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おすすめ絵本 新聞

図書館で借りる絵本や本の中から、子供と私が
「これはおもしろい!」と思ったものを紹介していきます。

キャベツくん

2010-09-21 23:45:07 | 【へんてこ】なんだかおかしな話
キャベツくん (ぽっぽライブラリ みるみる絵本)
長 新太
文研出版

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こんばんは。
朝晩、涼しくなってきましたね♪
五郎島金時もおいしくって、うれしい季節です。

さて、今日のおすすめ絵本はかなりメジャーな作品です。
長新太さんのへんてこワールドに連れて行ってもらえる絵本ですよ。


【お話】 キャベツくんは道の途中でブタヤマさんに出会います。
     おなかがぺこぺこのブタヤマさんが、キャベツくんを食べようとするのですが、
     食べると、キャベツになってしまうと言われて、、、。


【感想】 「ぎゃははは!」
     と、子どもたちが大笑い。
     何度読んでも、笑ってしまいます。
     私も面白いなと思うけれど、子どもたちの方が3倍は面白がっているみたい。
     
     ブタヤマさんは、他の動物がキャベツくんを食べたらどうなるのか知りたくて、
     次々と質問していきます。
     その度、キャベツくんはどうなるかイメージを見せてくれます。
     お話は、こんなふう。

     「『じゃあ、ヘビが きみをたべたら、どうなるんだ?』とききました。
      キャベツくんが 『こうなる!』と いいました。」

     こんな問答が繰り返されます。
     そして、空に浮かんだキャベツの体をしたヘビを見たブタヤマさんは、

     「『ブキャ!』 ブタヤマさんは びっくりして しまいました。」
 
     子どもたちのお気に入りは、へんてこなキャベツの動物のイラストと、
     ブタヤマさんのこの叫び声。
     「ぎゃっ!」とか「うわっ!」とかじゃなくって、「ブキャ!」が
     たまらない様子です。

     ヘビにたぬきに、ごりら、などなどいろんな動物がキャベツにされますよ。
     へんてこな絵本を読んで、笑うのも楽しいです。
     みなさんも、ぜひ一度読んでみてくださいね♪

     何年も前ですが、「ポンキッキーズ」でブラザートムさんがこの絵本の紙芝居を
     子どもたちに読み聞かせていました。
     そのときも、みんなゲラゲラ笑って喜んでいました。
     トムさんの言う「ブキャ!」が面白くって。

     ちなみに、私は男らしいトムさんが好きです。
     主人には、「お前はただのおっさん好きや。」と言われました。
     確かに、柴犬を連れたおじいちゃんは好きだけど、、、。  

     長さんの絵本は、こちらのブログでもいろいろ紹介しました。
     【へんてこ】カテゴリーに入れてありますので、よかったらそちらも見てくださいね。
     昔に記事にした画像は、次々バッテン印になって見られなくなっていくのですが、
     そのままほったらかしになっています。
     どうしたら画像が戻るのかよくわからなくって。
     そのままバッテンをクリックして、Amazonサイトに行けば見られるみたいです。
     ややこしくて、すみません。


【文章】 十数行あるページもありますが、短く区切ってあるので読みやすいですよ。


今日ブタヤマさん並に驚いたことといえば、学校から帰った小1の息子が、
「お母さん、見て!傘でこんなすごいことできるげんよ!」
と得意げな顔で言うので、見てみると、

バサッ!
と、傘を強く振って、一瞬でさかさまのおちょこ状態にしてしまいました。
そして、普通に閉じたら、傘は元通り!

「すご~い!魔法みたいやじ!」と、私。

さっき主人にそのことを話したら、
「お前、知らんかったん!?」
と、すごくびっくりされました。

主人曰く、傘を振ったらさかさまになるのは、小学生の常識だそうです。
台風のときだけ、逆さになるんだと思っていた私。
やっぱり世間知らずなんですね。
台風中継でテレビに映るくらいだし、よっぽど珍しい現象だと思ってました、、、。
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だれのじてんしゃ

2010-08-04 22:17:16 | 【へんてこ】なんだかおかしな話
お久しぶりです。
今日は、Amazonにおすすめしたい絵本の画像がありませんでした。残念!
紀伊国屋ブックウェブでもNo photoとなっていたけど、なんでかなぁ。

