何となく、ブログに記す内容も、
色々楽しい方に逃げていました。
数値と向き合うのも…なかなかシンドイものです…
そして重たくなります。
ご興味のない方はスルーをお願いいたします<(_ _)>
内容重たいですが、同じような病を患っているコの、
小さなヒントにでもなれば…と、これまでも記してきています。
*
うぃるは幹細胞治療を受けました。
※幹細胞治療詳細については、
上記の文字をクリックしていただくと過去ブログへ飛びます!
まだまだ手探りの治療法との事ですが、
効果を期待できる…という項目のうち、
うぃるは幾つかの該当があり、下記に希望を託しました。
「腎不全」「炎症性腸疾患」「アトピー性皮膚炎」
一番は、腎臓への何かしらの効果の期待。
そして低アルブミン状態から疑われている腸疾患。
アレルギーも抱えているのでオマケでも効いてくれたら。
そんな想いからでした。
新しい病院での健康診断12/28
現主治医の元での健康診断1/31
を行い、その検査結果が出てきています。
◆12/28の病院は救急用の為の新規開拓※だったこともあり
※かなりご近所な上、夜間救急受付もしている病院!
「健康診断セット」なるものを受けたので、
「血液、エコー、レントゲン、心臓、尿、便検査」が含まれていました。
◆1/31の現主治医の元での検査は「血液検査」のみ。
幹細胞治療の成果を見るためのものでした。
◆12/28
「エコー、レントゲン」…は、
経年劣化等は認められるものの、突起した問題なし。
「心臓」も問題なし。
「尿、便」も問題なし。
引っかかったのは、やはり、
SDMAと、アルブミン数値。
そして前十字靭帯断裂の件でした。
*
<混乱するので、今回は腎臓にテーマを絞ります>
まず、SDMAとは?
そう思われる方も居るかもしれません。
2016年8月~全国の動物病院で対応(※)されるようになった、
※外注検査になります。
新しい腎臓機能の検査項目です。
尿検査や血液検査よりも早く、
事前に、腎臓機能低下を知る事が出来ます。
詳しくは、一番下に「補足」として加えます。
うぃるの話に戻ります。
◆12/28…SDMAは過去最悪の20(基準値1~14)
それでも現段階ではBUN、Creなどは正常値内なこと、
尿検査にも異常はないこと、
またSDMA数値は「日によりふり幅が有る検査」とのことで、
併せてエコーなどの診断も含め、
腎臓のサイズ※等も考慮すると、
※機能低下が顕著になると腎臓が萎縮し硬くなり
明らかなサイズの変化などを確認できるのだそうです。
これまで上手に共存できているのでは…との報告。
これまでの食生活スタイル、ケアを継続してくださいと言われる。
◆1/31…SDMA16
SDMAは、やはり日によりふり幅があるようです。
BUN、Cre、Pなどは基準値内ですが、
基準値内の中でも徐々に上がってきています。
この段階でのS先生の見解は、
幹細胞治療は、腎臓には効果(数値)を確認できなかった。
という現実です。
SDMAでの腎機能低下を知ったのが2016.2月。
早々のケアをスタートし、一時はSDMAは基準値内に。
再び基準値を外れた(SDMA16)のが2018.5月。
ここから換算するとして、いよいよ…
9.5ヶ月目を迎えようとしています。
沢山のケアを続けここまで来ましたが、
この3年の間に、うぃるの加齢※もあり、
※慢性腎臓病には多くの原因が考えられていて、
その一つに高齢(加齢)もあります。
恐らく徐々に悪化を続けてきたことは間違いありません。
これからの うぃるに、
カイヌシは何をしてあげられるのでしょうか。
その事を、冷静に…
そして うぃるの尊厳を守りながらサポートしていかなければ。
そう、今、強く感じています。
*SDMAの補足として*
SDMA数値に異常が認められた場合、
腎機能は約75%程残されている状態。
基準値(1~14)を外れてから約9.5ケ月を経て、
他の腎機能に絡む数値に異常が認められる様に。
◇尿検査での異常(尿比重が下がる、蛋白尿が出る)は、
腎機能は約35%程残されている状態
◇血液検査での異常(BUN、Creの高値、体内ミネラルバランスの崩れ)は、
腎機能は約25%~10%程残されている状態
この事をふまえても、 従来の検査方法に比べ
SDMAは腎臓機能低下をイチ早く知れる検査といえます。
腎臓は一度痛めると、治る事はありません。
そして、腎臓機能低下の早期発見を、
動物たちの行動の異変から感じる事は、とても難しいようです。
(ギリギリまで、本当にギリギリまで工夫しながら働く臓器なので。)
どうか、健康診断の際、
SDMA項目をチェックしてあげてくださいね!
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闘病生活、応援お願い致します!
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SDMA、次の検査の時に、主治医に聞いてみようかと考えてました。低アルブミンをどうにかしたくて、タンパク質を多めにあげてるので…。再生治療、悩ましいですね。うちは、幹細胞治療から1ヶ月経った時点で、効果なし、、と主治医の先生が判断されて(ハッキリは言いませんが免疫抑制剤のスタートを勧めらました)結局免疫抑制剤にも反応しなかったんですけどね(^◇^;)
4ヶ月目で、やっと数値が改善してきて、きっと、ご老体だから、効果がでるのも、ゆーっくりだったのかな、、と思ったりしてます。
腎臓に低アルブミンだと食事も悩ましいですね(T_T)でも、それだけ維持されてるのは素晴らしいと思います!!!
きっと、少しずつ改善されることを、願ってますよ〜!!
コメントありがとうございます。
是非、一つの目安としてSDMA是非チェックされてみてください。
やはり高齢になる事は普通の状態でさえ加齢で腎臓のザルも目詰まり起こしてきている状態らしいので、
知っておくことはマイナスにはならないのかな、って思います。
腎臓に低アルブミン、うぃる、ここにプラス膵臓なので、
全部真逆の問題点が重なって居て、あちらを立てるとこちらが立たず…で、
まるで日本の難しい国際情勢のまっただ中…みたいな状況が、うぃるの体内で起きてて泣きたいですよ…とほほ。
それでも折り合いをつけて…いかなければなのですが…。
幹細胞治療、どんどん進化はしている様ですね。
ただ、やはりまだまだデータ不足…研究途上…なのでしょうね。
どうやら幹細胞の行方を調べようとマーキングなさった方が居て、
「どうやら腎臓には届くけど長く滞在できてない」事が解ったらしいんです。だから効果が薄いのでは…と。
治療法のない分野に、良い意味での新しい風を入れて欲しいのになぁ…と。
でも、これは沢山の病に言える事ですものね。
医療技術の進化を心から願いますね…!
みみさんの嬉しい変化は、暗くなっていた私にとって、
とても明るい光でしたよ!
でも何より、みみさんが良い状態で長く、犬生を楽しめたら、その事が一番うれしいです♪