nam。のたわごと

わたしの趣味。おもに写真とカメラのページです。
日々の気分で書いてます。
写真日記も同時進行中!

望遠がない。

2008年11月30日 | カメラ&レンズ(EOS-1D,DSLR)
・EF-S18-55mmIS(200g)
・EF28mmF1.8USM(310g)
・EF35mmF1.4L USM(580g)
・EF70-200mmF2.8L USM IS(1470g)
・EF70-300mmF4.5-5.6DO IS USM(720g)

これが現在のEFレンズの布陣。
下の2本の高額望遠ズームは、それぞれ室内行事、運動会が主な用途である。
またつい最近、EF24-85、EF28-135ISを手放してしまった。
で何がおこったかというと、、、

望遠レンズがなくなってしまった。

その後もいろいろと、自分の使うシーン(焦点距離とレンズ交換のタイミング)やレンズの評判などを検討した。
で、結局のところ、評判も勝手もいいEF-S18-55mmISにうまく接続するレンズは、(写りが良くて、ISなど機能の信頼性のある)EF28-135ISである。という結論に達してしまった。(^_^;
28-85mmに続いて、45-200mmであればこっちを付けている時に子供の向かってきても対応できる。リニューアルはないだろうか(あるとしたら5DMk2のタイミングだったが、、)

次に検討したのがEF-S18-200mmISの10倍超ズームである。
当初これもいいかなと思っていた。
しかしながらネットで繰り返される評判はあまり芳しくない。考えてみれば当然、設計に無理があるのだろう。
重く、値段もそれなりに高いので現時点での順位は高くない。

キヤノン一押しのEF24-105mmF4L。
これも、35mmから170mmと広角側も望遠側もあきらめている感がありなんとも中途半端である。
今回のEF-S18-55mmISに接続するレンズという目的にも合わない。ましてや重い、高い。

EF70-200mmF4L。
行事の様に子供が近寄ってこない、距離感が保てる保証があれば、70mm始まりのレンズでもいい。
しかしながら普段使いでは広角端が長すぎるように思える。それに長い、重い、高い。

となるとEF-S55-250mmISである。
ま、望遠がないといっても余裕こいていられるのもこのレンズの存在があるからである。
写りの評判はいい。広角端85mm、最短1.1mm、望遠端400mm、強力IS。スペックもいい。
気になる点は、EF-S18-55mmISとの接続にのりしろがない点、プラマウント、前玉がくるくる回るなど。
とはいえ、新品で3万くらい、中古で2万ちょい、フジヤカメラでほとんど在庫がきれない。
積極的に購入意欲がわくわけではないが、いろいろと検討を重ね、とはいえ結論がでずにイベント(当面は年末年始の沖縄旅行)が近づけばコレ。的な考えである。


でも待てよ。という考えが浮かんだ。

EF-S18-55mmISに続くレンズでEF-S55-250mmISじゃ、キスWズームと同じじゃん。
エンジンの違いでX2の方がいい写真が撮れるかもしれない。
フィルムからはじまり、一時期はEOS-1V 2台にL4本、デジ移行して、中級機EOS30Dを持っていて、、
一応カメラに詳しくて、こだわりがあり、、、
時間と金と頭を駆使していろいろと布陣を考えた結果が、Wズームキットレンズとは、
なんともいやはや、しかじかかくかくなのである。


ということで、今一度単焦点を検討してみた。

EF20mmF2.8
不人気のせいか新品価格と中古の差が大きい。
EF-S18-55mmISと比べて最短同じ、明るさ半段、重さ倍。
逆光弱く、フルサイズ20mm用の不格好なフード。分が悪い。

EF24mmF2.8
USMじゃない。35mmF2.8に新たな投資はできない。

EF24mmF1.4L
本来は手の届かないレンズだが2型がでた後の1型の下落に期待し候補に。
とはいえフィルムでEF35mmF1.4Lを使いこなせなかった過去がある。
(APS-CになってEF35mmF1.4Lの出番はとても増え、傑作も増えている。)
あと、EF35mmF1.4Lとほぼ同じ重さだが、筒が短いせいかボディとともに手元で重い感じがする。
なんというか軽快でない。35mmらしく使えない。

