珈琲屋の独り言

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南部珈琲について

2018年02月13日 19時07分12秒 | 日記




「南部珈琲」は、1999年(平成11年)に牛久市の自宅で「珈琲工房ぷらすわん」としてオープンしました。
その後、2001年(平成13年)に「南部珈琲」に屋号を変え龍ヶ崎に移転、2004年(平成16年)に牛久市内に移転し、現在に至ります。
オンラインショップは、2005年12月に開設しました。(楽天市場店、Yahoo!ショッピング店)
龍ヶ崎にて、「南部珈琲」オープン時の記事。
常陽リビング平成13年9月8日(土曜日)号
ピックアップのコーナーに掲載


現在の店舗。
皆様のご来店をお待ちしております。

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母が焙煎を担当。娘の私がオンラインショップの運営を担当しています。
家族は私を含めて5人(両親、兄、弟)
+パグ2匹
1996年夏に、東京都町田市より茨城県牛久市に転居してきました。


母が自家焙煎コーヒー豆屋をやることになった時は、正直驚きました。
初めて家でコーヒー焙煎をやってみたときのワクワクは、今でも鮮烈な思い出です。
それまで、生豆すら見た事がありませんでした。まさか、あの白い豆がコーヒーになるなんて・・・!
豆を煎るときに漂う香りは、コーヒーを飲むときの香りと又違って、シナモンのように甘くて香ばしく、すごく感動したのを覚えています。
今もお店で焙煎しているときも、お店の前を通る人がみんな「いい匂い?♪」と言って歩いて行くのが嬉しいです。
大好きなコーヒーの香りに包まれる幸せを感じるのは、自家焙煎コーヒー屋の醍醐味。
是非この「香り」を皆様にも堪能していただきたいです。

私がお店の手伝いをするようになったのは、今のお店に移転してしばらく経ってから。
会社勤めを経て、オンラインショップ業務の運営を手伝うことから始めました。
始めは、コーヒーの知識もままならず、母にいろいろ聞いたり商品を紹介するために説明書や本を読みながら覚えていったという感じです。

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ご来店いただくと、生豆がズラリとお出迎え


長年愛用の焙煎釜。

ジュリ & マリ


「ブレンドコーヒーの命名」
味の特徴や雰囲気だったり、季節にちなんだ命名だったり、よりお店の個性が現れるブレンドコーヒーの名前。
そういえばうちのお店のブレンドコーヒーの命名って、どうして決まったのだろうか。と思うことがあって、オリジナルな名前のブレンドの命名秘話を母に訊ねてみました。
「ぷらすわんブレンド」・・・最初のお店の名前「珈琲工房ぷらすわん」にちなんで。
「南部珈琲ブレンド」・・・お店の名前「南部珈琲」のオリジナルブレンドなので。
「牛久シティブレンド」・・・元々は「シティブレンド」だったんだけど、ここは牛久だし 牛久市=牛久シティ。で、牛久を後付したの。
あら、意外と素直な由来でした。

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「いきなりコーヒー事件」


全自動焙煎器付コーヒーマシン「いきなりコーヒー」。
コーヒー生豆から焙煎、ドリップまで自動でやってくれる優れもの。
既にメーカーさんで製造が終了していたこともあり、お店で扱っている生豆とセットにして、オンラインショップを立ち上げてから細々と売っていたのです。
ある土曜日のお昼時、何気なくパソコンを開くと、急に注文のメールが激増!
それこそ「いきなり」の現象に、何かあったのか?と戸惑っていると、お問い合わせの電話もかかってくる!
電話のお客様から事情を聞くと、どうもテレビの情報番組で、ある俳優さんが「いきなりコーヒー」の焙煎機をご紹介されていたのだとか。
嬉しいのとビックリなのと、在庫を確保できるのかのと不安が入り混じった気持ち。今でも鮮明に記憶が甦ります。
結局、番組放送後数時間で、メーカー在庫品含め全て完売した今や幻の商品です。
その後、大量のマシンが届き、自宅で荷造りして、トラックを頼んで出荷。
あれから5年以上経ちますが、今も、その時のお客様から生豆のご注文を頂くと、まだ大切に機械を使っていただいているのだなと、感謝の気持ちが湧きます。
後にも先にも、この話は南部珈琲では伝説です・・・。
伝説のマシーン!

※ ちなみに、この伝説の「いきなりコーヒー」は現在、製造されておりません。
コメント
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