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腐女子&妄想部屋へようこそ♪byななりん

映画、アニメ、小説などなど・・・
腐女子の萌え素材を元に、勝手に妄想しちゃったりするお部屋です♪♪

A ROUND TRIP TO LOVEの日本語訳②

2021-03-01 21:55:15 | 双程関連
パート①からの続き。10:38からの部分になります。


【母親が入院している病院へ亦晨が運び込まれ、そこへ小辰が駆けつける。】

小辰  亦晨・・・!
亦晨  兄さん・・・

【ストレッチャーに横たわる亦晨の手を握りしめる小辰。】

小辰  どうしたんだ、何があった?
亦晨  何も・・・。 ちょっと、足が動かなくて。

【小辰が医師に尋ねる。】

小辰  先生! 弟に何が起こったんですか?
医師  彼の足は、一時的に麻痺しています。 いつ回復するかは、わかりません。
小辰  それはどういう意味ですか!?
医師  簡単に言えば、彼の足は動きません。

【衝撃のあまり、よろめく小辰。】

小辰  ・・・いったい、どうしてこんなことに・・・

【その呟きに答えるように、泰朗の視線が陸風に向けられる。それを目で追う小辰。】
【やりきれない表情で、陸風が説明する。】

陸風  俺が亦晨を押しのけたら・・・。 
     でもきっと、いい医者を見つけるから! どれだけ時間がかかっても、必ず探し出すから!
     俺にできることはすべてするよ!
泰朗  治療費はすべて俺が払う! お前のカネなんかいらない!

【言いざま、陸風を殴りつける泰朗。 しかし、陸風は抵抗しない。】

亦晨  泰朗・・・落ち着いて。

【泰明をなだめる亦晨。 その手を握って、】

泰朗  行こう・・・。

【ストレッチャーを押し、立ち去ろうとする小辰に陸風が呼びかける。】

陸風  小辰・・・

【立ち止まり、悲しげな表情の小辰。】

小辰  ・・・帰ってくれ・・・。
     ここから、消えてくれ!

【そう告げ、小辰は立ち去っていく。 一人取り残される陸風・・・。】



【母親の病室。 看護師が母親の点滴を取り換えながら話す。】

看護師 峠は越えましたが、まだ一人で動き回ることはできません。
     ベッドで安静にしていてください。 食事はお持ちしますので。

【そう告げると、看護師が部屋から出ていく。】
【隣のベッドの入院患者のところに娘が来ていて、二人で話している内容が母親の耳に聞こえてくる。】

患者  彼女はとても可哀想なの。 
     彼女は病気、そして下の息子さんは足が麻痺して入院してるの。
     上の息子さんは、彼女と弟、二人の面倒をここでみてるのよ。 大変よねぇ。
娘   ほんとねぇ・・・。

【亦晨まで入院していることを知り、驚いた母親がベッドから降りて歩き出す。】
【院内を歩き回っていると、小辰が二人分の食事を持って歩いていくのを見つけ、後をつける。】
【亦晨の病室へ入っていく小辰。 その光景を見て愕然とする母親。】

小辰  亦晨、食事持ってきたよ。 食べよう。

【亦晨の介護をする小辰たちの姿を見て、涙を流し嗚咽する母親。】

小辰  泰朗、顔洗ってこいよ。

【泰朗が洗面所へ向かうためこちらへ歩いてくるのを見て、慌てて涙をふきながら隠れる母親。】

亦晨  兄さん、もう母さんへ食事は持って行ったの?
小辰  まだだ。 後で持っていくよ。

【よろめきながら、母親は自分の病室へ戻っていく。】


【母親のベッドサイドでうたた寝をしている小辰。握っていた母親の手が動いて目が覚める。】

小辰  母さん・・・どうかした?
母親  亦晨は・・・もう足が動かないの?
小辰  ・・・・・・(しばし何も言えない)
     ・・・そんなことないよ。 泰朗が東京で最高の医者を見つけてくれたんだ。
     東京へ行けばすぐ治るよ。 絶対治る!

【じっと聞いていた母親が、小辰の頬に手をやって】

母親  小辰・・・痩せたわね。 体を大事にしなきゃだめよ。
     あなたも亦晨も、体には気をつけなさい。 母さんの言うことをちゃんと聞いて。
     小辰、結婚しなさい。 そして家庭を持つの。 子供も作って。
     ・・・そういう人生を送りなさい・・・。

【そして、母親の意識がなくなる。】

小辰  ・・・母さん? 母さん!? 母さん!!
     看護師さん、先生! 誰か!! 母さん!!(ナースコールを押し続ける)

【母親の手を握りしめたまま】

小辰  わかったよ母さん・・・約束するよ。 約束するから・・・母さん・・・!

