姫ちゃんの気持ち。

「お姉ちゃん　姫ちゃん　ええ子やで‼︎コノ前会ったら　ちゃンと挨拶してくれるしなぁ。
お姉ちゃん　もっと！あの子にかまっちゃりよ」

「コノ前ヮ　ほっとけ！言うてたやん？弟さぁ…なンも知らんくせに姫ちゃんの肩持つなょ」


「お姉ちゃん　あの子の気持ちになって考ぇたコトあるか⁇ないやろ⁇」

「じゃあ　弟さぁ…アタシの気持ちになって考ぇたコトあるかー？
そンなん言われたら　アタシ　しんどいんやケド⁈」

「お姉ちゃんヮ　大人やん！？」

「大人やから　我慢ヮ　出来るケド　我慢も限界があるヮ。アタシばっかり責められたら辛いヮ。
また　辛い言うたら　姉ちゃんヮ　自分ばっかり辛いと思てるやろ⁇とか言われるケド　あの子が辛いのヮ　
自分で仕向けたコトやん。前にも言うたケド　あの子の立場やったらっていうのヮ　考えられるケド　あの子の気持ちにヮ　なられへんヮ。。。」

昨日　姫ちゃンヮ　なンも連絡せず　帰ってこなかった。
Mさンもアタシも　コチラから　どこにいるんや？いつ　帰ってくる⁇なンて連絡ヮ　しなかった。
どうせ　電話しても出ないし　ラインしても既読にならない。
もぅ　知らん。何を言うても　うざい！死ね！クソが！しか言わないやん。

アタシが姫ちゃんの立場やったら　家族と仲良くしたいヮ。毎日　笑って暮らしたいヮ。

でも　姫ちゃんヮ　いくら反抗期やの　思春期やの　か知らんケド　そゆ気持ちヮ　ないやんか。
そゆ気持ちがあったら　親がしていらんと思うコトヮ　しないょ。
だから　アタシヮ　あの子の気持ちになれなぃ。
嘘ついて学校さぼったり　テストも赤点だらけで　夜も遅くまで帰ってこなぃし　家のお金も何度も盗る。
風呂ヮ　入らない。風呂に入れと言ぇば　自分が入れ！クソが！って言ふし　ご飯やで！って呼べば　何度も呼ぶな！クソが！
って言うねん。何度も言われたら　大人でも　50過ぎても　我慢出来へんで。もぅ　知らん！ってなるで。
かまっちゃりよ！って言うケド　かまったらかまったで　また　かまい過ぎや！ほっとけ！って言ふんやろ？
何しても　姫ちゃんの肩持つ人ヮ　偽善者ぶって　母親のアタシを責めて　偽善者ぶってる自分に酔いしれるだけやん。
そンな人にもぅ　振り回されたくないヮ。

弟　なんもしらんやん。

姫ちゃんに前に話したコトがある。

「ハルとかんがまだ小さい頃　親子4人で南港でやってる子供のイベントに遊びに行くコトになってなぁ。
ほんとやったら　ゆっくり遊んでおいで〜って言ってほしいトコロ　姑に「早ょ帰ってきて　晩御飯してや‼︎」って言われてなぁ。「晩御飯ヮ　鍋をするから。もぅ　材料も買ってあるから〜」と言って出かけたねん。
でなぁ。6時までに帰らな姑がうるさいから早めに南港を出たンやケド　帰り渋滞でぎりぎりになってしもて
このまま帰ったら6時5分前くらいになるなぁ…って思ってたら　旦那が「鍋に入れる餃子買った？」って聞くねん。
「餃子⁇買ってないケド。」「餃子　入れたら美味いやん。餃子　買ぅて帰ろ？」
「いゃいゃ　もぅ　6時やから　今日ヮ　もぅええやん」そう言うてるのに　旦那がスーパーに寄って餃子だけ買って　
6時8分くらひやったかなぁ。ま！6時をちょっと過ぎてしまったねん。そしたら　姑が「早ょ　帰っておいで！って言うたのに！もぅ　お父さんの分と2人分　ブリの切り身買ぅてきて用意したヮ」と言って　ブリの照り焼きを2人分しててなぁ。。。
おまけに「今日から晩御飯の用意　もぅしてくれらんでええヮ！」って言われて　その日から　姑ヮ　2人分晩御飯の用意をして自分らの部屋に持って行って食べてたねん。でも　アタシヮ　どうしたら良いかわからなくて　毎日　家族分　ご飯を用意してて　もぅ10日だったか2週間だったか経って　旦那にもぅ　晩御飯　自分らの分だけでええんちゃう？って言われて。
そうやね…ってアタシも言って　もぅ　姑さんらの分を作るのをやめたねん。そしたら　姑さん　めんどくさなったんやろね。「今日から晩御飯一緒に食べるヮ」って急に食卓に来て椅子に座ってん。昨日まで作ってたのに　姑さんたちのおかずを今日ヮ　作ってなぃ…どうしよう…って　もう一日　作れば良かった…って凄く罪を感じてしまって　アタシヮ　パニックになってしまって申し訳なくて泣きながら実家に帰ったコトがあってなぁ。
それが人生で一番辛かった思い出やねん。なんで　アタシヮ　もう一日作らなかったんだろうって凄く自分を責めたヮ。
だから　姫ちゃんに「明日から　ご飯いらん！」って言われても　アタシヮ　アノ時のコトがトラウマやから　晩御飯ヮ　作るょ。もぅ　姫ちゃんが食べに来ないから作らんヮ。って言って作らなかったら　姫ちゃんが食べに来た時　また　自分を責めてしまうコトになるから　晩御飯ヮ　いらん言われても　作っておくからね。もぅね。あんな辛かったコトを繰り返したくないねん。だからさぁ　姫ちゃんにも「晩御飯　明日から　いらん」って言われたら　辛いねん。。。ご飯だけヮ　喧嘩しても食べに来て欲しいねん」


コノ話を姫ちゃんにしたためか　姫ちゃんヮ　面白がって　アタシが人生で一番辛かったと言ったコトを再現してくれてます。

Mさンが言います。

「普通なら　七ちゃんが辛かったと言う思い出を2度と味合わせないようにせえなあかん！と思うトコロ
姫ヮ　あえて七ちゃんが苦しむコトをやって　何が面白いんやろ」

アタシもそう思う。
辛かった経験を話したら　わかってくれると思ったら大間違い…
ソレをされるコトになった…

だから　アタシヮ　姫ちゃんの気持ちになって考ぇるコトヮ　出来ない…
考ぇたくもなぃ。

それにさぁ。
大人でも50過ぎても 子にクソが！と何度も言われたら　ショックやで。

アタシの気持ちもあるんやで。
大人やから50過ぎたから　気にすんな！とか
そんなしょーもないコトで悩むな！とか　弟ヮ　言ふケド

姫ちゃんが　クソが！死ね！ってアタシに言ひ続ける限り　何も変わらんょ。
弟ヮ　なんで　アタシが姫ちゃんにそう言われてるか知ってる？
嘘ついたり　お金盗ったりしたら　怒るからだょ。

あの子の気持ちを考ぇるなら

「好きにやらせろや！」

コレが姫ちゃんの気持ちなんじゃないかなぁ。