山口県長門市の「まち」「ひと」「しごと」をつなぐお手伝い

NPO法人つなぐ(長門市しごとセンター内)で働くことになりました。
そこでの活動日記

ワークショップとは何ぞや

2019-09-23 11:08:29 | #5 文庫棚

先日、nagato HYGGEなる、「多世代交流」のイベントをしました。
いわゆる、ワークショップ。




一緒にやっているメンバーが
「アウトプット」をとても大切にするので
下記のような形をとっています。

・安心して話してもらえるようグランドルール策定
・4人前後の少人数
・くじによるチーム構成
・カードを使ったチェックイン/アイスブレイクなどの工夫
・最後振り返りの時間を持つ


運営スタッフは3人。

何度も「何のためにするのか」
「何を持って帰ってもらいたいのか」
だから「どんな仕掛けをするのか」

やる前に、流れの確認
やってみて、感想・反省・次回への課題の抽出

そんなことをしました。
私自身は、ワークショップの主催側は初めてで、これがなかなか楽しい。



ということで、本を買って学んでみることにしました。


▽今読んでいるのはコレ▽

『かかわり方のまなび方: ワークショップとファシリテーションの現場から』 (ちくま文庫) 西村 佳哲

 ※長門市しごとセンターの文庫棚にあります。
  1Fコワーキングをご利用の方なら、どなたでも読んでいただけます。


とくに気に入ったのは、

仙台市青葉区で、子供向け絵画教室のような
さまさまな取り組みを行う「Be I」の
関口怜子さんの章のP115ー116

拓くのも磨くのも、その人そのもの。限られた時間、区切られた空間でも、その中で自由に自分を出していける空気づくりとプログラム作りが、ファシリテーターの大事な仕事ですよね。私の仕事は、子どもたちが自分の世界を広げていく、そのお手伝いだと思っています。

そして、一緒にいながら、私は私で世界を広げている。ここが大事だと思うの


-抜粋以上-


学校や、企業研修だと
「より優秀な/生産性の高い人の育成」みたいなGOALがあって

”学ぶ”という側面が強めだけど


そういうのではなく、「世界が広がる」きっかけを作ろうとする取り組みは面白いと思う


何より、一見なにもしてないようで、狙いに沿ってしっかり考えたプログラムを提供していること
子どもにも自由に発想してもらうためのものでもあるし、それによって自身の世界も広がる



まさに、私自身、「いかに生きたいか」を自問しているところなので
こういう方が活躍しているとのお話は刺激になります。


では、私自身は何がやりたくて長門に来たのでしょうか
やっていきたい活動を考えるに

「長門に住む方々と、長門という土地の認識・再発見」
「自分自身を知る⇒自身の人生を選択する助けに」
「他人を知る⇒社会的生物として、人生を楽しむ」

このあたり

そのためにも、いろんな人と話してみたい




特に何か危機感があって、ここにいるわけではないのですが、

縁あってきた、長門市しごとセンターで、
世代間交流みたいなイベントをすると来てくださる方がいて、


引き続き、そういう場を、長門市しごとセンターで作っていけたらと思います。


追記 P201の抜粋

伊勢さんの言葉
「ファシリテーターはね、場に決定的な影響を与える存在です。でも、その場を進めているわけではない。彼がコトを起こしているのではなく、興しているのはプロセスであり、その”場”なんだよ」



GOGO

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長門しごとセンター(長門市仙崎312番地1)は
朝10時~夜10時まで空いています。
(火曜日お休み)

1Fのコワーキングスペースは、1時間300円(高校生以下は百円)。
どなたでも利用可能で、本棚の本は、自由にお読みください。

なお、自動販売機は、後ろのヤマネ鉄工さんの敷地にあり、使わせていただけます。

私自身は、外出が多いのですが、週の半分は長門市しごとセンターにおります
もしよければ、お気軽にお声がけください^^
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