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おすすめ絵本 新聞

図書館で借りる絵本や本の中から、子供と私が
「これはおもしろい!」と思ったものを紹介していきます。

ありんこぐんだん わはははははは

2008-03-16 07:27:25 | 【へんてこ】なんだかおかしな話
ありんこぐんだん わはははははは
武田 美穂
理論社

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皆さん、おはようございます。

今日のおすすめ絵本は、娘が大好きな武田美穂さんの作品です。
以前『となりのせきのますだくん』、『すみっこのおばけ』を紹介しましたが、
この『ありんこぐんだん』は文章が少なめなので、小さなお子さんでも楽しめます。

NHK教育の『テレビ絵本』で知ってから、娘に借りてきてとせがまれていた絵本。
アリの大群にぞくぞくする方は、心してご覧ください。


【お話】 お砂糖やお菓子をこぼすと、どこからかやってくるありんこ軍団。
     家の中に、公園、無人島にまで!
     そして、ついにはあんなところにまで! 
     ありから逃げ回る男の子と、ありの甘いものへの執着心を描いたお話。


【感想】 「あり、いっぱいおる!」
     娘は満足していました。アリの悪そうな顔が好きなのかな。
     ぞくぞくする感じが好きなのかな。

     正直言って、虫の苦手な私にはあまり興味がもてない絵本でした。
     でも、私の好きな高畠那生さんの作品は、子ども受けが悪いし、
     それぞれ好みがあるもの。
     
     歌うような文章は、読み心地が良く、私も好きです。

     「おしおじゃ?(だめだめ)
      こしょうじゃ?(だめだめ)
      おさとう こぼした そのときに やつらは かぎつけ やってくる」

     武田美穂さんの絵本は、いつもあったかい手書き文字。
     マジックペンでさらっと書いたような字体です。字がうまい!
     噴出しの台詞も多く、漫画のような気楽さで読めます。

     読み終わると、ありがちょっぴり恐くなるかも?
     皆さんも、読んでみてくださいね。
   

【文章】 一頁に、0~6行。
     「ジャングルジム」だけカタカナ。しかも読み仮名つきです。
コメント (3)
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へんてこハウス

2008-03-14 09:52:38 | 【へんてこ】なんだかおかしな話
皆さん、おはようございます。

Amazonに画像がありませんでしたが、今日のおすすめ絵本はたむらしげるさんの作品。
26年前の絵本なので、いい具合に古い感じです。

『へんてこハウス』   作・絵 たむらしげる 岩崎書店

たむらさんといえば、青や紫、黄色でぺタっときれいに塗られた絵という印象ですが、
この絵本は、塗りむらがあったり、ちょっとはみ出していたりしています。
そんなところに、一層温かみが感じられます。

【お話】 森に住んでいる虫や動物。
     銀行に、パン屋さん、それぞれいろんなお店を営んでいるようです。
     かわいい虫や動物たちのハウスを、一軒ずつ見てまわる絵本です。


【感想】 「こんなパン屋さんのパン食べてみた~い!」
     と、私。
     へんてこハウスというだけあって、イギリス食パンの形をしたお家です。

     「大きくなったら、こんな喫茶店開きたい!」
     と、娘。
     大きな植物で日陰を作った、オープンテラス。
     ポットの形をした素敵なお店です。
     息子は、絵本に出てきた美味しいものを食べたいんだそう。

     それぞれ誰のお店なのかは、読んでのお楽しみ。

     虫や動物たちが、森でこんな風に暮らしているなんて、
     想像するだけでわくわくしてきます。
     最後には、意外とみんなご近所さんだったんだとわかりますよ。
     「これ、誰のうちやった?」
     なんて聞きながら、じっくり読みました。

     これまで見てきたたむらさんの作品とはちょっと違う印象ですが、
     こんな優しいタッチの絵も好きです。
     ますますたむらさんファンになってしまいました。
     皆さんも、是非読んでみてくださいね。


【文章】 一頁に、0~6行。
     ひらがなとカタカナ。

     左ページに文章、右ページにへんてこハウスが一軒紹介されています。
     へんてこだけれど、あったか~い気持ちになる絵本です。
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ずぶろく園2

2008-01-25 14:56:29 | 【へんてこ】なんだかおかしな話
ずぶろく園〈2〉
みやざき ひろかず
BL出版

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皆さん、こんにちは。

今日は、以前紹介した『ずぶろく園』の続き、『ずぶろく園2』を紹介します。
娘がとても気に入り、今朝も幼稚園へ行く前に、30分も読み続けていました。
同じ話を繰り返し、繰り返し。
すっかりとりこになっています。