【やがて看護師と医師が駆けつける。】

看護師 ちょっとどいてください!(と言って小辰を母親から引き離す)
小辰  母さん・・・母さん・・・!

【ちょうどそのとき、階下の亦晨も母親の異変を感じたのか、】

亦晨  ・・・母さん・・・?
泰朗  亦晨? どうかしたのか?

【医師が、小辰に告げる。】

医師  全力を尽くしましたが、残念なことです。 午前2時5分、息をお引き取りになりました。
小辰  母さん・・・!!



【路上。 車に乗った小辰が前方を睨んでいる。 そこへ陸風の車が停まり、陸風が車から降りてくる。】
【ひたすら陸風を凝視する小辰。 やがて、陸風めがけ一気にアクセルを踏み込む。】
【が、直前で急ブレーキをかけ、車は陸風の眼前で停まった。 ハンドルに突っ伏して荒く息をもらす小辰。】
【陸風が運転席の窓を叩く。 小辰がウインドウを開ける。】

陸風  俺を殺したいと思ってるなら、なぜブレーキを踏んだ?
小辰  ・・・・・・
陸風  小辰、本当にすまない。 おまえの母さんが亡くなったこと・・・。
     どうやって償えばいい?
     俺が車に轢かれれば気が済むのか?
小辰  ・・・そうだ!
陸風  ・・・おまえが、そう望むなら・・・。

【おもむろに車道へ歩き出す陸風。 やがて、走ってきた車に陸風が撥ねられ、目を見開く小辰。】



【病室のベッドに、包帯を巻かれた陸風が横たわっている。 傍らには父親と姉がいる。】

父親  おまえは何を言ってるのかわかってるのか?
     おまえが約束を守らないと言うのなら、俺はおまえを息子として認めない。
     家からも金は出さんからな!
陸風  俺はもうすべてを捨てる。 彼女と結婚はできない。 誰とも一緒にならない。
     ル家とも関係ない。 だから、ル家の恥にもならない。
父親  このろくでなし!

【近くにあった花瓶を父親が投げつけようとするのを、姉が止める。】  

姉   お父さん、やめて!
父親  俺はそんな息子を持った覚えはない。 医療費も自分で払え!

【そう言い捨てて父親が病室から出ていく。】
姉   なぜお父さんにあんなことを言ったの?
陸風  俺は言いたいことを言っただけだ。 おかげで気分がいい。

【姉はそれ以上何も言わず、かわりに一通の案内状を手渡す。 それは小辰とランの結婚招待状だった。】

陸風  ラン・・・上出来だ。 ハイレベルな女性だ。

【独り言のように呟く陸風。 不意に手にしていた指輪が床に落ちる。 拾おうと手を伸ばすと、姉が拾い上げてくれる。】

姉   小辰は、もうあなたとの関係は終わりにしたのよ。 あなたはいつまで自分を苦しめるの?
     お父さんに謝って許してもらいなさい。
陸風  俺は謝らない。 俺は誰の命令も受けない。 
     俺は陸風、奈落の底から這い上がってやる!



パート②終了~☆(24:21までの分です) パート③へ続きます♪ 
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A ROUND TRIP TO LOVEの日本語訳①

2021-03-01 21:54:07 | 双程関連
私が現在ハマリにハマっている中国のBLドラマ、「A ROUND TRIP TO LOVE(双程)」。
パート1とパート2に分かれていて、パート1の方は日本語訳のついている動画を見つけたんですが、
パート2の方は日本語訳つきのものがなさそうだったので、私のつたない英語力をフル稼働させて
自己流で訳してみました。

何しろ英語力のなさは自覚するほどでして、ゆえに間違ってるところも多々あるとは思いますが
それでも何となく雰囲気は伝わるんじゃないかと思いまして
あえてここに書いてみることにしました。

動画に直接字幕を入れることができればいいんですが、やり方がわかりません(´・ω・`)

なので、台本形式で書いてみました。

それでは、いってみよっ!☆


注:ル・フォン(高泰宇)=陸風
  チャオ・イーチェン(黄靖翔)=小辰
  小辰の弟=亦晨
  亦晨の彼=泰朗


【新年、お祝いの花火が上がる中、陸風が外から小辰に電話している。】

小辰  香港に戻ったんじゃなかったのか? この寒い中何を馬鹿なことを・・・
陸風  窓を開けろよ。

【小辰が窓を開けると、陸風が風船の束を持ってきて】

陸風  ほら、プレゼントだ!