おすすめしたいのは、高畠純さんの『だれのじてんしゃ』です。
図書館で借りたら、子どもたちが気に入って、珍しく日に何度も読まされましたよ。


【お話】 ペダルが4つもついた自転車に、ハンドルもサドルもないちっちゃな自転車、
     2人用らしきへんてこ自転車など、いろんな珍しい形や大きさの自転車が登場。
     これは「だれの じてんしゃ?」
     と、どんな動物の乗る自転車か、想像して楽しむお話です。


【感想】 「ここ、おばさんっぽい声で読むげんよ。」
     と、張り切ってダチョウの声を出す娘。うまい!
     ダチョウの台詞は、お金持ちそうなおばさんの声で読むと雰囲気ぴったり。

     「ミミズさんのじてんしゃ一番好き!お母さんはどれ好き?」
     と、私や娘に質問する息子。

     二人ともとても気に入って、何度も自分で読んだり、読み聞かせをリクエスト♪
     高畠純さんの絵本は、味のある動物のイラストが魅力的です。
     『ペンギンたんけんたい』や『ワニぼうのこいのぼり』、『クマーラとブターラ』
     のシリーズや、『だじゃれどうぶつえん』など、こちらのブログでもいくつか紹介
     してきました。

     どの作品も動物が主役。
     まっすぐひいていない線があったかい感じのするイラストです。
     どの自転車も、へんてこだけどそれぞれの動物の生活に合ったものになっていて、
     面白いです。
     みなさんもぜひ一度読んでみてくださいね♪


【文章】 動物たちの台詞です。
     短いです。


みなさん、夏休みはいかがお過ごしでしょうか。
イライラの限界を超えて、泣きながら主人に子育ての相談をしたら、翌日からは、
かえって子どもたちにやさしく接することができるようになりました。
とはいえ、もちろん毎日怒ってますけど、ね。

庭でトカゲを見つけたときに、息子に知らせずにいたことがバレ、泣いて暴れられました。
「お母さん、大嫌い!こんな家、もう出て行く~!とかげさん、今すぐ連れてきて~!」
と、くだらないことで騒ぐので、腹も立ちます。

娘からは、ホッチキスで留めた手作りノートを渡されました。
表紙には、「良い母手ちょう」とタイトルが。
「1.トイレがこわいと言っても、きびしくおこらない。
 2.いそいでいても、「いってらっしゃい」はていねいに。」
など、守るべきことがた~くさん箇条書きになっていました。
ちなみに主人がもらった「良い父手ちょう」には、ほんの一言だけ。
「むりやりチューをしないこと。」

8月は、イベント満載!
明日は、子ども会のイベントで、サーカスを観に。
今年も珠洲へ家族旅行、能登島へは墓参り&釣りに。
月末は、羽咋の温泉へ祖母を招待。
ジブリ映画も観に行く予定です。

そうそう、名古屋ドームに巨人の応援に行ったのはいいけれど、名古屋で頭がいっぱいの間に、
なんと、金沢での巨人戦のチケットを買うのを忘れてしまいました。
主人の友人から購入できたら、月末は石川県立野球場へ!
行きたいな~。行けるといいな~。
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ドワーフじいさんのいえづくり

2010-05-24 15:37:48 | 【へんてこ】なんだかおかしな話
ドワーフじいさんのいえづくり (フレーベル館の秀作えほん)
青山 邦彦
フレーベル館

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忙しさがひと段落して、やっと更新できました。

前回報告した肌荒れは、おかげさまですっかり良くなりました!
洗顔フォームで必要な油分まで落としてしまわないために、毎日ノーメイクで水だけで洗顔。
日焼け止めも塗ってないので、後からどうなるか心配だけど、、、。
今のところ、自然食品のお店で買った、アロエを焼酎につけただけの化粧水しか毎日つけて
いません。
肌が自分の力で潤ってくれてるのが、とっても嬉しいです♪