EF135mmF2L、EF200mmF4L
写りには定評のあるレンズであるが、APS-Cでは長い過ぎる。そして重い、高い。

EF85mmF1.8、EF100mmF2
EF-S55-250mmISと比べて、重さでちょい重っ、最短ちょい近っ、明るさで2段ないし2.5段。筒の長さで4cm短い。先のEF20よりは、ズームとの差が顕著である。
EF85とEF100、差はないという情報とEF85が女性ポートレ、EF100が男性ポートレ、風景向き。EF85は周辺が多少甘く、それがポートレ向き。ボケの中心からぼけるのがEF100(2線ボケ)、輪郭からぼけるのがEF85などなど
中古では、EF85の方がタマは多く。EF100は、マクロなどもあるためF2は少なめ。新品は、EF100が高く、中古では同じくらい。
とはいえ自分的にはその焦点距離に着目したい。
望遠は、135mmで何とかする。これは潔いし、確かに何とかなる。
問題は、EF85、EF100どっちが135mmに近いかである。
単純に1.6をかければ、EF85が136mm、EF100が160mmである。
とはいえ以前SPA-Cの画角について、1.4倍くらいに感じると書いたことがある。
(20mm→28mm相当、24mm→35mm相当、28mm→50mmより一息広い、35mm→50mm)
1.4をかけるとEF85が120mm、EF100が140mmとなる。
ま、半段明るいし、85mmF1.8でいいかと思っている。


EF-S18-55mmISとEF85mmF1.8
EF28mmF1.8とEF-S55-200mmIS

なんて組み合わせだと通っぽい(自己満?)し、実際メリハリの利いた撮影ができそうだ。

EF85mmF1.8、EF-S55-200mmIS。
この2本が空白の望遠レンズ域の候補である。

テレエルマリート90mmF2.8

2008年11月29日 | カメラ&レンズ(EOS-1D,DSLR)
テレエルマリート90mmF2.8を購入してしまった。

85mmか、90マクロ、135mmか、135mm相当の85mm、160mm相当の100mm、200mm、200mm相当の135mmそしてその画角をはさむズームレンズ。
ポートレートレンズとしていろいろなレンズを検討した。
今更ながらわかってきたことは、描画のいいレンズは、必要だがそれだけでは十分ではないこと。

つまり、
・ポートレートレンズ(大口径)をもってして正確なピントを実現するシステム。
・素人(家族)相手なんで、被写体に警戒心を起こさせないシステム。
この点も重要なポイントなのだ。

どうも一眼レフは相手に警戒心を与えるようだ。
脇を締めてレンズを構えると狙われている!という感じがするのかもしれない。
ましてやMFでじっくりというのはだめっぽい。
高速EOSでぱぱっととも考えたが、正確なピントと考えると中央一点フォーカスロック、AF点選択、AF後MF調整、いずれも結構手間がかかる。

焦点距離をいろいろと試したり検討したりした。
85mmは個人のパーソナル領域には踏み込まない距離と言われるが、さらに135mmあたりは、個人が警戒心を感じる一番外側のような気がしている。つまり135mmは、一番ながい(程度の差はあれ撮られていることを意識させる)ポートレートレンズであり、それを超える200mmは、(盗撮的な撮り手を意識させない)望遠レンズであると思えてきた。
85mm、135mmでは、警戒されるし、200mmでは遠すぎる。

ズームに関しては、対応幅は広いが、ボケやレンズの性格を考えるとポートレートレンズとしては重いF2.8通しズームしか選択肢がなさそうだ。

ぶっちゃけ言えば、構図なんてみんな一緒でもいい、顔アップ、バストショット。いい表情(自分がみても、相手がみても)をとらえることが第一義だ。


で、ふと思い立ったのがライカを使う。という考えだ。
実は、今ちょうど読んでいる「撮るライカ」にライカで望遠の記述があり、興味がわき始めていた。
それまでは、ライカで望遠なんてアウトオブ眼中で、歴代90mmにどんなレンズ、呼び名があるか全く無知であった。
調べてみると、テレエルマリートの2代目と言うのが、適度に短く、軽く、明るく、そして何より安いということがわかってきた。
小振りなレンズは、相手の警戒心を薄めるだろう。
F2.8なら室内で使える。