【風船の束には紙袋がついており、その中からCDプレーヤーを取り出す小辰。そしてイヤホンを耳につけ、手の指輪を陸風にかざす。】
【陸風も、小辰に指輪をかざして見せる。見つめ合う二人・・・。】


【小辰の家。ドアを叩く音に、泰朗が対応する。】

泰朗  誰だよドアをガンガン叩くのは! 借金の取り立てか? なんだよ、新年早々・・・

【ドアを開けると】

泰朗  陸風!? なぜここに?
陸風  小辰! 小辰? (泰朗に)これ持ってて。(と言って持っていた箱を泰朗に渡す)
泰朗  これ何?
陸風  小辰!
泰朗  陸風社長、まさかこれを届けるために来たのか? 食器? ホテルの備品じゃないの?
陸風  それはおまえには関係ないことだ。

【物音に気付いて、亦晨が部屋から出てくる】

亦晨  誰か来たの? 陸風? なんでここにいる?
     知らないのか? 母さんはあんたを・・・
陸風  さっきお母さんが寺へ出かけて行くのを見た。少なくとも半日は帰ってこないだろう。
     だからすぐここへ来たんだ。
亦晨  なんて図太いんだ・・・。 いったいどれくらい家の前で見張ってたんだ?
陸風  2時間半くらいかな。(小辰が来たのを見て)小辰!

【壁にもたれる小辰に歩み寄り、顔を近づけて】

陸風  小辰、俺に会えなくて淋しかったか?

【小辰は何も言わず、少し微笑んで陸風の服についた埃を取ってやる】

泰朗  陸風社長、あんたってほんとにウンザリさせるよね。
陸風  俺はこれからもっと来るよ。 君らだって俺たちを見ていたいだろ?
小辰  何言って・・・

【有無を言わせず陸風が小辰を抱き寄せる】

小辰  彼らが見てるよ。
陸風  かまうもんか。

【そのままイチャついてキスしようとしたとき、玄関のドアが開いて母親が帰ってくる】

小辰  母さん・・・!

【素早く離れるが、二人の姿を見て絶句する母。】

母親  陸風・・・! なんであんたがここにいるの!?

【そう言いながら陸風をバッグで殴りつける。】

母親  誰が来ていいって言った!?(なおも殴り続ける)
泰朗  おばさん!
母親  あんたは私の息子に何をしたかわかってるの?
     あんたのせいで息子はあんなことになったのに!
小辰  母さん! 母さん!(と言って小辰は母親を止めようと羽交い絞めにする)
泰朗  おばさん!
母親  出てって! これ以上うちに迷惑をかけないで!
陸風  おばさん、俺の話を聞いて。 俺は真剣なんだ。
小辰  陸風!
母親  何を言ってるの!?
小辰  母さん、俺の言うことを聞いて、怒らないで!
母親  うるさい! 

【小辰の腕を振り払って、陸風を指さしながら】

母親  こいつが私たち家族を壊したのよ! あんたをこんな風にしたのはこいつなのよ!

【ひとしきり叫ぶと、不意に母親がよろめく】

小辰  母さん? 母さん!

【小辰と亦晨が母親を支える】

小辰  もう怒らないで母さん! 陸風、お願いだから帰って!
泰朗  そうだ、今すぐ帰れ!

【彼らのやり取りを聞いていた母親が独り言のように】

母親  あんたたちなんかいなくなればいい。
    諸悪の根源、ここから出ていけ、消えろ!

【そう言って母親が小辰を引き倒す。椅子にぶつかり倒れる小辰。】

陸風  小辰!?
亦晨  兄さん!

【額を打って倒れた小辰を二人が抱き起こす。】

母親  この恥知らず! 
泰朗  おばさん! (と言って母親をなだめる)
母親  なんでこんな不道徳なことするの! なんでこんな息子を持ってしまったんだろう!

【その母親の言葉に、怒りをあらわに立ち上がる陸風。】

泰朗  おばさん、そんなことは・・・聞いてよ、おばさん!
    陸風、そもそもあんたがいけないんだ!
   
