しおりが退院し、帰宅したのが20日18時頃…。
そこからの1~2時間の経過を見ている限り、
正直、明日、明後日を想像することは
厳しい現状なのでは…と漠然と感じ始めたのでした。
母に連絡すると、兄がまだ自宅に居たこともあり、
スグに車で駆けつけてくれ、
ガラス越しではない(入院中は酸素室)
触れ合うことが出来る挨拶が叶ったのでした。
母と兄が帰宅した後…、
段々と呼吸の変化(辛そう)は感じていましたが、
それでも…眠りだすと呼吸は穏やかになっていたので、
私も隣に簡易寝床を広げ、眠る準備をしたのがコレ ↓
カオスなリビング…( ゚Д゚)
それでもまだ、明日には治療を受ける事を信じていた頃。
しおりを病院へ預けてる間に、酸素室を取りに行こうと算段していました。
しおりが寝入ると私も隣でうとうとし…
せがが動けば寝返りを打たせ…
しおりの呼吸が辛そうだと付き添い…そんなことの繰り返しでした。
夜明けに向かうにつれ…しおりが寝入れる時間は減り、
段々と辛い呼吸の割合が多くなっていきます。
そんな姿に寄り添いながら、この先を…
継続する未来を、段々と描けなくなっていきました。
寝入れずに起きている時の しおりは厳しい呼吸なのに、
ふと…、呼吸が穏やかになったので
しおりの見つめる方へ私も視線を上げると…
窓の外はずっと暗闇だったのに、いつの間にか…
白々と景色が明るくなってきていて、
一緒に夜明けに向かう、朝に向かうその時間を共有したのでした。
何てことないいつもの、家の窓からの景色ですが、
その時目にした情景を、この先も忘れる事はないと思います。
この…
言葉では表しきれないけれど、
この時の目の前に在る情景と、その時漂った空気と、
しおりと共有した感情や決意は、
同じものを五感で感じ合っていた…と、私は思っています。
*
後に知ることになる楽曲ですが、
歌詞が余りにもこの時の心情そのままで…
思わず運転しながら泣いてしまったのでした。
鬼滅の刃のエンディング曲だったのですね。
Aimer「朝が来る」MUSIC VIDEO
縁/子供時代(剣心の義理の弟)出てるしw
思わずご縁を感じちゃいました…
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