3月15日(日)、広島・広島サンプラザホールにて、IGFが『GENOME 8』大会を開催! 14日に全日本プロレスのリングでグレート・ムタを破って三冠王者となった高山善廣と小川直也の初対決が実現した。
この日の注目は、昨日見事ムタからフォール勝ちで三冠王者を獲得し、メジャータイトルを総ナメにして乗り込んできた高山善廣と小川直也との絡み。ともにパートナーに長身で巨体のモンターニャ・シウバとザ・プレデターを従えるなど、何が飛び出すかわからないIGFの雰囲気が満点の試合となった。
試合では、序盤からいきなり小川と高山の絡みが実現。だが様子を見ているのか、小川は激しい仕掛けはせずに、チョップとエルボーを交換してすぐにザ・プレデターにタッチ。中盤、高山がムタからもフォールを奪ったエベレストジャーマンを狙えば、小川もSTOを狙うなど見せ場を作ったが、互いにこれはディフェンスし、結局ここは小川が高山を払い腰で投げて見せた。
試合はIGFの“一寸先はハプニング”を体現するモンターニャ・シウバが大暴れ! 初のタッグマッチということもあってかタッチすることも忘れ小川、プレデターを相手に前蹴りとチョップを中心に激しい当たりで猛ハッスル! 最後は小川と高山が場外でやり合う中、モンターニャがトップロープから恐怖の前転ギロチンドロップを敢行! しかし、プレデターにかわされてしまい、逆にキングコングニードロップを食らってスリーカウントを奪われてしまったのだった。
試合後も収まりのつかない両軍が場外でもみ合う姿を見て、アントンがリングに上がり、「勝負なんてどうでもいいんだよ、やるんならブッ殺せ! 次はシングルでやれ!」と高山と小川に言い放ち、来るべき両者の一騎打ちを示唆。さらに両軍を退場させたあとは、お決まりの1、2、3、ダー!! で広島の観客とともに大会の最後を締めくくった。
あーおもしれーじゃん!
これぞプロレスの醍醐味ってとこか。
願わくば、こういうイベントがTV放映される事がプロレスにもう一度スポットをあてると思うんだが…
プロレスって面白い(≧~≦))よ!
BY NANA