ほとんどの人が一生に何度も不動産を売ったり買ったりはしないと思いますが、賃貸借に関しては、何度か不動産屋さんにお世話になったかと思います。その退去のとき、よくもめるのが敷金の返却だと思います。原状回復に、預かり敷金では足りないので、あと○○万円請求しますなんてよく請求されて困り果てた経験はよくあることです。私のところに、今もこのようなご相談が数件着ております。本来、敷金は未払い家賃や原状回復費用の担保として預託されるものです。全額返還が原則です。明渡しの際、賃借人に負債がある場合、相殺して返却されるのが敷金です。ところが家主は敷金は自分がもらったものだと勘違いしているケースがよく見受けられます。また、原状回復の意味が間違ってとらえられていたりします。これらの指導は、不動産屋や管理者が契約時によく説明しておくべきだと思います。しかし、業者はなんとか家主に気に入られようと、家主側の有利な説明や、指導をおこなっている場合が見受けられます。現在は、国土交通省のガイドラインや消費者契約法でしっかり明記されております。また、最高裁の判決も多く出ております。良い不動産屋を選びましょう。そして、家主様も賃貸事業の本筋を全うし、敷金で儲けるのではなく事業で収益を上げる努力をいたしましょう。社会的に世知辛い世の中ですので、厳しいとは感じますが、今がチャンスと、良い賃貸人で評判を上げた方が得策かとも思ったりも致します。借りたほうの感謝は計り知れません。お金たくさん使って入居広告打つより、良い評判は自然と広告してくれます。そんな経験をたくさん致しました。特に不動産や建築では評判がもっとも大切です。私の知り合いの建築会社は、全て紹介でお客さんがついております。ほんと理想的です。
私もそうなれるよう頑張りたいと思います。
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