まず、最初にお断り。
俺自身はアクセス解析に関して一家言を持っている訳でもなんでもないのでこのエントリは基本的には素人の思いつきということでよろしく。
まず最初に何を解析できるかを考えてみる。
ぱっと考えて次のようなデータが収集できそうだ。
"各ページ毎のアクセス数"は当たり前すぎる話しだが、記事への評点と合わせてある程度読者の嗜好を読み取ることができるだろう。
もちろん、必要以上に読者に迎合する必要はないが、知っているほうが同じ内容を伝えるにしても、伝え方を考える材料くらいにはなるだろう。
"アクセス者個々の行動傾向"はかなり範囲が広い話しになってしまうが、いくつかの観点を挙げたい。
固定読者を増やすことはサイトとしてはとても有意義であると思われる。固定読者がいなければサイト外からの読者をナビゲートしてくれる人もいなくなる訳で、固定読者を増やすことこそが商業サイトの第一の目標だと言えるだろう。
固定読者か流動読者か
固定読者と流動読者はどのように見分ければ良いのだろうか?
ひとつの方法としては、"まず最初にトップページをアクセスしている人"を固定読者とみなすことだ。
似たような考えとして、"Referer無しでトップページをアクセスしている人"という判断基準でも良いかもしれない。
もうひとつの方法としては、リピーターを固定読者とみなすということだ。こちらのほうが正確だろう。
本当はオーマイニュースが永続的なCookieを使用していればこれから判断できるのだが、現状ではIPアドレスにて判断するというのもひとつの方法である。
閾値はどれくらいにしたらよいのかはわからないが、最低でも週数日のアクセスを行う人が固定読者に該当するのだと思う。
何故固定読者と流動読者を見分ける必要があるかというと、流動読者のアクセスは大部分他人のナビゲートに頼ったものであり、固定読者に転化する割合は極めて少ないからだ。
このような観点から言うと、流動読者もさらに検索読者とその他に分けたほうが良いかもしれない。
検索読者により到達した読者は、その人のニーズにサイトがマッチしていた場合、例えば特集記事に検索でたどり着いた場合、他の特集記事も読んでくれる確率は高くなるだろう。その特集が継続中であるならば、固定読者になってくれる可能性もある。
ただ、最初にたどり着いた記事に価値があると認めてもらえた場合の話しではある。
読者の嗜好を判断するにあたって、固定読者と流動読者は区別して考えるべきというのが俺の意見である。
(区別であって無視ではないことに注意!)
何をナビゲーターにして記事を読んでいるか
"編集部セレクション"かもしれないし、"読者評価ランキング"かもしれない。または"記事タイトル"や"記者名"かもしれない。このあたりはRefererを追跡したり、傾向をまとめてみたりすればある程度はわかるだろう。
これを知ることにより、記事内容以外では何に重点を置くべきかが把握できる。ただ、"記事タイトル"が重要であったとしても、個人的には単にセンセーショナルなだけのものは勘弁願いたい。内容が伴っていれば良いのだが、そうでない場合には長期的に見てマイナスの方向に働くような気がする。
何本くらいの記事を読んでいるか
これは傾向がわかったとしてもどう理解すべきかはわからない。例えば、"本数が少ない⇒読んだ記事がつまらなかった"かもしれないし、"本数が少ない⇒嗜好に合いそうな記事のみを読んだ"かもしれない。
ただ言えるのは、適切な掲載本数の指針になるということと、ナビゲート要素の価値の判断基準になるということだ。
記事に対してforな立場であるか、againstな立場であるか
これは言うまでもないことであるが、againstなアクセスのみを集めていても、それはただの"痛いニュース生産サイト"でしかない。
まあこの辺りは十分認識されていると思うのでこれ以上は触れない。
全体を通していいたい事は、何かを判断するにあたってはちゃんとした基礎データも参照したほうが良いということ。
なんとなく雰囲気だけで判断するのは時に大きな間違いを引き起こすかもしれない。
とにもかくにもかんばってください♡
俺自身はアクセス解析に関して一家言を持っている訳でもなんでもないのでこのエントリは基本的には素人の思いつきということでよろしく。
まず最初に何を解析できるかを考えてみる。
ぱっと考えて次のようなデータが収集できそうだ。
- 各ページ毎のアクセス数
- アクセス者個々の行動傾向
"各ページ毎のアクセス数"は当たり前すぎる話しだが、記事への評点と合わせてある程度読者の嗜好を読み取ることができるだろう。
もちろん、必要以上に読者に迎合する必要はないが、知っているほうが同じ内容を伝えるにしても、伝え方を考える材料くらいにはなるだろう。
"アクセス者個々の行動傾向"はかなり範囲が広い話しになってしまうが、いくつかの観点を挙げたい。
- 固定読者か流動読者か
- 何をナビゲーターにして記事を読んでいるか
- 何本くらいの記事を読んでいるか
- 記事に対してforな立場であるか、againstな立場であるか
固定読者を増やすことはサイトとしてはとても有意義であると思われる。固定読者がいなければサイト外からの読者をナビゲートしてくれる人もいなくなる訳で、固定読者を増やすことこそが商業サイトの第一の目標だと言えるだろう。
固定読者か流動読者か
固定読者と流動読者はどのように見分ければ良いのだろうか?
