![]() | 365まいにちペンギンジャン=リュック フロマンタル,ジョエル ジョリヴェブロンズ新社このアイテムの詳細を見る |
皆さん、お久しぶりです。
今日は、息子が欲しいという水鉄砲を買いに行く予定でしたが、
現在彼は、ばあちゃんお手製の恐竜お昼寝マットで熟睡しております。
義母と娘、それから息子も、特別なクレヨンで恐竜の絵を描き、それをパッチワーク
のように、つないだお昼寝マットです。
アイロンの熱にあてると、洗濯しても色が落ちないクレヨンがあるので、
器用な方は、夏休みにお子さんと一緒に作品を作ってみてはいかがでしょう。
さて、今日のおすすめ絵本は、夏にぴったりなペンギンのお話です。
【お話】 1月1日の朝、宅急便で家に届いた一羽のペンギン。
2日目、3日目、4日目……、と毎日一羽ずつ送られてきます。
えさをやるのも、世話をするのも大変。
一体誰が何のために送ってくるのでしょうか。
【感想】 「いいな~!うちにもペンギン来んかな~。」と、夢見る息子。
「魚用意するの大変やよ!」相変わらず現実的な娘。
「猫のおる家ならいいんじゃない!
あ~、でも魚の取り合い始まるわ。
魚屋さんの家ならいいかもしれんけど。」なんとか解決しようとする娘。
365日、毎日一羽ずつ家にペンギンが届くなんて、すごい発想!
でもこれには理由があるのです。
詳しい話は絵本を読んでいただきたいのですが、環境問題と関係がある
真面目なお話。
それをユーモアで解決しようとする素晴らしい絵本です。
子どもと一緒に地球温暖化について考えるいいきっかけになりました。
この絵本のもうひとつの魅力は、鮮やかな絵!
オレンジと黒、水色の3色を中心に描かれています。
ペンギンは、黒い体とオレンジ色の足。
人間は、黒又はオレンジ色の髪、服は皆オレンジ。
家も水色の壁、オレンジの屋根。
色がごちゃごちゃしていないので、とってもお洒落なんですよ。
色の氾濫を防ぐというポイントは、自宅のインテリアの参考になりそう。
フランスのジョエル・ジョリヴェさんによるイラストです。
もうひとつの魅力は、ちょっとした算数の勉強になること。
一月と2月で何羽のペンギンが届いたか、
「31+28=??」
なんて、計算も出てきます。
60羽を15羽ずつ整頓したり、一日2.5キロ餌を食べるペンギンが
100羽いるので、どれだけ魚が必要か、、、などなど。
「きゃわいい~!きゃわいい~!」
と、子どもたちは大はしゃぎ。
確かに、引き出しに12羽ずつ詰められたペンギンたちは、かわいい!
あんまりたくさんいるので、ちょっと気持ち悪いのですが、
かわいさでなんとか許せます。
お話の最後には、びっくりさせられました。
以前紹介した『だるまだ!』と同じような、くすっと笑えるラストです。
皆さんも、ぜひ読んでみてくださいね。
【文章】 一頁に、0~10行。
「月」と「日」以外は、ひらがなとカタカナ、数字です。
例の水鉄砲、どこに買いに行こうかな~。
近くに「西○屋」があればいいんですけれど、、、。
いつもお世話になってるこのお店、息子は「にしやつま」と呼んでいます。