また、その本には、測光やファインダー枠を考えるとM7の0.85がおすすめ!というくだりがあり、その気にさせられていた。

いい感じのポートレートが撮れれば、多少のキズ、クモリはいいのかなと当初から考えていた。(クモリ→ソフトフォーカス効果?!)
で、今日安価で購入できたテレエルマリート90mmF2.8は、中玉にキズがあるが、ドイツ製、ラバーフード、キャップ付きというものであった。
ドイツ製、ラバーフード、キャップ付きはうれしい誤算である。
週末に試してみようと思う。

FD小物

2008年11月28日 | カメラ&レンズ(EOS-1Ds,一眼)
オクで落札したBT-58が届いていた。
さっそくNFD80-200F4Lに装着したがいい感じである。
多少経年劣化でべとついていてレンズ先端にべとべとが付着したが、クリック感はありちゃんと留まる。

あと昨夜、探していたAE-1Pの全面マットスクリーンCも落札できた。
(NewF-1のものの半額以下)

昨日のこともあり、まずは、魂入れてピント合わせをしよう!!と思う今日この頃である。

4システムの感想

2008年11月27日 | カメラ&レンズ(GF1、小ライカ )
フィルムを4本出したのがあがってきた。

FA77mmLimitedとP30。
これは、プログラムでとったにもかかわらずほとんどがピンぼけであった。
室内で撮るケースが多かったのでおそらく解放近くのかなり薄いピンだったのであろう。
ただし、36枚中、3,4枚。「参りました」という感じの写真が混じっている。
やっぱりこのレンズは手放せない。
撮って撮って撮りまくるしかないと思うし、やはりこのレンズ(を使う生活)は、フィルムだなと確信した。


鉄。NewF-1とNFD80-200F4LとNFD300F5.6。
NewFDの最大の特徴、かなしいかなレンズの調子が統一されている。
Lレンズの方が際だって色乗りがいいとか、シャープであるという感じはない。
「どっちだっけ?」という感じである。
写真は、ま、ファインダーから覗いた迫力みたいなものは、表現出来ていない気がしている。
修行が必要であるし、これも場数が必要である。
そうしょっちゅう電車も来るわけではないので、これもフィルムで一枚一枚魂を込めようと思っている。


ライカM3。
結構長くフィルムが入っていたので、どのレンズで撮ったかの記憶が飛んでいる。
50mmのズミクロン(レバーとヘリコイド)、35mmのズミクロン(8枚とASPH)、一部はエルマリートもあるかもしれない。
総じて、きっちりくっきりライカの写りである。
ただし、その中に1,2枚。明らかに8枚玉という写りの写真がある。
皮膚のなめらかさ、やわらかさがひと味違う。ただし産毛やまつげはしっかり描画されている。
バックのボケは溶けるようににじんでいる。
光が差し込むような時に出るような気がする。


ベッサTとエルマリート28mmとライカビューファインダー。
とくに都会的な建造物の縦線、横線、曲線。ガラスの反射にほれぼれしている。
GRににているが、色がやさしい。これも事前の情報どおり。
この組み合わせだと、結構の比率で縦構図を使っている。
(個人的にはMライカの縦は苦手意識がある。)
28mmの縦、都会の風景。
システムとしても軽いし、自分の意志を反映できる機能も豊富。
かつてGR1sを手放したときの思い。「写りはいいが、撮ってる感に乏しい」これをちゃんとカバーしている。