さて、今日のおすすめ絵本は、気難しいじいさんが主人公の作品です。

【お話】森に住むドワーフじいさんは、洞穴に住んでいます。
    新しく眺めのいい家を建てようと、模型を作ったり、図面を書いたり。
    
    いざ建て始めると、力仕事は一人でできないことに気づきます。
    熊やサル、いろんな動物たちが手伝いに来てくれますが、代わりにみんなの部屋も
    作らされることになって、、、。


【感想】 細かく描かれた絵が素敵です!
     作者は青山邦彦さん。2002年にイタリアのボローニャ国際絵本原画展で入選
     されたんだそう。
     きっと、七尾美術館にも飾られたんだろうなぁ。
     原画、見てみたかったです。

     木目や紙ヤスリの質感、動物の毛並みやじいさんの顔のしわまで、どれも丁寧に
     描かれていて、本物みたい!
     動物たちがた~くさん登場して、みんなで住む家を作っていくので、見ているだけ
     でも楽しいですよ。

     ドワーフじいさんは見かけは気難しくて頑固そうだけれど、動物たちから
     頼まれたことにはちゃんと応える優しさも持っていて、かわいいです。
     
     できあがった家は、圧巻!
     木の実を棚にずらりと並べた、イタチの部屋も素敵だし、
     木からターザンのように飛び移って入れる、サルたちの部屋など、
     それぞれ動物にあわせて工夫された間取りになっています。

     私もこんな森のような、木々に囲まれた自然豊かなところで暮らしたいなぁ。
     みなさんも、ぜひ一度読んでみてくださいね♪
     なんだか気持ちがほっとします。


【文章】 ひらがなとカタカナです。
     絵だけのページや、ほんの数行のページもありますが、
     10行以上と、長めの文章が書かれているところもあります。



紹介したい絵本が何冊かあったのですが、図書館に返却してしまいました。
みやざきひろかずさんのイラストの『カタカナ ダイボウケン』。
擬人化されたカタカナたちの会話が楽しめる、小学生向けの絵本です。
娘のお気に入りでした。

それから、息子もお気に入りだったのは、『すごいうさぎにきをつけろ』です。
きむらゆういちさんの本でした。
「すごいうさぎって、すっごいげんよ~!」と、息子がいろいろ説明してくれました。

どちらも私は読む時間がなくて、読まずに返してしまったので残念です。
一緒に読めばよかったなぁ。
最近子どもに怒ってばかりいたので、これから絵本を読んでやさしい心になろうっと。
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おやゆびとうさん

2010-03-28 21:58:18 | 【へんてこ】なんだかおかしな話
おやゆびとうさん―ヒデ子さんのうたあそびえほん
長野 ヒデ子
佼成出版社

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今日3冊目のおすすめ絵本は、『せとうちたいこさん デパートいきたい』などのシリーズで
人気の長野ヒデ子さんと、独特のこわ~いイラストで人気のスズキ・コージさんの絵本。

小さい頃から、スズキさんの絵本だけは「こわい」と言って、遠ざけていた子どもたちも、
おかげさまで大きくなりました。
3月生まれの息子もやっと6歳に。春からは1年生です。


【お話】 すもうが好きな、おやゆびとうさん。
     娘の小指に薬屋をさせて、自分は働かずに、道行く人とすもうばかり。
     とうとう、ひとさしゆびの母さんに叱られて、、、。


【感想】 「何これ~!ぐちゃぐちゃのへたくそに描いた、変な絵や~!」
     スズキ・コージさんの芸術的な絵を全く理解していないのは、6歳の息子。
     失礼な!人気の絵本作家さんなんですよ!

     声に出して読んでは、語感を楽しんでいるのは7歳の娘。
     だじゃれやことわざなど、言葉遊びが大好きな娘。
     長野ヒデ子さんの文章が、歌うように楽しく書かれているので、
     すっかり気に入った様子です。

     文章は、こんな感じ。

     「おやゆびとうさん すもうが すきで あさから ばんまで ゆびずもう
      はっけよいよい はっけよい みちゆく ひとと ゆびずもう」
 
     はじめから終わりまで、この調子で文が続いていきます。
     読んでいるうちに、だんだん楽しくなってきます。
     
     スズキさんのイラストも、文によく合っていて面白い!
     家族でひとつの手なのかと思ったら、大間違い。
     表紙の画像は、おやゆびとうさん一人だけ。
     画像はないけれど、小指が立ってるピンク色の手は、娘のコユビちゃん。
     なんだか気持ち悪いようなかわいいような不思議な絵です。

