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nam。のたわごと

わたしの趣味。おもに写真とカメラのページです。
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マイクロUSM。

2007年08月13日 | カメラ&レンズ(EOS-1D,DSLR)
マイクロUSM。

現行カタログでは
EF50mmF1.4
EF-S18-55mm
EF28-105mm
EF28-200mm
EF55-200mm
EF70-300mmIS

銀塩時代の廉価レンズの代表EF28-90mmは、MMマイクロモーターを採用している。
キヤノンカメラミュージアムを見ると、同スペックでUSMとUSMなし(MM)を併売していた時期もあり、十分に早くなったのか統一されたようだ。
ちなみにこのレンズは銀環のみで当然USMロゴはない。


EF28-105mm
EF-S18-55mm
には、マイクロUSMⅡというのが採用されており、高速性、コンパクトな点が謳われている。
何気に手に取ったキスデジとEF-S18-55mmの組合せが、あまりに爆速だったのは衝撃だった。


残念なのは近年リニューアルされたEF70-300mmIS。
なぜ中上級レンズなのにマイクロUSMなのだろう。

EF70-300mmISとEF85mmF1.2Lは、うれしい(?)くらい前レンズの性格を引き継いでいる。
そしてAF機構、モータ種は変えずに高速化をはかりそれを謳っている。

ちなみにこのレンズ、マイクロUSMのクセに(!)金冠である。
銀環USMロゴが確立されていない昔は金冠なのにプラマウントなんてレンズも合ったが、最近になってこのようなレンズが出るということはやはり「金冠イコール中上級の証なのだろうか?」


EF50mmF1.4。
単焦点で唯一のマイクロUSMではないだろうか?
このレンズにリニューアルはあるだろうか?

AFD。初期系のジーコ兄弟、コンパクトマクロなどが採用。最近はない。
MM。唯一EF50mmF1.8が採用。最近はのはEF28-90mm。
マイクロUSMⅡ。単焦点はない。最近もデジイチキット標準ズームに採用。
電子USM。現行ではEF85mmF1.2Lで採用。古くはEF50mmF1.0,EF200mmF1.8,望遠艦体が採用。一体型のパーツの為、高修理代、パーツ不足で修理負荷、メカMFできないので壊れると無用の長物化と散々。

いろいろ書いたが無難なのは普通にリングUSMの採用である。

ではなぜ発売当時リングUSMを採用できなかったのだろう。
なぜマイクロUSMにギミックをかませフルタイムにするというマニアックことをやったのだろう?
コストだろうか、大きさだろうか
時代的には、EF100mmF2、EF85mmF1.8、EF20mmF2.8、EF50mmF1.4、EOS-1N、EF28mmF1.8。
ちょうど現在にも残る代表的なリングUSMレンズが発売された時期である。
リングUSMの技術が無かったとは思えない。
またEF50mmF1.4は、当時の50mmF1.4AFレンズとしては相対的に高価で、ズーム時代の単焦点(必要な人だけが買う)という位置づけのレンズである。

恐らく当時はリングUSM自体のコストが高く、大きさも大きかったのだろう。

あとはインナーフォーカスの問題がある。
広角、中望遠、望遠でインナーフォーカス、リアフォーカスは採用されている。
なぜ、標準レンズ、50mmには無いのだろう?

コスト?大きさ?

いずれにせよ一番値段の近いリアフォーカス、リングUSM採用レンズEF85mmF1.8との定価の差額は6000円である。

フォーカスリングの感触
AFの速度
壊れやすいという事実
どれをとっても6000円以上の差があるように思える。

この価格で品質向上か、定価を1万円ほど下げて欲しい。
EF35mmF2プラス、5000円。妥当である。

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