【お話】 天王屋図夫六さんが、旅先で出会った不思議な生き物たちを、
     ひとつずつ紹介している絵本です。
     人を食べるようなこわ~い生き物も登場します。


【感想】 「これも、ぜんぶ本当に見つけてんよ~。」
     と、娘が得意気に話してくれました。
     どれもへんてこな生き物ですが、私も子どもと一緒に夢を見ることに。
     
     絵本の中での娘の一番のお気に入りは、「アミダ草」という植物だそう。
     てっぺんに桃、赤、青、黄、橙、紫、緑色の花が咲いていて、その茎は
     あみだくじのように、くねくね絡まっています。
     
     「毎朝7本ある根から ひとつをえらび、クジを引く。
      当たった花の色が、その日恵まれるものをおしえてくれるそうだ。
      アミダ草は成長が早く、毎日クジの形はかわっていく。」

     と、説明が添えられています。
     娘は、何度もくじをして、愛情運の桃色が出るまで挑戦していました。
     ちなみに私は、赤の友情に恵まれていると出ましたよ。

     息子の一番好きなのは、オムライスそっくりの「オムラ」だそう。
     黄色のクジラなんですが、噴出す潮はケチャップのように真っ赤。
     どうしてそんな色になるかは、読んでのお楽しみです。
     ちなみに天王屋さんもオムライスが大好物なんですって。

     18種類もの生き物が紹介されたへんてこ図鑑。
     なんだか楽しい気分になりますよ。
     是非皆さんも読んでみてくださいね。


【文章】 左頁は、コマ割りされた漫画風。ふきだしの中に台詞です。
     右頁は、生き物解説。一頁に、10行程度です。
     漢字がたくさん使われていますが、読み仮名がついています。
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ずぶろく園

2007-12-16 22:20:53 | 【へんてこ】なんだかおかしな話
ずぶろく園
みやざき ひろかず
BL出版

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【お話】 大阪の天下茶屋生まれの天王屋図夫六が、冒険の旅でみつけた
     へんてこすぎる生き物(?)たちを紹介したお話です。


【感想】 「これ、うそのお話やよね?でも、なんか本当みたい。
      本当に見つけたんじゃないよねぇ。」
     と、半信半疑なのは、5歳の娘。
     
     現実にいるはずないよねと思う生き物を、あたかも実際に発見したかの
     ように、解説してあります。
     著者名は天王屋さんだし、最後の著者プロフィールまで完璧。
     やっぱり、本当に発見したんでしょうね~。


     その珍しい生き物とは、例えば、、、「F-1マイマイ」。
     速く動きたいと願っていたマイマイが突然変異したんだとか。

     私が一番好きなのは、「ショコラン」。
     とっても美味しそうな見た目。見るからに板チョコなんですが、
     生き物なんだそう。ある特徴があり、それがまた面白いんです。
     
     続きは、読んでのお楽しみ。
     全部で17の生き物が紹介されています。
     みなさんのお気に入りはどれでしょうか。

     見開き2頁使って、ひとつの紹介なのですが、
     左側は、4コマ漫画。どうやって天王屋さんがそれに出会ったかが
     わかるようになっています。
     右頁には、生き物の特徴を解説してあります。

     あまりにへんてこなので、気になってしょうがないらしく、娘が何度も
     読み返しています。


【文章】 解説文は、10行程度です。
     
     Amazonで確認したら、『ずぶろく園2』もあるようです。
     図書館にあったらいいな~。
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バースデー・ドッグ

2007-11-14 09:41:30 | 【へんてこ】なんだかおかしな話
バースデー・ドッグ
斉藤 洋,高畠 那生
フレーベル館

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紹介したい絵本がたまってしまい、図書館に返却しないと新しい本を借りられない。
ということで、何冊かをさらっと紹介します。
まず初めは、斉藤洋さんと高畠那生さんの絵本から。

【お話】誕生日に宅配されてきた犬。
    外では犬らしく、家の中では人間らしくしています。
    料理を作ったり、楽器を演奏したりして誕生日を祝ってくれるのですが、
    すっかり居ついてしまって、、、。