ひとつの方法としては、"まず最初にトップページをアクセスしている人"を固定読者とみなすことだ。
似たような考えとして、"Referer無しでトップページをアクセスしている人"という判断基準でも良いかもしれない。
もうひとつの方法としては、リピーターを固定読者とみなすということだ。こちらのほうが正確だろう。
本当はオーマイニュースが永続的なCookieを使用していればこれから判断できるのだが、現状ではIPアドレスにて判断するというのもひとつの方法である。
閾値はどれくらいにしたらよいのかはわからないが、最低でも週数日のアクセスを行う人が固定読者に該当するのだと思う。
何故固定読者と流動読者を見分ける必要があるかというと、流動読者のアクセスは大部分他人のナビゲートに頼ったものであり、固定読者に転化する割合は極めて少ないからだ。
このような観点から言うと、流動読者もさらに検索読者とその他に分けたほうが良いかもしれない。
検索読者により到達した読者は、その人のニーズにサイトがマッチしていた場合、例えば特集記事に検索でたどり着いた場合、他の特集記事も読んでくれる確率は高くなるだろう。その特集が継続中であるならば、固定読者になってくれる可能性もある。
ただ、最初にたどり着いた記事に価値があると認めてもらえた場合の話しではある。
読者の嗜好を判断するにあたって、固定読者と流動読者は区別して考えるべきというのが俺の意見である。
(区別であって無視ではないことに注意!)
何をナビゲーターにして記事を読んでいるか
"編集部セレクション"かもしれないし、"読者評価ランキング"かもしれない。または"記事タイトル"や"記者名"かもしれない。このあたりはRefererを追跡したり、傾向をまとめてみたりすればある程度はわかるだろう。
これを知ることにより、記事内容以外では何に重点を置くべきかが把握できる。ただ、"記事タイトル"が重要であったとしても、個人的には単にセンセーショナルなだけのものは勘弁願いたい。内容が伴っていれば良いのだが、そうでない場合には長期的に見てマイナスの方向に働くような気がする。
何本くらいの記事を読んでいるか
これは傾向がわかったとしてもどう理解すべきかはわからない。例えば、"本数が少ない⇒読んだ記事がつまらなかった"かもしれないし、"本数が少ない⇒嗜好に合いそうな記事のみを読んだ"かもしれない。
ただ言えるのは、適切な掲載本数の指針になるということと、ナビゲート要素の価値の判断基準になるということだ。
記事に対してforな立場であるか、againstな立場であるか
これは言うまでもないことであるが、againstなアクセスのみを集めていても、それはただの"痛いニュース生産サイト"でしかない。
まあこの辺りは十分認識されていると思うのでこれ以上は触れない。
全体を通していいたい事は、何かを判断するにあたってはちゃんとした基礎データも参照したほうが良いということ。
なんとなく雰囲気だけで判断するのは時に大きな間違いを引き起こすかもしれない。
とにもかくにもかんばってください♡