橋本なおみ あおもり市民の声を応援します。 市民の声を市政に!   青森市議会議員 無所属

子育ての経験を
健康を願う気持ちを
主婦の声を
青森の魅力を
市民の力を
青森市政に!

”続”

2012年09月30日 06時36分10秒 | 日記

前回の続き、予算特別委員会の私の質問後半です。一部重複しますが、前半の質問の答弁から掲載します。

質問 小中学校の耐震~小中学校の耐震化率は進んでいるようだが、天井材や照明器具などの 非構造部材 の耐震化は、どのように進めていくのか? 答弁 非構造部材耐震チェックリストを作成し、危険性がある場合は速やかに対応する。   質問 非特定建築物の耐震について ①非特定建築物として耐震診断を行うこととしている児童館などの施設について、現在の進捗状況及びその診断結果の出る時期の見通しは?  答弁 桜川福祉館、佃福祉館、浪館福祉館、戸山児童館、吉野田児童館等、11施設の耐震診断は、年内に報告書として提出される予定。 ②市民が利用する児童館などコミュニティ施設の耐震診断の結果をもって、今後どのように対応していくのか? 答弁 廃止、統廃合も含め、更に他のコミュニティ施設の耐震を行うなど、結果が出てから見直しする。 

港湾の利活用について
質問 新中央埠頭の整備状況と今年度の市の負担額は?  答弁 緑地、臨港道路、交流拠点用地の第一期工事は今年度中に完了予定。今年度の市の負担予定額は、2、100万円。  質問 青森港が国の重点港湾に選定されたが、港湾管理者である県に対して、どのような要望を出しているのか?   答弁 港湾機能充実として、埠頭、防波堤等の整備促進、コンテナ化の早期実現、ポートセールス等の強化の6項目を要望している。

以下、後半の質問に関連して、私の述べた内容です(再質問は略)  近年、クルーズが爆発的なブームとなり、青森港にも、これまで、多くのクルーズ船が停泊しています。クルーズ船入港の数は、北東北では、青森港がダントツです。いつも歓迎の式典をされておられます、市長はじめ関係者の皆さま、改めて御礼申し上げます。ねぶたの時には、新中央埠頭の西側に 飛鳥 が停留していました。海上運行の観覧特等席としても、このねぶたクルーズは、この先さらに、人気が高騰すると思います。そこで、新中央埠頭西側だけではなく、東側にも、船が停泊できれば、ねぶた期間中だけでも、単純に1000人2000人、徒歩で中心街に出られるという、新中央埠頭ならではの利点を目玉に、2倍の誘客が見込めます。クルーズ船ですから、宿泊施設の心配は要りません。工事費用のことですが、すでに、埠頭本体があり、護岸整備も不要となれば、桟橋だけを付け加える、もっとも軽微な方法も可能です。その上、市の負担割合は10分の一です。立派な埠頭が出来ているのですから、両サイドで、フルに活用すべきと思います。ねぶた期間、新中央埠頭の東西に、2隻の大型クルーズ船が着岸した際の経済効果は、相当大きいものと思います。この先何十年も使えることを考慮して、費用対効果を、是非一度、検証、試算して頂きたいと思います。県の資料には、“港湾計画の策定や改定に際しては、地元のニーズを考慮しつつ、ビジョンの港湾計画への反映を図っていきます、と書かれています。県都青森市として、積極的に働きかけることが必要と思います。是非、ご一考頂ければとーーー、これは、要望にとどめます。 本市は、ウォーターフロントの活性化においては、ビジョン通り、賑わいの創出が図られていると思いますが、港湾を利用した、物流の面では、方向性が、よく見えてきません。去る22日の新聞に、八戸港の貨物航路の記事が載りました。地域企業の輸出促進を図るという内容のものです。八戸港との立地条件や、ガントリークレーンなどの、ハード設備の違いはありますが、鹿内市長が会長を務めております、青森港国際化推進協議会では、青森港における貿易の促進事業を掲げてありますし、当協議会の平成22年度物流調査結果の総括でも、鉄道との複合一貫輸送による、国際海上コンテナ貨物の取り扱いの可能性を秘めていると、資料に明記されてあります。地理的にいえば、たとえばロシアへの輸出などは、八戸港よりも優位だと思われますし、港湾を利用した物流で、本市の経済の発展、活性化を図ることも、十分可能と思われます。  港まち あおもりです。観光と同時に、経済の発展にも寄与できる港を、期待するところです。また青森県では、避難港という名称をもって指定されているのは、尻屋岬と深浦港だけですが、東日本大震災の直後から、青森港には多くの船が入港して、沢山の物資や人を支援輸送しました。フェリー埠頭の第4バースは、新中央埠頭と同様に、耐震強化岸壁になっています。このような点も活かして、もっと港を活用していただきたい。