【感想】 へんてこで、面白い!
     以前紹介した『ねこだまし』も同じ作者の絵本ですが、こちらも
     人間らしくふるまう猫が滑稽です。

     犬がやってきてすぐに、こんなことを言います。

     「ちょっと やすんだら、はじめさせてもらうからね。」

     黒いTシャツに白い半ズボン。
     ソファにどっかと腰掛けて、随分えらそうな態度です。
     さっきまで、見た目は普通の犬だったのに。

     私、こんなお話が好きみたい。
     子供たちは、「へんなの。」と言い、私ほどは喜んでいない様子。
     シュールな面白さがわかるのは、もう少し先なのかな。

     高畠那生さんの特徴のある絵に見惚れてしまいます。
     みなさんも、是非一度読んでみてくださいね。


【文章】 一頁に、0~7行。
     ひらがなとカタカナです。
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はれときどきこぶた

2007-11-07 00:27:28 | 【へんてこ】なんだかおかしな話
はれときどきこぶた―すなぶた・たまごぶた・はみがきぶた
矢玉 四郎
小学館

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【お話】 砂場で一人で遊んでいた、たまちゃん。
     ところが、砂山の中から声が聞こえてきて、、、。

     すなぶた、たまごぶた、はみがきぶたが、思いもよらぬ所から
     飛び出してくる、へんてこでおもしろいお話です。


【感想】 「この絵、懐かしい!」

     私が子供の頃、同じ作者の本が家にありました。
     『はれときどきぶた』という題名で、明日の日記を書いたら、
     その通りの出来事が起こってしまうというお話でした。
     主人公は小学生の男の子でした。

     今日紹介する『はれときどきこぶた』は幼児向けの絵本。
     主人公は、たまちゃんという女の子です。
     1998年に第一刷発行とありますが、読むと懐かしさがこみ上げてきます。
     同じ作者の絵だからでしょうか。

     作者は、矢玉四郎さん。
     絵本だけでなく、童話もたくさん書かれています。
     クレヨンで描かれているのか、粗いなかにも優しさのある不思議な絵です。
     登場人物の顔の3分の1ほどもある、大きな目が特徴。

     この「こぶた」絵本には出てきませんが、「ぶた」の方に出てくる
     お父さんの顔!
     かなり衝撃的で、20年以上たった今でも鮮明に思い出せます。
     ジョリジョリ感溢れる青いひげの剃り跡、すごい顔です。
     かなり昔の童話ですが、矢玉さんの本は人気があるそうなので、
     探せばきっとあると思います。
     小学生のお子さんをお持ちの方は、『はれときどきぶた』シリーズも、
     ぜひ読んでみてくださいね。
     と~っても面白いですよ!

     さて、「こぶた」の方ですが、うちの子供たちがゲラゲラ笑っていました。
     まさか、こんなところから!と思うところから飛び出る豚に大喜び。
     普段自分たちが目にするものなだけに、想像が楽しいようです。

     うちの主人も歯を磨きながら、
     「あ、はみがきぶた出てきた。」
     と言って、笑わせてくれました。
      
     短い3つのお話の絵本ですが、日常生活がちょっと楽しくなるかも。
     皆さんも、是非読んでみてくださいね。


【文章】 一頁に、0~13行。
     ひらがなとカタカナ。カタカナにもよみ仮名がついています。
     一文が短く区切ってあるので、13行でもそれほど長くありません。

     この絵本の初めに、

     「ゆめの ない ひとには みえませんけどね。」

     と断り書きがあります。

     私も絵本を読む間だけは子供の心に戻って、想像の世界を楽しみます。
     絵本で心が癒されるのは、純粋な心を持った自分になれるからなのかな。
     普段真っ黒な心をしている方は、是非絵本を読んでみてくださいね。

         
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チーター大セール

2007-10-24 00:44:21 | 【へんてこ】なんだかおかしな話
チーター大セール
高畠 那生
絵本館

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こちらは、今朝NHK教育で放送されていたお話です。
テレビで絵本の絵を見ながら、文章の朗読を聞くという子供向けの番組です。

絵を見て、「高畠那生さんだ!」と思って、Amazonで調べてみました。
今日は、2冊まとめて紹介しま~す。


【お話】 街角で店をひらいているチーター。
     でも、商品はあまり売れていません。
     そこへ女性のお客がやってきて、チーターの模様が欲しいといいます。
     黒い模様がなくなったチーターは、自分で好きな色を塗って変身。
     そこからお店が繁盛していくというお話です。


【感想】 「おかしいね~。」
     息子が喜んで見ていました。娘もクスクス笑いながら。

     たくさん並んだ丸が苦手な私は、ちょっと鳥肌がたったけれど。
     チーターの模様がはがれたり、体に模様の跡が残っていたりするので、
     丸の苦手な方は注意してくださいね。
     孔雀の羽を見ても、うわ~っとぞくぞくする私ですが、
     「気持ち悪い~。」と言いながらも、なんとか番組を見ていられました。

     新鮮な発想の、へんてこなお話です。
     一番のおすすめは、やっぱり高畠那生さんの絵!
     何度見ても不思議な感じだな~。
     人間も動物も、まっすぐな線がなくて、どこかひんまがっています。
     「えっ、そんな髪型?」
     「えっ、そんな服ってあり?」
     「その色、そこで使う?」
     「なんでそんな怖い目してるの?でもこんな人いるかも。」
     なんて、次から次へと頭の中が不思議でいっぱいになります。

     みなさんも、高畠さんの不思議な世界を、是非味わってみてくださいね。

     手元に絵本がないので、文章はよくわかりません。
     ごめんなさい。
     
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ねこだまし

2007-10-24 00:25:31 | 【へんてこ】なんだかおかしな話
ねこだまし
斉藤 洋,高畠 那生
理論社

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【お話】 家にやってきては、ネクタイや靴、ジャケットと身の回りのものを
     欲しがる隣の猫。
     ある日新しくお隣りに引っ越してきた男性をよく見ると、、、。
     研究熱心な猫のへんてこなお話です。


【感想】 不思議でおもしろい!
     高畠那生さんの味のある絵を見ると、ついニヤリとしてしまいます。
     『ぞうの金メダル』をこちらでも紹介しましたが、なんとも気味の悪い
     絵なんですよ。

     作者は、斉藤洋さん。
     『ペンギンたんけんたい』のシリーズは、うちの息子のお気に入り。
     あの絵本のイラストは、高畠純さんでした。

     このお話、『ねこだまし』というタイトルが面白いですよね。
     猫にだまされるのか、だますのか、それは最後にわかります。
     隣に引っ越してきた男性の顔を見た瞬間、ドキっとしました。
     ちょっと不気味なお話です。

     人間の主人公がいるのですが、絵にははっきりと出てきません。
     お話は、主人公の日記のような、こんな感じで続きます。

     「また、しばらくして、ねこが やってきた。
      『すまないけれど、いらない うわぎが あったら、くれないか。
       できれば、シャツも あると いいんだけど。』
      というので、ゆうがたまでに うらに だしておく、とやくそくをした。」

     なんだか、子供向け絵本じゃないみたい。
     猫と主人公の会話も、大人な感じですよね。
     そこが、この絵本の魅力のひとつでもあります。
     ということは、子供にはつまらない?
     読み終わってもいまいちピンとこない様子だった、うちの娘。
     話の筋を説明してやって、やっと理解しました。
     感想は、「ふうん。なんでや?」
    
     でも、私は大好きですよ。
     高畠さんのダイナミックな絵と個性的な色使いが面白い!
     みなさんも、是非一度読んでみてくださいね。


【文章】 一頁に、0~9行。
     ひらがなとカタカナです。


     
     


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かいくんのおさんぽ

2007-09-19 10:19:40 | 【へんてこ】なんだかおかしな話
かいくんのおさんぽ (えほん・ハートランド)
中川 ひろたか,荒井 良二
岩崎書店

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【お話】 かいくんが道を歩いていると、魚やドーナツ、いかまで次々に飛んできて、
     体にくっついてしまいます。それを、道で出会った動物たちにあげながら
     散歩を続けるというへんてこなお話です。


【感想】 中川ひろたかさんの文章に、荒井良二さんのイラスト。
     なんて、素敵な組み合わせなんでしょう。
     とっても面白くて、子供たちもゲラゲラ笑っていました。

     なかでも、イカの場面が好きな息子。
     ネクタイみたいに貼りついたイカを、側を通りかかったライオンが
     欲しがります。
     ところがイカは、ライオンの胸ではなく、別の場所にぺったんこ。
     息子は、その後のライオンの台詞がえらく気に入ったよう。
     何と言ったかは、読んでのお楽しみです。

     娘が好きなのは、おもちが飛んでくる場面。
     「モッチーン」と飛んでくる音を聞くと、笑いがとまらないようです。
     
     へんてこなお話に、かわいいイラスト。
     みなさんも、一度図書館や書店で手にとってみてくださいね。


【文章】 一頁に、0~7行。
     ひらがなとカタカナ。
     新鮮な擬態語もいくつか出てきて、楽しく読めますよ。


     さっき、家の中で、ヤモリを発見しました!
     庭にたくさん住んでいるのはよく見て知っていましたが、
     家の中にいるなんて!

