なかちゃんは武漢でもなんとかやってます!

6年弱の上海生活と4年間の日本生活を終えて、24年4月から武漢で赴任生活を過ごしています。

新型コロナ 日本も医療崩壊の可能性強い

2020-04-16 06:32:15 | 新型コロナ

日本医師会が会見を行い、医療機関での感染拡大を防ぐ防護服やマスクが
不足している現状では、「医療崩壊が起きる可能性が強い」と訴えました。
 「N95マスクやフルフェイスシールド不足のため、感染患者に対応できない施設が
増えている。医療従事者が感染することで、医療崩壊が起きる可能性が強い」
医療機関で不足している防護具はN95マスクやフェイスシールドなどで、
政府の支援のもと国内で製造する必要性があるということです。また、緊急事態宣言が
出ている地域で行われている休業要請について「対象をさらに広げる必要がある」としています。


ニュースで報じられていますが、一般救急の患者でも数十の病院で受け入れを拒否されて

いる実態が東京以外でも起こり出したということです。



日本救急医学会も「救急医療体制の崩壊を実感している」と危機感をあらわにしています。



入院施設やベッドの確保数はできているといったことは繰り返し報じられていますが

受け入れる病院側がすでに限界に達しているのでは?  と心配しております。



新型コロナウイルスの感染拡大で救急搬送の受け入れを複数の病院から断られる
ケースが相次いでいる問題で、都内では今月に入って感染の疑いがある患者が、
およそ110か所の医療機関から受け入れを断られたケースもあったことが関係者への
取材で分かりました。


感染の疑いがある場合にはさらに深刻な状態になっています。


厚生労働省クラスター班の専門家は、衝撃的な試算を明らかにしました。
 「(重篤患者は)15~64歳で20万人程度、高齢者は65万人程度。
重篤患者数のうちの致死率が大体49%といわれるので、このシナリオだと、
どれくらいの人が亡くなるのか想定してもらえるのではないか」
  人と人との接触を減らすなどの対策を感染拡大前から全く行わなかった場合、
重篤患者は国内でおよそ85万人に達し、このうち、41万人余りが死亡すると
いうことです。また、西浦教授によりますと、国内にある現在利用可能な人工呼吸器は
およそ1万3000台で、試算されたピーク時の重篤患者数85万人の
およそ1.5%にあたり、対応能力を大きく超えるということです。


8日に7都府県に緊急事態宣言が出ましたが

罰則もなく徹底されていない状況が今も続いています。




人との接触を80%減らすことで感染者の減少を狙っていましたが

「自粛」の継続には限界があり判断基準も人それぞれで違います。

このまま5月6日を迎えて緊急事態宣言が解除できなかったときどうなるのか

・・・とっても不安。