     皆さんも、ぜひ読んでみてくださいね♪


【文章】 歌のように楽しくよめる文、数行ずつです。
     
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ふしぎなナイフ

2010-02-27 00:18:31 | 【へんてこ】なんだかおかしな話
ふしぎなナイフ(こどものとも絵本)
中村 牧江,林 健造
福音館書店

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今日のおすすめ絵本は、赤ちゃんから大人まで不思議な雰囲気を楽しめる絵本です。
前回図書館で借りた本たちは、どれもおすすめしたい作品ばかり!
調子に乗りすぎかな~と思いながらも、つい嬉しくて、はりきって更新します。


【お話】 ナイフが伸びたり、曲がったり、縮んだり、割れたり、、、。
     本物そっくりに描かれたナイフが、不思議に変形する絵本です。


【感想】 「えっ、これ本物?」と、驚く7歳の娘。
     「上手に描いてあるねぇ。絵やよ~。」と私が答えると、
     「でも、木の床は本物やけどね。」と、娘は信じて疑いません。

     ナイフの光具合や、木の節目、本物そっくりです!
     私もあやうく騙されそうになりましたよ。
     でも、あり得ない形に変形するから、絵に違いない。
     
     どのページも、ひたすらナイフだけです。
     そんなシンプルなところも、好き。
     親子で「すごいねぇ。」と、感心しながら読む絵本です。
     遊園地のびっくりハウスに入るような感じで、期待しすぎずに読んでみてください。
     そしたら、きっと楽しめると思います♪


【文章】 とてもシンプルで、短いです。


先日、図書館で嬉しい発見をしました!
近所の図書館は、無料で映画DVDが観られるだけでなく、CDも聴けるようになっています。
幼稚園のお迎えまで中途半端に時間が余ったので、CDでも聴いてみようと思い、
あるわけないよね~なんて思いながら、「エレファントカシマシ」で検索。

なんと、アルバムがあったんです!
シングルベスト盤とSweet Memoryの2枚も!
検索画面では「スィートメモリー1」と「スィートメモリー2」に分かれていたので、
ひねくれものの私は、なんとなく2を選択。

どきどきしながら予約して、番号のついたマッサージチェアのような椅子に座り、ヘッドホン
をつけました。
ところが、たったの2曲で終了、、、。
どうやら、初回限定盤のアルバムで、ディスクが2枚に分かれていたようです。
私が聴いたのは、限定盤のボーナストラック2曲。

気を取り直して、もう一度1を予約しようとしましたが、なんと一日1回しか使えないんです。
タイトルにもなっている「sweet memory」が聞きたかったのに、、、。
エレカシのアルバムは、何枚か義姉に借りましたが、図書館にあるのは聴いたことないので、
今度じっくり聴きたいなぁ。
きっと他にも好きなバンドの曲がありそう!図書館での楽しみが増えました♪


次は、「今日のこどもたち」のコーナーです。(今、勝手に作りました。)
甘えん坊の5歳の息子が、珍しく「おひざでだっこして!あ、やっぱりいい!」と言って、
私からす~っと離れていきました。
一瞬驚きましたが、
「親離れする時期が来たんかな~。」と、私が言うと、
「最近、ひげも生えてきたことやしね~。」と、大人な7歳の娘。

そう、眉毛の太い息子は、やっぱりひげも濃いわけで、、、。
先日主人が、初めて息子の口の周りに生えた薄い毛を剃ってくれました。
数年前、初めて自分にひげがあることに気づいた息子は、心配そうな顔で、
「○○くん(息子の呼び名)、明日になったらおじちゃんになっとるかもしれん、、、。」
と言ってたっけ。
翌朝、目が覚めたらおじさんに!なんて、虫になるのとどっちが嫌かなぁ。
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ぼくんちに、マツイヒデキ!?

