全』の命式数は一万通りに上り、文字数は百万字に達するもので、これを一人で執筆・校正までするのは容易な事ではありません。
 今回、二百箇所程の加筆・訂正を行いましたが、発見できたのも熱心な読者からのお問い合わせがヒントになったもので、読者の皆様におかれましては、お気づきの点がありましたら、ご遠慮なくご指摘いただき、今後さらに完成度を上げて行きたいと考える次第です。  何卒ご愛読、ご利用の程よろしくお願い申し上げます。

(序言より抜粋)
「無学」とは、仏教用語で、学び尽くしてこれ以上学ぶべきことがない境地を意味します。つまり「子平無学訣」を学べば、もうこれ以上「子平」を学ぶ必要がありません。
「子平」のような学問を「命理」と言います。
「命理」とは、時間が運命に与える影響を見る学術であり、「子平」が他の「命理」に優れるのは、時間記号である「干支」によって、あらゆる判断ができるところにあります。その「干支」の並びだけに焦点を絞ったのが「子平無学訣」なのです。
本書『子平無学訣大全』は明澄派五術の秘伝書『子平修密無学訣』の〈解説書〉です。四干の組み合わせは、十の四乗、つまり一万通りあり、本書ではそのすべての組み合わせについて、ひとつひとつ解説します。

(本文より抜粋)
つまり『無学訣』においては、「五行」や「干関係」などを超越して、「干支」の組み合わせだけで、命式を判断できるパターンが存在する、ということになります。
「時間」につけた「記号」である「干支」の並びだけで判断できる、ということは、「時間」と「運命」との関係を直接観察することにより近づくものであり、「作盤」のような、根拠不明の方法からは、より遠ざかることを意味します。
 「作盤」や「五行」を排除する、などと言うと、まるで伝統に反逆するかのようですが、実は「五術」においても、「五行」や「易卦」などに基づかない分野も、昔から存在するのです。
 例えば「風水」において、「理気」は確かに「五行」や「易卦」の理論に基づいて構成されているのですが、「巒頭」だけは、「竜」「穴」「砂」「水」とい う、地形そのものを類型化し、分類して、その土地の「貴賤」「吉凶」「壽夭」「富貴」を判断できるようにしたものです。
「巒頭」の理論でも「干支」や「易卦」などが使われていますが、これはただ、形態分類上の記号として使われているだけで、地形そのものが「五行」の作用を持っているというわけではありません。
 これに対し「理気」はどうかと言えば、家や墓石が、どの八卦方位を向いているとか、水流がどの十二支方位から来ているか、などという、ある種の約束事に基づいて判断を行うもので、地形そのものを見る「巒頭」の見方とは全く異なるものです。
 この「巒頭」と「理気」の関係を「子平」に当てはめてみると、「干支」の並びをそのままで判断できる「無学訣」の方法が、「巒頭」の見方と同様であり、 「干支」を「五行」で分類して、その「強弱」で判断する方法が、「理気」の見方と同様、と考えることができます。そして、風水の判断において、「巒頭」の 占める割合は80%と言いますから、「子平」においても、「干支」の並びだけで、80%の判断ができる可能性があるはずです。

「無学訣」でも「強弱」や「格局」を考慮する場合がありますが、それは四干が、ある特殊な並びになる場合の対処法として説明されており、やはり、「風水」 の「巒頭」のように、「子平」の判断も、80%は「干支」の並びだけで決まっている、と考えることができます。 『無学訣』を完全に理解できれば、あらゆる命式を、誰もが、あるがまま的確に判断できるようになり、これ以上「子平」を学ぶ必要のない「悟り」の境地に達することができるのですが、修得には長い持間を要し、なかなか生きているうちに「子平」を使うことができません。
 本書が書かれた目的は、「無学訣」の示す「干支」の並びによる推命、即ち、時間が運命に与える影響を、時間記号である「干支」の並び方そのものから、誰 でも読み取ることができるようにするためであり、「子平」における「無学」の境地を全人類と分かち合うためのロードマップとして、一万通りに上る四干すべ ての組み合わせについて解説します。

 

掛川掌瑛 著作目録 密教姓名学・三式風水大全 

張明澄師 南華密教講座 DVD 有空識密 智慧と覚悟

張明澄講義《員林学》講座 DVD 儒 道 易 禅 経世済民

張明澄講義<命卜相>DVD 明澄五術・張明澄記念館

張明澄 占術特別秘伝講座 DVD 風水・無学訣・ 宿曜・太乙・工門

 

    お申し込み先  

日本員林学会 

   代表 掛川掌瑛(東海金)

☎Fax 0267-22-0001

E-MAIL   showayweb◎msn.com 

 


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