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小麦句会 on blog

俳句「麦の会」の句会のひとつです。 ネット句会を月二回行っています。 この句会は誰でも参加できます。

第440回小麦句会投句一覧(11/7選句締切)

2020年11月02日 07時57分21秒 | 1日句会
11月になりました。
コロナウイルス、落ち着くことができませんね。
ヨーロッパの状況を見ていると、やはり怖いものには違いないと思います。
九州では随分落ち着いてきたのですが、ひとの動きで再び拡大するのではと心配になります。
が、じっとしているわけにもいかず・・・です。
 
投句一覧をお届けします。
選句をよろしく!
 
 


 


 


★投句一覧
 

一人居の屋根を覆ひて柿たわわ  

二個ぐらゐ盗つてよささう柿たわわ 

木の下に擬態するもの熟柿かな 

柿の実を一つ残してカラス啼く 

想像のままの晩秋先急ぐ  

平らげる秋や名代の青暖簾  

柿もげば列車が走る鉄道あと 

最果ての森置き去りの熟し柿 

柿たわわ同級生という老人  

秋深き老舗の暖簾にオーラかな

村里に国勢調査柿すだれ   

紅葉づれる庭の千草も柿の木も 

この店のこの饅頭が好き里は秋 

ふる里に知る人絶えて柿たわわ 

甘と渋たわわに偏固に狭庭柿   

廃線のうわさ十年山粧ふ  

秋耕を窺う鳥の目獣の目     

一両の復興電車柿の秋   

秋色を抜けるローカル線の窓

強父論羨ましくも柿実る  

変わらずの甘酒饅頭小春かな 

柿熟れて謀などありませぬ  

生ひ立ちを語る仲間や熟柿吸ふ 

ふる里や授かり賜ふ秋日和 

大甕に柿の一枝妻籠宿   

故郷では採って食うもの柿たわわ 

秋灯や谷崎潤一郎の宿  

人乗らぬ列車通過す神無月   

濃紅葉や柵無きレールに近き山 

ふるさとの空とてくてく冬隣

秋耕やガタリと始発電車出る

一輌の特急列車大花野   

老婆売る訳あり林檎傷林檎   

爽やかに「下ノ畑ニ居リマス」と

一生を故郷に生き花野かな   

小春日や一両電車の二人連れ   

秋晴の麓に遊ぶ猿の密   

ダイヤ見て待つ間城山秋数多  

母逝きて父は猫背に冬菜畑   

まんじゅうを買えば銀河をゆく汽笛   

大阿蘇をつつむ群青鷹渡る   

硝子戸の映す青空柿たわわ   

 

 

 
★選句要領 

 

選句数6句(うち特選1句)

 

締切 11月7日(土)24時

 

選句コメントをつけて送ってください。

 

選外のものでもコメントしたい句がありましたら、コメントを受け付けています

 

当番は宙虫です(選句送付先メルアド)

soranmugi-oomugi2017@yahoo.co.jp

 

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俳句「麦の会」ブログ更新中。

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