FD50mmF3.5macro

2008年11月26日 | カメラ&レンズ(EOS-1Ds,一眼)
buchiさんからお借りしたFD50mmF3.5macro。

手元のFD50mmF2と比べるがやっぱりファインダーが暗い。
露出だが、自宅室内だと30分の1でぎりぎりF4くらいでシャッターが切れる。

もうひとつはやっぱり、外観が好きになれない。
なんとたとえたらいいのだろう。アリクイの逆!?
なんともいえない正面から見た顔だ。

確かにFD50mmF2は、最短が60cm(F1.4は45cm、F3.5macroは23cm)寄れることはうれしいと言えばうれしい。

28mmF2を起点に考えたFDシステム。
2番手は、135mmF2.8。
そして、3番手は50mmマクロなんておもしろいかなと考えていたが、、、
とりあえず、お散歩セットは、28mmF2と135mmF2.8でいいかなと思ってきた。

お散歩セット。28mmF2と135mmF2.8

鉄セット。35mmF2.8、80-200mmF4L、300mmF5.6

レンズ付きボディキャップ。50mmF2、35mmF2.8、28mmF2.8

こんなこと考えている。

ACとAK。

2008年11月25日 | カメラ&レンズ(EOS-1Ds,一眼)
フジヤジャンク館でNewF-1用のフォーカシングスクリーンACを入手できた。
AC。平均測光の全面マットだ。

実は、先週末からあるのは気づいていたがその時点では販売価格よりも安く入札していたので見送っていた。で、その入札は、大台に届いてしまい、自分には縁のない結果になっていた。

これで全面マットのフォーカシングスクリーンが二つ。
望遠用のブライトマットのAK、普通のACである。

ブライトマットのAKは、説明書通り広角や標準レンズで多少周辺減光が起こるがあまり気にならない。(とりあえず最高値のAJは無理して手に入れる必要はなさそうだ。)
むしろ二つの違いは、ボケのきれいさである。
AKの方がボケというかピントが合っていないところは汚い感じである。で、ピントの合っているところはきれいにくっきりしている。結果的にはピントはあわせやすい。ネットの情報で「めがねを取ってもピントの山がわかる」というのがあったが、なんか分かるような気がする。

対して、ACのボケはきれいないいボケである。ファインダーの画像自体が作品になっている。なんかうっとりしてしまう。ピントの山はつかみづらいかもしれないが、ファインダーの画像を楽しむ自体が一眼の醍醐味でもある。

NewF-1は、AEワインダーFNをつけて、望遠中心に使おうと思っているので、基本は、AKかもしれないが、時に広角・標準中心で使う場合は、ACもいいかもしれない。

どこかに、NewF-1かPENTAX LXが最高のファインダー、見やすいファインダーの一眼レフカメラだと記述が合ったが、自分は、どっちも使った経験でNewF-1の方が上であると思っている。全面マットがPENTAX LXだとなんか不安で結局スプリットに戻してしまった。が、NewF-1は、安心して全面マットでフォーカスできる。もしかしたらボディの重さでホールドが安定して、その結果フォーカスが安定して行える。そんな理由かもしれない。

いずれにせよ、NewF-1はスプリット頼みの日の丸フォーカスから脱して、全面マットでのフォーカスの楽しみを教えてくれた。フォーカス点は、スプリット頼みだと真ん中一点、EOS-1vだと45点、そして全面マットだと無限である。これはすごい。

P30の感想

2008年11月24日 | カメラ&レンズ(EOS-1Ds,一眼)
先日購入したペンタックスP30。

操作は簡単。プログラムAEしかない。
基本はレンズはA、この場合、シャッター速度はどこであってもプログラムAEである。


意外にいいところは、シャッター音。
シンプルな「コトリ」という音で、落ち着いた撮影を促してくれる。

気になる点は、シャッターボタンの位置。
思ったところにない。


その他機能として。
メインスイッチ。巻き上げ後のロックとして使っている。
セルフタイマー。使っていない。
AEロック。FA77でのポートレで日の丸構図多いので使わない。
マニュアル露出。ほとんど使わない。