     捕まえて逃がそうと思いましたが、とてもすばしっこい!
     「守宮」とか「家守」とかいうし、家も守ってくれるのかな~。
     シュルシュルとクローゼットに入っていったので、どうやらそこが
     住みかのようです。
     害虫を食べてくれるから、そのままにしておこうかな。
     
     子供たちが帰ってきたら、報告しなくっちゃ。
     今日は図書館で、とかげが出てくるお話でも借りてこようかしら。
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ジャリおじさん

2007-09-09 11:11:56 | 【へんてこ】なんだかおかしな話
Amazonに画像がなく、しかも在庫あと2点だそうですが、
へんてこで面白い絵本を紹介します。

 『ジャリおじさん』 大竹 伸朗 作・絵
            福音館書店

【お話】 鼻の頭にひげのあるジャリおじさん。
     見知らぬ黄色い道をたどっていくと、いろんな人に出会います。
     そして、最後にドーンとぶつかった相手は、なんと、、、。


【感想】 不思議な話の筋に、カラフルで不思議な絵!
     こんなの見たことありません。
     画像がないのが残念ですが、子供の心にも強く印象に残るはず。

     初めて知りました、大竹伸朗(おおたけしんろう)さん!
     武蔵野美術大学卒業で、渡英し、作品集『倫教/香港 1980』で、
     1987年度ADC最高賞を受賞された方だそうです。
     この『ジャリおじさん』でも小学館絵画賞を受賞しています。

     ジャリおじさんは、ペンギンのようにぽこんと突き出たお腹。
     オムレツを縦にした形の服で正装しています。
     赤い蝶ネクタイに、帽子だってかぶっています。
     そして、なぜか右手にこうもり傘をひっかけて。
     とっても大きな靴に、丸いメガネ。
     みなさんも、お近くの図書館で手にとってみてください。
     「え、何これ?なんか気になるな~。」と、借りたくなるはず!

     娘は、道で会う人たちの顔が並んだページを見て、
     「わっ、すごい!」
     と驚いていましたよ。ピカソに負けないくらいのへんてこぶりです。
     (もちろん、いい意味で。)

     う~ん、なんだろう。
     美術館で絵画を鑑賞したときのような気持ちになります。
     頁の隅までじっくりもらさず眺めたくなるような、、、。
     絵に興味のあるお子さんにぴったりだと思います。

     それと、忘れてならないのはジャリおじさんの喋り方!
     お子さんが喜びますよ!
     
     「くねくねの あおい えんとつが みえるじゃり」
 
     「このみちは どこへ いくのじゃり」

     という風に、じゃりじゃり話します。
     うちの子供たちもニヤリと喜んでいましたよ。


【文章】 一頁に、0~7行。
     ひらがなとカタカナです。
     「~じゃり」という台詞を読むと、自分も子供にもどったようで、
     なんだか嬉しくなります。
     お子さんもこの喋り方に、はまるかも!

   
     はまるといえば、主人が「ビリーズ・ブート・キャンプ」のDVDを
     見ては、リビングで激しく運動しています。
     夕食を先に終えて、私と子供たちがまだ食事をしているのに、
     後ろでドンドコ動いているので、落ち着いて食べられない。

     私も食後に、最近さぼっているテレビ体操で覚えた動きをしていたら、
     ビリーを終えた主人が、一言。
     「はい、集まって!」
     何をするかと思ったら、私の手をつかんで高く掲げて、
     「ビクトリー!」
    
     このエクササイズは、最後にみんなで万歳ポーズをするそうです。
     半端じゃなくハードなので、主人もついていけないようですが、
     少しずつ慣れてきたみたい。
     私はやらないけど、、、。

     昼食はエネルギー補給ゼリー二本、夕食は魚メインのシンプルなものに
     変えたおかげで、主人は夏の間に10kg痩せました!
     毎日長風呂で汗をかいてるし、すごいなぁと思います。

     風水の本で読んだのですが、浴槽に天然塩をひとつまみ入れ、
     やせることを想像しながら浸かると痩せるそうですよ。
     初日にそれで1kg近く落ちたので、占いも信じない主人が珍しく
     私の意見を聞いて、塩を毎晩かかさず入れています。
     ちなみにそこまで効果があったのは、一日目だけだったけれど、、。
     もしかしたら、主人の想像力が足りないのかしら。    
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