2010-02-21 12:53:44 | 【へんてこ】なんだかおかしな話
ぼくんちに、マツイヒデキ!? (学研おはなし絵本)
あさの ますみ,広岡 勲
学習研究社

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今日のおすすめは、松井秀喜選手が登場する絵本です。

松井選手は、なんと石川県出身!
私は2つ年下なのですが、高校時代に通学列車で一緒の車両になることがありました。
高校生の頃から、周りの乗客からサインをお願いされるほどの人気ぶりでしたよ~。
「あ、松井さんだ。」と、発見して、友達とちらちら見てました。
サイン、私ももらっておけばよかったなぁ、、、。


【お話】 テレビの大リーグ中継を観ていた「ぼく」。 
     打球を追いかける松井選手を観ていたら、ボールがこっちに向かってきて、
     「ずざざざざーー!」と、松井選手がテレビから飛び出してきた!


【感想】 松井選手ファンの野球少年には、たまらない絵本です。
     松井選手と一緒にご飯食べたり、お風呂に入ったり、、、。
     
     似てると言うと失礼かもしれないくらいに、迫力のあるイラストです。
     イラストは、『ふようどのふよこちゃん』や『ねぎぼうずのあさたろう』など
     ブログで紹介したこともある、飯野和好さん。
     ごつごつした味わいのある絵がとっても魅力的です。

     もう少し話が長く展開していって、オチがあると面白いなぁと思いましたが、
     松井選手ファンにとっては、十分な内容かもしれません。
     
     郷土のヒーローを応援したいと思い、紹介しました。
     みなさんも、よかったら一度読んでみてくださいね♪
     

【文章】 0~10行です。
     短く改行されていて、そんなに長くはないですよ。


飯野さんのイラスト、なんだか怖いくらいに迫力があります。
『ふようどのふよこちゃん』の時も、子どもたちが「こわい、こわい」と言ってました。
ボールの力強さや松井選手の大きな手の強さなどが、こちらにも伝わってきます。

『ねぎぼうずのあさたろう』は、うちの息子にそっくりです。
絵本よりもアニメ版の方が似ていて、アニメをやっていた頃は、
「ねぇ、『ねぎぼうずのあさたろう』、観たことある?」
と、周りからよく質問されました。

「うん。」と答えると、
「○○くん(息子の呼び名)に、似てない?」
いろんな家庭で、話題になっていたようです。

ちなみに、本人はそれを気にしてか、『ねぎぼうずのあさたろう』嫌いに。
アニメが始まると、「消して!」とか「見んといて!」と、怒っていました。
私は時代劇が好きなので、大好きだったんだけどなぁ。

ちなみに、ねぎぼうずサイトはこちらです↓
ねぎぼうずのあさたろう
各回のあらすじや登場人物の紹介が見られます。
DVDも出てるなんて、すごいなぁ。
欲しいけど、買ったら息子に嫌われそう。

息子は、「五月人形に似てる」とか「武士っぽい」と言われるような眉毛をしています。
パーカーを着せて、帽子をかぶせてみるのが、私のお気に入りです。
ダルマにとてもよく似ているんですよ。
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クジラの跳躍

2010-01-30 22:43:20 | 【へんてこ】なんだかおかしな話
クジラの跳躍 (TamuraShigeruCollection)
たむら しげる
メディアファクトリー

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今日のおすすめ絵本は、私の大好きな、たむらしげるさんの作品です。
1998年の絵本なのに、なぜか新しい感じのする絵本。
たむらさんの独特の世界観が表れているから、20年後に読んでもきっと新鮮なんだろうな。


【お話】 トビウオの群れを、大きな船の上から眺める親子。
     そして、海の上には黒猫とおじいさんが。
     おじいさんは海面を歩き、トビウオを捕まえる。
     すると、何かの前兆が、、、。


【感想】 うわ~っと、想像力をかきたてられました。
     大人にぴったりな絵本です。
     そう、なぜか子どもよりも大人に支持される作品です。

     「『クジラの跳躍』どうやった?」と、私が聞くと、
     「くじらさんの目、怖かった。」と、なんてことない印象の5歳の息子。
     そして、
     「ふつうやった。」
     偉大なたむらしげるさんの作品にそっけない感想をつけるのは、7歳の娘。
     「なんで!この素晴らしさ、わからんが?」
     と、興奮する私。

