梅雨明けしてしばらくは猛暑続きの6月でした。
7月に入ってからは『上空に寒気が流れ込んだり』、『湿った空気に覆われたり』で
晴れの日よりも曇りや雨の日のほうが多いです。
これだけならば平年の夏場にも一時的によくあることなので
梅雨明け発表を見直すことはないだろうなと・・・思っていました。
でも、ここにきてなにやら様子があやしくなってきています。
梅雨前線は北からの寒気と南からの温かい湿った空気の間で形成されるのですが
北からの寒気が勢力をぶり返してきています。
そのため、週間予報図を見ると
日本列島には北からの寒気と南からのあたたかい湿った空気がぶつかって
梅雨前線が復活して停滞し続ける予想になっています。(これこそ本来の梅雨の形)
この状態は翌週末の30日頃までは解消しない見通し。
(現時点で30日までしか予想図が公開されていないため)
7月30日の予想図がこちら。
オホーツク海高気圧が勢力を盛り返して、梅雨の天気図そのものです。
湿った空気に覆われる感じなので、あちこちで雨の降る天気が予想されています。
それもそのはず、日本海には上空に寒気を伴った低気圧の存在が見え隠れ。
予報期間が長くなるほど予想精度は落ちますが、7月いっぱいまで、ひょっとしたら8月初めまでは
雨の降りやすい不安定な天気が続くかも・・・です。
8月のカレンダーとともに寒気は解消して真夏の天気再来という見立てですが
さてどうなるでしょうか。