ファインダーも明るくてとてもきれいである。

鉄やってみました。

2008年11月23日 | カメラ&レンズ(EOS-1Ds,一眼)
昨日、機材を担いでホームの先端にいってみた。

あらかじめ想定した機材。
バックは、いつものドンケF-3BB。
二つあるレンズホルダーに、NFD80-200mmF4LとNFD300mmF5.6を挿した。
ボディは、NewF-1。電車撮り仕様。
・AEワインダーFNでシャッター速度優先AE
・アイレベルファインダー、AK(平均測光、ブライトレーザー望遠用)装備
・クイックシュー ベルボンQRA-35L
そして、レンズキャップがわりに、NFD28mmF2.8を装着して出発した。

あと先日購入したかなり大げさなSLIK プロポッド600
同じく先日買った、一脚用の一方向雲台は、結構重いので今回はパスした。
一脚、クイックシュー、レンズ。この方がなんか安心である。

想定では
NFD80-200mmF4L。状況に応じてNFD80-200mmF4Lの焦点距離をうまく使う。
NFD300mmF5.6。300mmがどの程度かを試す、328に続く方向性があるか模索。
NFD28mmF2.8。降りた電車の撮影用、レンズキャップがわり。
と考えていた。


で、実際なのだが、ホームから電車を待って撮るには、300mmが一番刺激的であった。
遠くから走り込んで来る、走り去っていく電車を300mmで眺めているだけで、背筋がぞくっと来るし、軽いめまいを感じしてしまう。NFD80-200mmF4Lは、ファインダーを覗いただけでその良さがわかるなんて言われているが、今回は安価なNFD300mmF5.6に歩があった。

あと、乗ってきた電車を撮る場合。一番前のドアから降りて、少し前方向に行って撮影。
これが28mmだと、実際みる電車の大きさと、ファインダーの画像の違いを感じてしまった。
ちょうどいい構図で撮影して、周りをみると結構電車に近くて驚いてしまった。
この手のレンズは、35mmだとモノの本にも書いてあった。まさにその通りである
レンズキャップ兼乗ってきた電車撮り。次回はNFD35mmF2.6で行こうとと思う。

その後、駅近くの線路際に移動した。網や架線、鉄柱が写らないいいポジションは意外と少ない気がした。
この場合は、NFD80-200mmF4Lが大活躍であった。
あえていえば、気分的にフードがほしいと思ってしまった。BT-58を探そうと思う。

一脚は、おおむね良好であった。
太い脚の安定性。大型クイックシューの操作性、安心感。
ただし、むき出しだと常に握っていないといけないし、網棚でもごつごつとしてあまりいい感じではない。
ベルボンの一脚ケースを購入してしまった。

300mmに関しては、328への道筋ができてしまった。
これに関しては写りはどうでもいい。
300mmで覗いて見える画像が脳に響くのだ。

シルバーのAE-1P

2008年11月22日 | カメラ&レンズ(EOS-1Ds,一眼)
AE-1Pオークションをみていたら、その中の一つに全面マットらしきものがあった。
シャッター鳴きのジャンクと言うことで、もし全面マットでなくても、スプリットのスクリーンが手に入ると考え、入札し安価で落札した。
届いて早速ファインダーを覗くと、残念ながらスプリットであった。ところがこのAE-1Pかなり外見がきれいなのである。
モルトきれい、キズヨゴレなし、露出合っている、ただ残念ながらシャッター鳴きである。
なんかスクリーンとるだけではもったいなくなってきて、これもヒガサに送ることにした。

あ、色はシルバーである。実は自分はブラックが好きなのにである。
それなり使い込まれているブラックときれいなシルバー。
まあいい塩梅である。

このシルバーモデル、旧FDレンズなんかだとクラカメ的でかっこいいかもしれない。

女神?悪女。

2008年11月21日 | カメラ&レンズ(EOS-1Ds,一眼)
仕事でデジカメを使う必要があったので、EOS30Dを持って出た。
お仕事レンズとして、EF-S18-55mmIS。
で、趣味レンズしてFA77mmLimited+電子接点マウントアダプタをカバンに入れた。

FA77を使えたのは朝夕だが、昨日と同じ場所なので、昨日のNFD135mmF2.8を思い出しながら海や船にレンズを向けた。
うん、いい感じである。
換算で123mm。風景を切りとる感じは135mmとほぼ同じと考えていいだろう。
今考えている、遠目、意識の外からの盗み撮り的家族(じゃないと犯罪!)のポートレート、スナップ様にはいいかもしれない。