     以前紹介した、たむらさんの『ダーナ』もそうでした。
     私が涙して感動してるのに、子どもたちは「意味わからん。」と。
     いつかきっと、この子たちにもわかる日がくると信じてます。

     たむらさんといえば、私は深いブルーが大好きなのですが、
     こちらの作品はライムグリーンに緑、青緑など、主な色はグリーンです。
     もしこの絵本がいつものブルーだったら、、、
     より重みが増して、深くていいかなと思いましたが、おじいさんの過去を表した
     黒い場面との対照があまり際立たないのかも。
     グリーンにすることで、明るい不思議さが魅力になっています。

     お話もとっても不思議。
     表紙の画像にもあるように、おじいさんが海の上を歩いています。
     
     「海はガラスでできていた。
      宙にういたしずくが、ビー玉のようだ
      果実をもぎとるように、トビウオをとらえる」

     詩のように美しい文章に、すっかりとりこになりました。
     たむらさんの絵本は、言葉も絵も美しく、星や海、空や雪がキラキラした印象で、
     楽しかったり、切なかったり、不思議だったりします。
     絵本を読む短い間に、毎回映画を観ているような気持ちにさせてくれるので、
     大好きです♪

     このブログで一番最初に紹介した絵本も、たむらさんの『うちゅうスケート』
     でした。
     素敵な絵本に出会ったので、みんなに紹介したい!
     そんな気持ちがブログを始めるきっかけでした。
     皆さんも、ぜひたむらさんの絵本を一度読んでみてくださいね♪
     ぜひお子さんの感想も聞いてみてください。
     大人にならないとわからない魅力があるのかも、、、。


【文章】 短いところや歌のように長いところも。そして、素敵です。うっとりします。


     本の中の漢字には読み仮名つきですが、表紙にはついていません。
     同じ日に図書館で借りた、きっちょむさんの本とタイトルがまざってしまい、
     習ってない漢字だって読めるわよ、と自信たっぷりの表情をしながら、

     『クジラの爆笑』

     と読みあげた娘。
     それも面白そう。あったら読んでみたいです。
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へっこきよめどん

2009-11-10 09:17:52 | 【へんてこ】なんだかおかしな話
へっこきよめどん (日本名作おはなし絵本)
長谷川 義史,富安 陽子
小学館

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今日のおすすめ絵本は、日本の昔話。
大好きな長谷川義史さんの絵につられて借りたら、子どもも私も笑いがとまらない
とっても楽しい絵本でした!


【お話】 ばばさまとあにさんのところへ嫁いできた、気のいいよめどん。
     実は、ものすごいへっこきであるという秘密を抱えていたのです。
     ばばさまを前に、そのへっこきぶりを披露することになるのですが、、、


【感想】 「いひひひっ!ぎゃははは!」
     7歳の娘が、一番大うけしていました。
     読み聞かせる私も、笑いをこらえるのに必死です。

     よめどんの屁が、とんでもないんです。

     「おらの へっこき 見るのは、 いのちがけ じゃから。」

     と、よめどんが言う通り、

     「ブボン!
      ブビンビ ボンボ ボンバボン!
      ブビンビ ボンボ ボボンバボン!」

     というふうに、いろんな激しいリズムが繰り広げられます。
     
     ばばさまは、あっちこっちへ遠くまで飛ばされて大変。
     でも、その結果いいことがあるんです!
     続きは、読んでのおたのしみ。
     とっても楽しくて、なんだか気分がすっきりする絵本です。

     長谷川義史さんの絵が、とてもあたたかくて、昔話風の文章と
     とてもよく合っていますよ。
     皆さんも、ぜひ読んでみてくださいね。

     こんなに笑った絵本は、田島征三さんの『おじぞうさん』以来。
     田島さんの絵もお話も面白くって、大笑いしてしまいます。
     心が沈んでいる方に、ぜひ2冊とも読んでほしいです。
     絵本を読んでゲラゲラ笑って、いやなことを忘れられるといいんだけれど。


