おもちゃのようなエボの楽しさ

エボですが車としての駆動方式ではＦＲや究極のＲＲの楽しさに比べれば基本アン
ダー悲しいかなおもしろさに欠ける４ＷＤ、これはどうしようもな
い事実ですがそれらをカバーする特長があります。
ＷＲＣでの経験値から作られた新世代の電子制御４駆のエボは走行中に路面状況
に合わせてセッテイングを変更ができる機能があります。
一つは路面状況によってセンターデフの作動を変更できるＡＣＤ！　
Ｄｒｙの舗装路面のターマック！砂利道のグラベルモード！更に滑りやすい路面
用のスノー！　これはサーキットの路面上で動的にダイナミックに変更できる
機械仕掛けの魔法の機能です。
更にエボは操舵に対して切る方向の逆のリアのトラクションを増してアンダー
減らして曲がりやすくするＡＹＣ！　機械式デフでないのに素晴らしいトラクシ
ョンを発生させます。
このコントロールは難しいのですが操角やアクセル量やＧ等に合わせて作動させ
たり、作動させないようにできます。　ある意味　可変なのです。

そして自分のエボはブースト制御をＥＶＣ制御ではなくＥＣＵの機能を使って
制御しており、ブースト変更の４モードのダイアルでダイナミックに変更できる
ようになっています。通常のＥＶＣの場合は設定値をメニューで選べますが
走行中に変更するのは難しいようです。
ちなみに圧は０．８、１．０、１．２、１．６です。
通常のアタックでは１．６までステアリング右下のダイアルを回します。
ＷＥＴでは路面に合わせてフルウエットでは０．８、乾き具合で１．０．１．２へ
変更！　当然運転中にです。
これはブースト０．８と１．６では約１２０ｐｓの差があるからです。
０．８ではパワーは２３０ｐｓ程度！４駆ですから全くパワー感もなく車も安定！
ＷＥＴのような状況では超安定で走りやすいです。
例えばＴＣ１０００のＷＥＴで最終Ｃ立ち上がったら１．２、そして１コーナー
手前で０．８へ１ヘヤから複合、最終Ｃまで１．０なんて走行も可能です。
踏めるところでパワー上げて滑りやすいところでパワーを下げれる！
どうでしょう？？これって武器でしょう！！

エボはＡＣＤとＡＹＣとブーストをドライバーの意思で走りながら変更できる所が
最新型電子制御の車の最大のメリットです。
まるでガンダムを扱うごとく！　というのは言いすぎですが４駆の面白くない所を
ガンダムチックな機能でカバーしているという所でしょうね！

４モードのＥＣＵですが、これから先１．０や１．２を無くして一発勝負用の
１．８とかを作るのもありですね。
ブローのリスクが高まりますが今の仕様で投資効果の高いチューンの選択肢が
残っています。

さて今週末は茂原でマジアタックの予定です。（残業、天気次第ですが）
先々週のリハビリでの４７．６を超えて４７．３くらいまで出したいです。
いや！運ちゃんがんばってだします！！
そうすればＲＥ－１１での夢のラジアル４６秒台！！狙えますもんね！
超集中１ＬＡＰアタック！！！