

GWは、あちこち嵐が吹き荒れています。
コロナは深刻化を増し、全国で嵐が吹き荒れ、地震まで・・・。
閉塞感はますばかり。
昨年の今頃、来年は明るい空を見て楽しめるかと思っていたのですが・・・。
★投句一覧★
五月晴電気自動車だけ走り
街に疲れて自転車で行く村暮春
さつき咲く眼裏にくっきり女身仏
ママチャリの歌を追い越し春の風
啄木の心を吸いし五月の空
千木の指す古代の空や燕来る
自転車のタイヤに詰める春の音
たましひの分別さるゝ卯月かな
マスクのなかの口笛五月充電中
石楠花の眩しき垣根浮浪雲
欄間飾りは甚五郎作初夏の空
コロナ禍も何んと石楠花にっこにこ
ゴミ箱に獣の仮面夏近し
薫風の緑の安心飲み込める
僧若し石楠花似合ふ高野山
もしそれがあるなら石鹸玉の中
かろやかに千木の高さを黒揚羽
逆風へ踏み込むペダル新樹光
春塵は捨てて雲なき都会の空
どしゃぶりの後の青空蚯蚓出づ
春が行く車あずけて出かけよう
大気圏突入五月の宇宙塵
LINEにて詫び状届く日昭和の日
渡殿に揺れて立夏の池の照
石楠花に移る焦点空の青
乗り捨ての電動自転車麦の秋
愛用のママチャリ羽根をもつ五月
自転車を降りて歩めば枝蛙
山寺の石楠花ゴールに筋活す
ぱんぱんのママチャリ漕いで春御空
はつなつの甍は空と語り合う
行く春や自転車を押す川の土手
千木掠め燕親子が道に降り
神仏もキリストもありジューンブライド
石楠花や賽銭箱の葵の紋
石楠花の紅の透かせる厭離穢土
つばめの巣神は船出す支度して
夏立つや勢ふ騎虎の方案じつつ
千木が突く肥後もっこすの空立夏
石楠花の咲く東京のど真ん中
ブルースカイ風のなき日の竹落葉
夏の天支え社殿の屋根の反り
選句数6句(うち特選1句)
締切 4月7日(水)24時
選句コメントをつけて送ってください。
選外のものでもコメントしたい句がありましたら、コメントを受け付けています。
★当番は宙虫です(選句送付先メルアド)
★★
俳句「麦の会」ブログ更新中。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます