長島製粉株式会社

創業明治3年 長島製粉株式会社のブログです。

ご当地蕎麦(三重県伊勢地区)

2017-04-04 14:51:29 | 日記
この地区で直ぐに思い浮かぶのが、「お伊勢参り」や「赤福餅」、

「真珠」、「水族館」、少しおいて「いせうどん」等だと思います。
                              さすがに関西圏になると、うどん文化になり蕎麦の事は、あまり

知られてない傾向にあります。街には何軒ものうどんそば店が有りますが、

どの店もメインは、モチモチの極太麺を濃厚なタレで食べるうどんです。

このうどんは、「いせうどん」として全国的に有名です。そんな中、

どうにか蕎麦は無いかと探したら、「いせそば」と名打つものを

見つけ、早速作ってみました。

          

麺は、若干太目にし、タレはうどんと同じく濃い目の甘いタレで、全体を

混ぜる感じで食べます。

          

上にのせる種は、大根おろし、青ネギ程度ですが、今回「いせうどん」に

よく使われている具材をせて、この地区の家庭でよく食べられていると言う

揚げた鳥の手羽元をこのタレにからめた物も添えてみました。




蕎麦つなぎ試験

2017-03-31 11:16:22 | 日記
蕎麦のつなぎ粉(割り粉)として、小麦粉を使用しているお店が大半

だと思います。その中でも、強力粉(準強力も含む)が主に使われています。

ご承知の通り、昨今各メーカーから多くの銘柄が出ている中で、営業部社員が

どう使い分けたら良いかの疑問を持ち、試作、試食を行いました。

           

どの様に進めるか、社員で色々考えた結果、同じ条件(機械打ち、加水糧、ミキシング、

圧延、形状)で、無塩の冷や麦みたいなうどんを作り、食べ比べをしました。製麺

途中での麺帯や麺線では、色の違いくらいしかわかりません。同時間茹で、食感、味

等をみました。

           

結果、試食したときに小麦臭の強く感じる物は、割り合いによっては、蕎麦の香りを

邪魔するのでは無いかという意見や、二八蕎麦くらいの高配合の蕎麦には、無味無臭は

条件で、麺のしなやかさや食感を重視し、麺の太細さ等、求めている麺で使い分けを

したりすると、蕎麦の良さを引き出せるのではと言うことになりました。是非とも蕎麦を活かせる

つなぎ粉(割り粉)をお選びください。


  

  

蕎麦つなぎ試験

2017-03-31 11:16:22 | 日記
蕎麦のつなぎ粉(割り粉)として、小麦粉を使用しているお店が大半

だと思います。その中でも、強力粉(準強力も含む)が主に使われています。

ご承知の通り、昨今各メーカーから多くの銘柄が出ている中で、営業部社員が

どう使い分けたら良いかの疑問を持ち、試作、試食を行いました。

           

どの様に進めるか、社員で色々考えた結果、同じ条件(機械打ち、加水糧、ミキシング、

圧延、形状)で、無塩の冷や麦みたいなうどんを作り、食べ比べをしました。製麺

途中での麺帯や麺線では、色の違いくらいしかわかりません。同時間茹で、食感、味

等をみました。

           

結果、試食したときに小麦臭の強く感じる物は、割り合いによっては、蕎麦の香りを

邪魔するのでは無いかという意見や、二八蕎麦くらいの高配合の蕎麦には、無味無臭は

条件で、麺のしなやかさや食感を重視し、麺の太細さ等、求めている麺で使い分けを

したりすると、蕎麦の良さを引き出せるのではと言うことになりました。是非とも蕎麦を活かせる

つなぎ粉(割り粉)をお選びください。


  

  

アース環境サービス勉強会

2017-03-30 16:31:41 | 日記
先日、そろ々桜も咲き始め暖かい時期に向かい、虫の発生や、

食中毒に伴う注意点などをアース環境様に来て頂き、勉強しました。

          

当社も前々からその点には、非常に神経を使って営業して来ましたが、

改めて再認識する事は大切です。

        

一般的なクロゴキブリやチャバネゴキブリ、製粉工場やお店などで見かける

シバンムシやメイガ等の生態についての説明を受け、対処方法などを聞きました。

食中毒防止3原則+αの、「つけない」「ふやさない」「なくす(殺す)」+

「持ち込ませない」等の話を短い時間でしたが皆、真剣に聞き入っていました。

こう言った勉強会を年に何回か実施しており、日頃から衛生管理に対しての

個人意識を高めて行く事は、食品を扱うにあたり、必要な事だと思っています。


蕎麦焼酎

2017-03-27 13:46:09 | 日記
蕎麦焼酎と聞くと、何と言っても九州宮崎の「雲海」(雲海酒造)が

有名です。又、蕎麦屋さんでは、「十割」「粋蕎」(宝酒造)など多く見かけます。

こう言った有名処ではないのですが、少し変わった製法で本格蕎麦焼酎として売って

行く姿勢の会社からお話があり、その原料を納めに行きました。「花白(かじろ)」

と言う商品名で、蕎麦の花から酵母を抽出して、蕎麦粉と蔵元の手造り蕎麦麹を発酵させた

100%蕎麦でできた焼酎だそうです。

        

蔵元で聞いた話では、製造過程で、米、麦に比べて蕎麦は、粘りが強く造り辛く難しい

との事です。

              

こうして試行錯誤しながらも、酵母、麹、蕎麦、水に、こだわり完成した焼酎は日本初で、

蕎麦の花酵母がかもし出すフルーティーな甘い香り!初めての味!驚きの味!「蕎麦の花から

できた100%蕎麦焼酎」とうたい、全国に広めて行きたいそうです。