おじさん？

残暑厳しいでザンショ！

こんな日は家から一歩も出たくないざんしょ！！

こんな日はやっぱりビールざんしょ！！！





中根でござんしょ。

甥っこや姪っこからは「おじさん」とか「おじちゃん」と呼ばれるのはしょうがないとして、

最近では　近所の子どもたちも　遠慮なく私を「おじさん」と呼ぶ。

まあ、いいんですよ・・・いいんですがね・・・・なんか・・・・・なんでしょ

うーむ　そんなことを気にするということは　やはり歳か・・・・（以前にもこのようなこと書いたかな・・・）


数年前、セミナーでの話。囲碁のセミナーはホテルで開催されることが多いので、

セミナーご参加の方、関係者の他にも、一般の方、つまり、旅行されている方や、観光にみえた方もいらっしゃる。

ある時、エレベーターで指導碁会場まで移動しようとしたら、家族連れのかたがいらっしゃった。


「うえ～ん、え～ん」

「静かににしなさい！」と、お母さんらしき人。

「うわ～ん」


どーも４、５歳ぐらいの男の子が駄々をこねている感じが遠くからでも分かった。


「いいかげんにしなさい！」と、お父さんらしき人。

「えーん、やだやだ！」


私が近付くと、おばあちゃんらしき人が　私のほうを見て、



「ほらお利口にしないと・・・・・・・」














「ガードマンのおじさんに連れて行かれるよ！」








瞬間、子どもがピタっと泣きやんだ。私はあっけにとられながらも頭をフル回転させ、


（ここは、いっちょうノルよりないか）



「わ、わ、悪い子いないかな？　お　よしよし、みんないい子だ。異常なしっと」




そのおばあちゃんは私に深々と頭を下げ、その家族連れは何事もなかったようにエレベーターに乗り込んだ。



私も乗るはずだったエレベーターをなぜか手を振って見送り、ゆっくり閉じるドアに向かって








「ガードマンはカッコいいけど・・・・・おじさんは無いでしょ！」










今後は「おじさん」の名に恥じぬよう頑張ります（なんのこっちゃ）