
最終日には野外炊飯を行いました。野外炊飯の1番の難しさは、何といっても火おこしです!サッと火の付くグループもありましたが、なかなか火が付かず、苦労しているグループもありました。しかし、苦労したほど火が付いた時の喜びは大きかったようで、火が付くと嬉しさと同時に安堵の表情を見せていました。そうして起こした火で作ったご飯とカレーは絶品で、暑い中でしたが、みんな汗をかきながら美味しく完食していました。
2泊3日の夏期学校では、自然の中で様々な体験をすることが出来、感謝でした。仲の良い友達が出来たり、美味しいものを食べられたり、一緒に笑いあえたり、時にはみんなで助け合うことができたり、そうしたことはきっと私たちが「平和」だからこそできたことだと思います。「平和って何?」子ども達も「生きていること」「友達がいること」「食べれること」「戦争がないこと」と答えていました。そして、閉会礼拝で、何より、神様を信じること、神様に繋がって生きることが「平和」に繋がると、加藤牧師先生から教えて頂きました。
中には、1年に1回、この夏期学校で、神様のお言葉を聞き、祈る小学生がいます。神様はそれを「よし」としてくださり、大きな恵みをくださいました。小学生だけでなく、大人の私たちも子ども達から学び、神様の大きな愛を感じることができました。実は、この白山ろく少年自然の家での夏期学校はこれで、5年目です。最後に所の先生が、小学生に向けて、次のようなメッセージをくださいました。「君たちはとても素直で、何にでも興味を持ち、一生懸命に取り組む小学生ですね。僕は、そんな君たちが素晴らしいと思います。みんな仲がいいし、自主的に活動する姿に感動しました!」と。それぞれ違う小学校に通う子ども達ですが、この教会学校に来ると、幼稚園時代のスイッチがちゃんと入るのか、幼稚園や教会学校で培った精神は、しっかり、この子ども達に根付いているのだなあ、神様は生きておられるのだなあ、とつくづく感じさせられた夏期学校でした。