写りはいい。
いいレンズは覗いたときにわかるものだが、このレンズはその手のたぐいである。

いくつか気になった点。

ピントリングが逆。
キヤノン、ライカと逆である。今までこの手の方向には無頓着だったのだが、ライカレバーフォーカスを使うようになってから左側まわって右下方向が無限遠。というのが身についてしまった。
ま、あまり気にせず、ピントの山に集中しようと思う。

意外と重い。
このレンズ、見た目よりは重い。現代レンズでありながら昔のクロームレンズ的な質感である。
あと、マウントアダプターの分も忘れてはならない。これとて金属の輪っかである。

フォーカスエイド、あれ?
フォーカスエイドであるが、作動したりしなかったり結構不安定である。
頼りにすると作動しなかったり、あきらめていると動いたり、結構いらいらする。
結局、基本はマット面でのピント合わせに集中し、参考程度にフォーカスエイドを使うという姿勢で臨むのが良さそうだ。
(動くときは、AF点自動選択にも対応し、フォーカスリングの動きとともに、画面そこここに赤い□、ピッピピと表示される。)

多少不安定。
純正レンズだけだとレンズ交換でエラーに出会うことはあまりないのだが、挙動が不安定になる。電源OFF/ONで大抵大丈夫。露出に関しては、ほぼ問題なし。

無限遠、あれ?
ちょうど港を出て行く船があったので、カバンから出しつつ無限遠に合わせ速攻で撮影したら、なぜかボケボケ。
その後、いろいろ試して気づいたこと。オーバーインフだ。
このレンズ元がAF用のレンズであるので、回しきったところが無限遠でなく、オーバーインフ。無限はちょっと内側にある。気をつけなくてはいけないし、これにしっかりファインダーをみて撮影すれば回避できる。


しぃこからプレゼントされたこのレンズ。
何人もの男ども(EOS-1N、EOS-1V、PENTAX MZ-L、MZ-5N、*ist、Z-1p、LX、P30、EOS30D)をとっかえひっかえ、整形(EOS対応レバーカバー削り、MF対応グリス交換)、2つの結婚指輪(マウントアダプタ)

女神レンズというより今や悪女レンズである。
でも写りはいい。


あれ、そう考えるとさっき挙げたいくつかの欠点も許せてしまう。
しょうがねぇなぁ~といいつつ、ついつい、、、、

NFD135mmF2.8。ロックオン

2008年11月20日 | カメラ&レンズ(EOS-1Ds,一眼)
自宅から持ってきたAE-1PとNFD200mmF4。それにBuchiさんにお借りしたNFD135mmF2.8をもって日中外出した。
仕事の関係で海の近くいったので、とっかえひっかえ、海や公園、船を撮影した。

ズームでズズッとするとそう差もない気もするのだが、実際単焦点でそれぞれの画角の世界を実感するとそれぞれ違いがあることがわかってくる。

135mm。
自分の目、視力の延長にある感じ。目を凝らす感じ。

200mm。
覗いた瞬間、まさに望遠。自分がワープして、対象に近づいたような錯覚を覚える。
(なんか盗撮しているような、軽い後ろめたさを感じてしまう。)


その後、同僚を仮想家族にして、距離感(間合い)と構図を確認した。
レンズは小ぶりだが距離の近い135mm。
間合いは遠いがレンズが長い200mm。
これはどっちもどっち。

あと、今日は強風だったが、200mmだと明らかに手ぶれしているのがわかる。
NFD200mmF4が軽いせいもあるかもしれない。

また、限界の露出を考えてみると。
200mmだと、250のF4
135mmだと、125のF2.8
2段弱の差が出てしまう。

で、かえりにフジヤカメラによって、NFD135mmF2を見せてもらった。
口径72mmのレンズはさすがにかっこよく、ブルー系のコーティングも引き込まれそうだ。
もった感じも、いい感じだ。が、670gのレンズは普通に重い。
値段にして倍。とはいっても一諭吉強と、弱、そんな感じである。

