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長島製粉株式会社

創業明治3年 長島製粉株式会社のブログです。

ご当地蕎麦(岐阜県中濃地方)

2017-02-10 14:54:46 | 日記
何年か前に、在来種の蕎麦を探しに出かけた時に、この地区で有名な

行列の出来る店を教えてもらった時の蕎麦が、名前も麺もすごかったので

作って見ました。

          

粗挽きの粉を二八の割合で幅広く打ち、茹で時間は、2分位で上がる蕎麦を打ちました。

見た目のインパクトが凄く、吃驚効果はかなりあります。見た目ほど硬さや、食べづらさは

無く、逆にソフトでつるっとのど越し良く食べられました。

          

付いてくる薬味も、ネギ、味噌、大根おろし、塩、紅葉おろし等、色々な味を楽しむ事が

出来ます。天ぷらも、里芋、カブ、青ねぎ、他何品か季節に合わせて変わるみたいです。

             

こんな感じになってしまい申し訳ないのですが、実際はお店の歴史から出る雰囲気や、器の重厚感、

熟練された料理、盛り付けなど当然の事ながら全然違い、それが味にも繁栄されています。名称等は書けませんが、

「あそこのお店だ!」と察する方が、数多く居る事と思います。

「そうです!!」 この町では有名な、老舗のお蕎麦屋さんです。








シフター掃除

2017-02-08 17:39:36 | 日記
年に数回、シフターの網の点検を兼ねて掃除を行います。

開けてみると、周りは粉だらけです。

         

上から一段々網のテンションや目詰まりなどをチェックしながら掃除をして行きます。

毎月専門業者による害虫検査でも殆んど虫の卵や死がいは、検出されません。

なかなか普段は目が行き届かない場所ですので、この様な機会に隅々まで入念に

作業を行います。

         

一室に網が30~40段、別の向きで組んであり、一つでも間違うと大変な事になります。

そうした室が十数室あるので、最後に工場長が段違いや、方向を確認し、粉漏れの隙間が無いか

などを点検してから始動させ、それぞれに出てくる粉が適正か、部長がチェックを行い終了になります。



中学生来社

2017-02-07 11:36:07 | 日記
今日は、近隣の中学生が職場体験の一環として当社を訪れました。

蕎麦粉の出来るまでの工程、一連の流れを常務が話しながら、工場内を

案内しました。こうした現場を見る事は、なかなか出来ない事なので

皆真剣に聞き入っていました。

      

中学生位の時期に、社会体験活動を通じ、学校では得られない沢山の経験をして、

豊かな感性や社会性、自立心を養い、たくましく生きる力を育む事を

目的としての勉強は、後に大変役立つ事と思います。

また何かありましたら、協力させて頂きますので、お声がけ下さい。

本日は、お疲れさまでした。

立春

2017-02-04 15:52:13 | 日記
立春とは、文字通り「春立つ時節」と言うことで、御存じの様にここから春に向かう

事を意味します。旧暦ではこの日を正月としていました。暖かい風が、東の方角から

吹き始める時期で、今日は天気も良く、秩父方面に出かけて来ました。花園インターで降り、

市内を抜け、飯能、日高方面に向かい戻りました。途中、武甲山の麓辺りには、

所々に雪が残っていましたが、雪解けで小川に流れ出していました。

        

道中、「そば、うどん」「わらじかつ丼、豚丼」の旗が目立っていて、町全体で盛り上げている

感が伝わります。早速、帰り道食材を買って秩父名物の「くるみ蕎麦」を真似して作る事にしました。

          

天ぷらには、春菊と菜の花を使い、蕎麦は秩父風に、黒いほしが目立つ蕎麦を打ち、

くるみ汁は、ペーストを辛汁で延ばして作りました。

                 

試食する前は、ごま汁に似ていると思っていましたが、少し渋みがありそれが癖になる

感じです。春菊、菜の花の天ぷらも美味しく、若干の苦みが大人の味を感じさせてくれます。

暖かくなるシーズンが待ち遠しいです。


外国産原料チェック

2017-02-03 09:00:38 | 日記
先日部長が、前もって買ってある外国産の玄蕎麦をチェックしに、

冷蔵倉庫(15℃以下)に預けてある港まで行って来ました。

         

毎回玄蕎麦が入庫する度、倉庫に原料の確認に行きます。

年間にかなりの量が来る中に、時たま芳しくない玄蕎麦があるので、

この様なチェックが当社では、より良い粉を挽くために、重要な事だと考えます。

      

現場では、原料の中の夾雑物や磨きの確認、水分計( Kett )での水分チェックや、

玄蕎麦の張りを見たり、ムキ実の色目や味、香り、粘りなどを検証してきます。

当然、当社の基準に大きく外れた蕎麦は、クレームの対象となりその場で省きます。

少量を持ち帰り、再度検証をし記録をして置きますが、外国産の産地は多々あり、広域で、

毎年産地によって蕎麦の出来が違って来る事は否めません。産地ごとの玄蕎麦をよく把握し、

一定の粉にして皆様に提供していけるかを常に考え製粉していきたいと思います。