【文章】 15行程度あるページもありますが、短く切って改行されていて、
     それほど長く感じませんでした。

     よめどんのへっこきのリズムにいろんなパターンがあるので、
     読み聞かせる前に予習しておかないと、すらすら読めないかもしれません。

     昔話風なので、市原悦子さんになりきって、なまって読むと楽しいです。

     「よめどん、よめどん、なあんか このごろ かおいろが
      わるいんで ないか?」

     といった感じですよ。
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てがみをください

2008-09-15 11:46:22 | 【へんてこ】なんだかおかしな話
てがみをください (ぽっぽライブラリ みるみる絵本)
山下 明生
文研出版

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皆さん、こんにちは。

今日のおすすめ絵本は、山下明生さん作、村上勉さん絵の『てがみをください』。
初版年度が、なんと私の生まれた年(1976年)という古~い絵本です。
以前NHKのテレビ絵本で見たことがあります。長く愛されているんですね。


【お話】 「ぼく」専用の手作りの赤い郵便箱。
     ある日その郵便箱に、カエルが住みついているのを見つけて、、、。
     カエルとのやりとりを日記風に文章にしたお話です。


【感想】 「ぜんぜんかわいくな~い!」と、息子。
     せっかく喜ぶと思って借りてきたのに、期待はずれの反応でした。
     じいさん顔のずり落ちメガネのカエル、かわいいと思うんだけどな~。     
     息子受けはあまりよくありませんでしたが、私は大好きです。
     村上勉さんのイラストに、ほっとした気持ちになりました。

     カエルの部屋がいい感じ!
     まぁ、郵便受けの中なんですけどね。
     白い壁に、白いラインの入った机。
     椅子の座面は赤いチェックでキュートに。
     椅子と同じ柄の手帳のようなものもあります。
     おじさんのような顔してるけど、かわいいもの好きなカエルのようです。

     「ぼく」の部屋には、本棚が。
     そこには、作者の出した本が並んでいます。
     『かいぞくオネション』に、『うみのしろうま』。
     今度図書館で探してみようかな。

     いちじくの木が印象的な、カエルと少年のちょっと切ないお話です。
     皆さんも、ぜひ一度読んでみてくださいね。
     
          
【文章】 一頁に、0~10行。
     ひらがなと漢字の「一」です。


今、食いしん坊の息子がソファに寝転んで、
「おなかすいた~!はやく~!おなかすいた~!」
と、のたうちまわっています。
面倒だけど、お昼ごはん早く作らなくちゃ。

「がまんできんくなった!がまんできんくなった!」
に、台詞がかわりました。
それでは、皆さんよい休日を♪
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かいじゅうポヨ~ン

2008-09-04 21:38:35 | 【へんてこ】なんだかおかしな話
かいじゅうポヨ~ン
みやざき ひろかず
PHP研究所

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皆さん、こんばんは。

今日のおすすめ絵本は、みやざきひろかずさんの作品。
2008年春に出された絵本、『かいじゅうポヨ~ン』です。
親子でみやざきさんのファンで、『わにくん』シリーズや『ずぶろく園』、
『ゆめどろぼう』などいろんなへんてこ絵本をこちらで紹介しました。
息子は『ムニュ』も大好きです。

『かいじゅうポヨ~ン』
【お話】 十万年の眠りから覚めたかいじゅうポヨ~ン。
     口から癒しのポヨ~ンだまを出しては、町を変えていきます。
     人間だけでなく、飛行機やビルまでもが癒されて変身するお話です。


【感想】 「ビルのページが一番好き!」と娘。
     ポヨ~ンだまがあたったビルが、いつもと全く違う姿に!
     休日にテレビを見ているお父さんたちと同じ、あのポーズ。
     ビルなのに!?という意外性が面白いです。

     「これと、これがいい!」
     食いしん坊な息子は、バナナやパンを選びました。
     いつも履いてるあれが、美味しそうなパンになりました。
     ちなみに、パンツじゃないですよ~。

     みやざきさんの絵本の発想には、毎回びっくりさせられます。
     楽しい!こんな世界があったら!
     普段考えもつかないことがイラストになっているので新鮮!
     皆さんも是非一度読んでみてくださいね。
     とっても面白いです。
     最後は、話の壮大さに驚きました。


【文章】 一頁に、0~6行。  
     ひらがなとカタカナです。
コメント (2)
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