1段しか違わなく、395gのF2.8の方が長さといい、バランスといい、ちょうどいい感じだ。

ちょっとした変化。

2008年11月19日 | カメラ&レンズ(EOS-1D,DSLR)
この前行った井の頭公園の写真が出来てきてながめていたが、デジタルになって少し写真が変わってきたと思う。

数打ちゃ当たる。じゃないが、シャッターを押す機会が増えたんだと思う。
フィルムだと、「これだっ!」という瞬間を狙いすます。という感じで、ある種、無難で押さえ的な写真が多かった。
それがデジタルになって、「おっおもしろそう」という今までよりライトな感覚でシャッター切れている。

結果
・電車内、おんぶして、息子はご満悦。しぃこは、被写体ぶれ。
・少し離れて動物を眺めている親子。
・化粧直しのしぃこ。ベンチをよじ登る息子。
・夕暮れ池を眺めるしぃこ。走り回る息子(被写体ぶれ)

そのほかにも、あとで選別することで表情や視線、さらに二人の表情や視線の組み合わせ。
活き活きとしていて、その瞬間の動きがよみがえるような写真が残せるようになってきた。

撮れる。ではなく、残せる。である。


初蛍。

2008年11月18日 | カメラ&レンズ(EOS-1Ds,一眼)
帰りのフジヤカメラで見つけてしまった。
NewFD80-200mmF4L(675g)。

ショーウインドーでみつけ、出してもらったら、もうだめ。
先週、EF70-200mmF2.8L ISで大枚はたいたというのに、、、
EF70-200mmF4Lは採用しているのに、EF70-200mmF2.8L ISには採用されていない蛍石。
ちょっと悔しかった。で、結局一番かブービー(NFD100-300mmF5.6L)の安価で蛍石レンズを手に入れてしまった。
あ、言い忘れたが同じくかなりの安価(2諭吉弱)でLレンズを手に入れてしまった。

675g、15cm、ズームは繰り出しピントリングを前後する(ピントリング手前で200mm)。
これが結構バランスを保つのが難しい。
AE-1P、NewF-1とも単体ではバランスが悪い。
で、また部屋を暗くして手探りでNewF-1にAEワインダーFNを再装着した。
うん、これが一番バランスがいい。

外見はきれいなプラスチック製品という感じでビニールっぽいテカリのある他のNewFDレンズとはちょっと違う。
Lレンズなんで赤い線が入っているのだが、濃い赤で細く、トキナーかシグマのレンズの様で変な感じ。

2,3日前に、ズームはダメ、Lダメ、蛍石ダメと言っておきながらこの始末。
実はこのレンズにながれる自分への警鐘だったのだが、効果がなかったようだ。


一脚。また増えた

2008年11月17日 | カメラにまつわる、店、用品、
第二次サンニッパ熱に冒されていた先週。
SLIKのプロポッド600を購入してしまった。
ビックやヨドで1万円前後の価格のものがペンタックスオンラインだと6000円ちょい。
安いと感じてポチしてしまった。

しかしながら結局購入したのは、FDサンニッパではなくEF大三元望遠ISズーム。
これとて重いには重いが、パイプ径30mmの一脚を購入するほど重くはない。
で、結局一脚が3本になってしまった。

・SLIKプロポッド600 パイプ径30.5mm 縮長535mm 600g 雲台なし
・ベルボン RUP-43 パイプ径26.0mm 縮長530mm 440g 雲台つき取り外し付加
・SLIKライティーポッド100 パイプ径20.0mm 縮長435mm 240g 自由雲台(SBH-60)装備

プロポッド600は、ホームで電車を狙うときなど、変な言い方だが必要と言うより自分に酔うために塚追いかと思う。(過剰スペック)望遠レンズの三脚座にクイックシュー直付け、高さは一脚で調整し、電車が来るのを待つ。