青森港が重点港湾に指定されたとき、これから本市の港が、貿易港としても発展するのだろうと、私はとても嬉しかったです。今後、みなとまち青森 そのイメージを国内外にアピールして、まち全体の活気の底上げに繋がればいいですね。 

 

 


足元から

2012年09月26日 23時29分36秒 | 日記

ひまわりの花から、いつの間にか、コスモスに変わり、季節は、秋。36度の猛暑が去って、急激に気温が下がり、昨日は午後、雷と雨でした。天田内では雹が降って、りんご農園が被害を受けました。手塩にかけたりんごが収穫を目の前に、被害に遭われました。心からお見舞い申し上げます。

予算特別委員会が終わりました。私の質問の前半は、仮称子どもの権利条例への要望と、小中学校の耐震化(非構造部材)、非特定建築物の耐震について。です。以下、原文(質問のみ)です。

最初に、子どもの権利条例について要望いたします。児童福祉専門分科会や、子ども委員会との合同会議を、傍聴させていただきました。条例制定に向けて、大人と子どもと両方の立場の意見を集約するために、これまで大変ハードなスケジュールをこなしてこられた、関係者の皆様に、心から敬意を表します。今月いっぱい、骨子案への市民意見を募集していますので、結果報告にも関心を寄せるところです。子どもの権利条例の中で、もっとも要となるのは、第4章、最後に掲げてあります、子どもの権利の侵害に対する救済と回復、だと、わたくしは考えます。言うまでもないことですが、実際に、救う のは、条例ではありません。耳と口を持った、人 です。 本市が予定している権利擁護委員は3名以下となっていますが、子どもの声を、その子の立場になって、きちんと受け留めることのできる人材を確保していただきたいと思います。3名というその根拠はわかりませんが、最低3人は必要と思います。個性の違う、専門性の違う3人いっぱいの適用をお願いします。また、相談場所ですが、子どもが足を運びやすく、かつ、人目を避けずにすむ、相談だけでなく、談話もできる、気兼ねのない雰囲気と、秘密保持にもふさわしい、場所を選定して頂くようお願い申し上げます。図書館が相談場所という、自治体もあります。参考になった新聞記事でした。      

それでは、質問に入らせていただきます。小中学校の耐震化の取り組みについて、非構造部材のことで、質問いたします。
校舎の躯体そのものの耐震化率は、4月1日現在、本市は92,4%と順調に進んでおります。学校数の多さを考えますと、関係者の皆さまのご尽力には心から感謝申し上げます。一方で、天井材や照明器具などの 非構造部材 の耐震化は今後どのように、進めていくのか、その取り組みをお示しください。   もし、犠牲が出てからでは取り返しがつかない、ということで、一日も早い、庁舎の建て替えが必要という方針を定めた市のご見解と、等しい見識のもとに、小中学校の、非構造部材の耐震化、必要に即応した対策を講じて頂きたいと、お願い申し上げます。限られた財源、厳しい財政状況の中ではありますが、市民の安全安心を最優先に据えた、予算配分――できることなら、マイナスシーリング対象外の分野として、校舎の安全性の担保に必要な経費の支出に、予算の充当を最優先して頂きたいと、要望します。   

非特定建築物の耐震についても、質問させていただきます。非特定建築物の児童館や福祉館など、抽出された13施設で、耐震震診が行なわれていますが、その、進捗状況、及び、その診断結果の出る時期の見通しをお示しください。      これまで、同じことを他の議員も質問されておりますが、緊急性重要性の観点から、質問させていただきます。児童館、福祉館では、多くの児童が放課後の時間を過ごしています。校舎同様に、施設の安全性の確保は当然のものと考えます。また、災害時には、学校、コミュニティ施設が避難所になるわけですから、耐震化を含め、安全面の管理が最重要と思います。再質問させていただきます。耐震診断の結果をもって、今後、どのように対応していくのか、今回、抽出した施設以外の児童館等の非特定建築物の診断をどうするのか、具体的に、方向性をお示しください。

