前回からの続きである。
とりあえず5月5日に救急外来を受診して痛み止めをもらったのだが、そこでの医師の診たては尿管結石であった。
もらった痛み止めで凌ぎつつ、7日に予約しておいた病院で診察を受け、CTを撮影した結果は、やはり尿管結石で、まあ痛い筈である。
水腎症も併発していたので、それなりに落ち込んでしまった。
で、処置は大きな病院でなければ無理なので、8日に西奈良中央病院へ行き、体外衝撃結石破砕術を受けることになった。
…となると、今度は好奇心が頭をもたげてくる。
何しろ「衝撃波による内部破壊」なんて、いかにも中二病的でそそられる設定ではないか。
色々な意味で期待感を抱えつつ、治療台に横たわり、さあ来るぞ!と待ち構えていたら…
パチッ。
パチッ。
パチッ。
…思ってたんと違う。
大体、1秒に1回ちょいぐらいのテンポで衝撃波が撃ち込まれるのだが、何というか、もっとドンッ!とかズシッ!とか、そういう重めの感触をイメージしていたのに、実際にはちょっと強めの静電気で点撃してくるような感じである。
それでも「ああ、これが体内を貫通してるのか」と思えば多少は感慨深いが、15分もすると飽きてくる。
いっそ眠ってしまえれば楽なのだが、ウトウトは出来ても音と痛みで起こされてしまう。
そんなこんなで1時間。
治療が終了した時には流石にホッとしたのであった。
…が、それも束の間。
結石は砕けておらず、15日に再挑戦となった。
8割か9割は1回の治療で砕けるらしいんだけどなあ。
ではまた次回。