ベルボン RUP-43は、前からあるが、雲台が取り外し出来ないのが不満である。実用上で言えば、移動時に外せて方が長さが短く取り扱いやすい。太さ的には、F大三元望遠ISズームにはちょうどいいだろう。

SLIKライティーポッド100は、少し華奢だが、「ほとんど自分で持つ」その支え。ならば出番はあるだろう。こっちは、自由雲台もとれるし、もともと短いのでカバンでの収まりはいい。

あとこんなものも買ってしまった。
マンフロット 一脚用雲台234 高さ60mm 重さ270g 耐荷重2.5kg
ベルボン クイックシュー QRA-635L 高さ18mm 重さ1215g

マンフロット 一脚用雲台234は、一脚用の雲台で、一方向(前後など)にしか動かない。一脚だと確かにこれだけで十分だ。値段は安い。ただ、思った以上に重い。出番は少なそう。

ベルボン クイックシュー QRA-635L。
これはびっくりした。いいクイックシューがこんなにいいいとは。
いままでは、QHD-41Q、QRA-3という小型のものを使っていたが、小型以前にガタガタしてあまり気持ちよく使えなかった。ところがこっち、まさにガチッと食いつく感じで結合後全く不安がない。
倍くらい大きいがクイックシューを使うならコレだと思ってしまった。

あと、一脚はたてた後微妙に長さ調整を行う。
レバー式は必須である。(自分の3種は、全てレバー式)

FDをまた考える

2008年11月16日 | カメラ&レンズ(EOS-1Ds,一眼)
悲願のエルマリート28mm、そして0.58だなんだといっていたエルマリート28mmの定住場所もベッサTに落ち着いた。
ズミクロン50mmは、同レンズ構成が2本だが、スナップ、スピード重視でレバータイプ。じっくりポートレではヘリコイド。と使い分けることで棲み分け。
ライカマウントシステムはそう手をつけるところがない。


EOSシステムも、APS-Cデジ前提のシステムに移行できた。
以前は全レンズ金冠以上だったが、今度は全てのズームをIS化した。

EF-S18-55mmISの寄れてコンパクトでIS付き。切り口はこのレンズ。
EF28mmF1.8、EF35mmF1.4L。標準域には、大口径の単焦点を配備。
野外行事(運動会)用にEF70-300mmDO IS。
室内行事用にEF70-200F2.8L IS。

あとは、万能ズームEF18-200mmISをラインナップに組み込むだけだ。


残りはFDをどう位置づけるかである。
否定的に言えば、「一眼でAFのデジタルのEOS」と「レンジファインダーでMFでフィルムのライカ」の間にFDシステムを保有する意義があるか?という自問自答が続いている。

MF一眼の苦手なところ。
やっぱりそれはMF、ピント合わせ。
じっくりなら合わせられるし、その行為自体も楽しい。
しかしながら、その行為にスピード、速写性を求めるととたんに苦手になる。
スピードを追えば、高速AFのEOSになるし
速写性というトータル視点では、ライカの方が上である。

自分の撮りたい写真は、家族のスナップ、ポートレート、そして街スナップ
いずれもスピード、速写性を求めるものばかりだ。

AE-1Pと28mmF2。
この組み合わせはいい。
この次を考えているのだが、どうにもピントこない。

こんなことを考えている。
・28mmを起点に考える。
・EOSでできないこと。(金以外、例:EF328が買えないからFDで我慢は×)
・ズームは避ける。確実に現代レンズに劣る
・単焦点(チリカビは許容する。IF要注意)
・非球面、UD、蛍石、Lを避ける。(高いし、細工がある。)

改めてNewFDレンズを眺めてみると、ほとんどの単焦点は79年80年の発表時期に発売されている。
その後は、ズームレンズ、軽量化という時代のニーズ、UD、蛍石などの新素材、非球面、IFといった新技術レンズである。それは、その後も確実に進化しているし、ある意味いまさらFDである必要性もない。

安価で転がっているパンピー向け単焦点をちまちま楽しむのが良さそうだ。
EFで大口径だけが残った、FD135mmF2.8やFD200mmF4などのコンパクト望遠が28mmのサブとしてはおもしろそうだ。