 質問の後半と、答弁は、後日掲載いたします。

中期財政見通しが出され、本市の財政状況の現状の把握と、この先の見通しを踏まえ、議会開会中、施策のあり方、優先順位を考えてきました。まずは、足元の問題を、ひとつひとつ解決していくことが大事と思うのです。緊急性をもって必要に迫られていることが沢山あります。真っ先にそれらを行なう。断念せざるを得ないもの、見送る決断も大事・・・と、今日のタイトルは”足元から”と付けました。


虐待

2012年09月17日 19時51分39秒 | 日記

児童、高齢者に次いで、10月1日から施行される障害者虐待防止法のことを、あれこれ調べていたら、厚生労働省 社会・援護局障害保健福祉部が作った”市町村・都道府県における障害者虐待の防止と対応”という、まだ、未完の文章を見つけた。平成24年 × 月、と月がまだ空白のままのもので、本年度内を目途に、内容の追加、修正等を行うというものだ。その中に、とても意義深い、個所があるので抜粋して紹介します。
 
障害者虐待の判断に当たっての基本的視点
ア 虐待をしているという「自覚」は問わない~~~虐待しているという自覚がない場合には、その行為が虐待に当たることを気付かせ、虐待の解消に向けて取り組む必要があります。  イ 障害者本人の「自覚」は問わない~~~長期間にわたって虐待を受けた場合などでは、障害者が無力感から諦めてしまっていることがあります。障害者本人から訴えの無いケースでは、周囲がより積極的に介入しないと、虐待が長期化したり深刻化したりする危険があります。  ウ 親や家族の意向と障害者本人の意向は異なる場合がある~~~施設や就労現場での虐待の通告があった場合、障害者の家族に中には「これくらいのことは仕方がない」と虐待する側を擁護したり虐待の事実を否定したりすることがあります。これは、障害者を預かって貰っているという家族の気持ちや、他に行き場がないという状況がそういう態度を取らせているとも考えられます。家族からの訴えがない場合であっても、虐待の客観的事実を確認して、障害者本人の支援を中心に考える必要があります。 以上 

 

虐待に対する意識を高め、虐待を未然に防ぐよう、みんながみんなの見張り番に。


答弁

2012年09月15日 06時10分02秒 | 日記

一般質問の答弁(要約)です。 Q指定管理者制度導入施設について、施設利用者の目の付く場所に指定管理者の名称を掲げ、また、ご意見箱等を設置すべきと思うが、市の考え方をお示しください。 A今後、表示が可能な施設については、速やかに指定管理者を表示するよう指導して参りたい。  Q接遇研修の実績をお示しください。 A新採用職員研修は継続している。平成22年度から窓口担当部局の職員、臨時職員、嘱託職員も対象とし、今年度からは中堅職員も対象にしていく。  Q障害者虐待防止等業務に係る担当職員の増について  A現段階では現行の体制での対応を考えているが、今後の相談件数の推移をみて検討していく。 Q障害者虐待を未然に防止するための今後の市の取組について。 A広報、啓発を積極的に進める。リーフレットやポスターによる周知を図るとともに、体制の整備、職員研修の実施を指導していく。広報あおもり、HPで理解を深める。  Q障害者が入院した際のコミュニケーション支援について  A入院時のヘルパー派遣は認められていないが、意思疎通支援のための地域生活支援事業のコミュニケーション支援として、手話通訳者等の派遣は行なっている。今後、研究していく。

今日明日(15.16日)「あおもり10市(とし)大祭典」が開催されます。祭りパレードや山車展示、ステージイベント、各市の物産コーナーなど、県内10市の大祭典です。行ってきます!


心の音

2012年09月11日 08時27分33秒 | 日記

10日から始まった、”子どもたちの心の音”という、書道とパネル展を観ました。被災地 陸前高田・石巻から、子どもたちの声がいっぱい届いています。明るさ、強さ、悲しみ、淋しさ・・・。

受け留めることも、支援のひとつと思います。  17日まで、八甲田丸で開催しています。