【陸風と揉み合う泰朗。】

陸風  うるさい、どけ! なんで小辰が悪いんだ!? なぜ!?

【泰朗を突き放しながら】

陸風  おまえだって、俺たちと同じだ!
    おまえと亦晨も、俺たちと同じなんだろうが!

【陸風のその言葉に、全員が凍り付く。】

母親  いま、何て言った・・・? いま、なんて・・・

【そう言って母親が倒れる。】

全員  母さん! おばさん!


【病院。母親は入院することになった。傍らには小辰が付き添っている。】

母親  いっそ死んでしまえばよかった。 私が死んだら、あんたたちは好きなようにできるのにね。
    お父さんも私も、土の下に居れば何も見なくて済むのに。
小辰  母さん・・・!
母親  あんたが母さんのことを思ってくれてるなら、彼と別れて。
小辰  母さん・・・。
母親  ランはいい娘よ。彼女を見て。 なんであんたが彼女を拒絶したのか理解できない。
小辰  それは・・・できないよ。 俺が愛してるのは、陸風なんだ。 彼と離れることはできない。

【涙を流す小辰を見て、おもむろに母親が彼の手を握りながら】

母親  小辰・・・無理にとは言わない。 あんたも亦晨も、私にとっては可愛い息子。 決して苦しめたいわけじゃない。
    でも私は、あんたたちがいつか家族を持つことを望んでる。 そして、可愛い子供を授かって・・・
    それが、私の望み。


【陸風が小辰の携帯に電話をかけている。】

携帯  『ただいま電話に出ることができません。 伝言のある方は・・・』

【電話を諦め、メールする陸風。】

メール 『いま1階にいる。 おまえを待ってる。 いつまでも待ってるから。』

【メールを見るが、小辰は返事は返さない。 その後も、陸風は幾度か電話をかけるが小辰は出ない。】
【廊下をあてどなく歩いていた小辰が、陸風を見つける。 しかし声はかけず、陸風も気付かないまま、二人はすれ違っていく。】
【ようやく小辰が陸風にメールを返す。】

メール 『帰ってくれ。 俺たちは少し距離を置いた方がいいと思う。 お互い、会わないでおこう。』

【メールを見て、怒りのあまり携帯を床に投げつける陸風。】


【泰朗の店のドアを激しく叩く陸風。】

陸風  開けろ! ここを開けろ!

【中から泰朗が鍵を開けると、陸風が乗り込む。】

陸風  小辰! 小辰!
泰朗  あんた、何しに来たんだ!
陸風  うるさい! 小辰!
泰朗  あんた、頭がおかしくなったんじゃないのか!?

【亦晨を見つけ、陸風が歩み寄って尋ねる。】

陸風  小辰はどこだ?
亦晨  ・・・知らない。
泰朗  陸風、あんたに言っとく。 俺の店で勝手なことをするな!
亦晨  陸風、あんたが落ち着くまで兄さんは会わない方がいいって思ってるんだよ。
陸風  落ち着く? こんな状況でどうやって落ち着けというんだ! 彼を出せ!

【と言って陸風がテーブルを蹴とばす。】

泰朗  やめろ!

【さらにギターを投げつける。】
【陸風が亦晨の胸倉をつかみあげて】

陸風  おまえ、俺に隠してるだろう? いいだろう、母親の病院で待ち伏せてやる! 俺はこんなこと信じないからな!
亦晨  正気か? 本気でそんなことを!?

【詰め寄る亦晨を陸風が突き飛ばす。】

泰朗  おまえは何がしたいんだ!? バカヤロー! 陸風、おまえは気が狂ってる! 畜生!

【陸風と泰朗が殴り合いの喧嘩を始める。それを止めようと亦晨が間に入る。】

亦晨  陸風! 陸風! やめろってば、陸風!

【しかし二人はなかなかやめない。何度も止めに入る亦晨を、陸風が思い切り突き飛ばし、テーブルの角で腰を強打する亦晨。】

亦晨  泰・・・朗・・・

【床に倒れたまま動けない亦晨に気付き、泰朗が陸風を振り払って駆け寄り抱き起す。】

泰朗  亦晨? 亦晨!? どこか怪我したのか!? どこが痛む、大丈夫か!?

【事の重大さに気付いた陸風が、二人を見つめながら立ち尽くす。】



PART①終了☆(後半動画10:38までの分です)→PART②へ続きます♪
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