前回のブログで、雇用のことを書いたが、言うは易し との思いから、具体的なことには触れなかった。ただ、日ごろ考えているのは、廃棄しているもの、捨てているものを利用できないか、目の前にゴロゴロあるものを売り物にはできないか、ということです。
葉っぱ一つで億の年商を誇る “葉っぱビジネス”。 徳島の上勝町の事例は有名だ。宴会の席で、ハンカチに包んで持ち帰る女子社員を見て、葉っぱに価値を見出した、とTVで見たことがある。 その背景には、関連機関のさまざまな連携、後押しがあってのことと思います。 もの と ひと ですね。
本市でも、りんごの絞りかすで和紙を製造したり、ホタテの貝殻で融雪剤を作ったり、優れたアイディアがいくつかある。 雪だって、もっと、もっと、使えるのではないだろうか。観光資源としては、地吹雪ツアーは女子大生に人気らしいが、青森でなければ出来ないことを売りにしたツアーは、ウケると思う。 富裕層があちらこちらの旅行で、風景を堪能し、食材を食べつくし、あとは・・・体験ということになる。 雪だるま作りはどうだろう。幾人もの手で転がし、転がした後には、だるまとツーショットの記念写真進呈。 最後は、世界一の雪だるまにして、ギネスの記録に! けっして夢物語ではないと思うのです。
りんごに文字や絵がついたのも珍しくなくなったが、これも、体験ツアーにすれば、一度めに図柄の手入れ、二度目は収穫で、と、二度にわたって現地を訪れる、おいしいツアーになる。 (余談だが、りんご全体を赤くするために、陽を浴びさせるのに、クルリと回転させる作業があるらしいが、わざと回転させずに、ツートンの”紅白りんご”はヒットするのでは?とりんご農家の人に提案したことがある。 これは請合ってもらえなかったが、たとえば、がきっかけで、大きな産業になることもままあるのが現実ですよね?! 地面に落ちて、見向きもされない りんご の活用もあれこれ私案はあるのですが)
本市の、なまこの研究、エネルギー研究、間伐材の利用といった分野もこれからの期待が大きいです。
その昔、地理を教える先生が、授業中に語ってくれたこと。 友人から北極の氷を土産にもらった。大事に大事に冷蔵庫で眠らせて、ついに、ウイスキーに入れて呑んだ時は、カンゲキだった。---真偽のほどはさて置いてーーー青森の雪も、捨てる・融かす、から、残す・売る という発想の転換でビジネスチャンスを狙ってはどうだろう。
本市の企業を応援する事業が数々あり、融資や奨励金制度など、資金面で助成する事業もありますが、新商品開拓者認定事業という事業もあります。 内容は(青森市HPからの転載) 1 市で新商品を購入する際、通常の入札制度によらない随意契約による購入が可能となります。※認定自体が新商品の購入を約束するものではありません。2 「新商品開拓者」として、認定期間中は生産する新商品とともに市のホームページ等で公表され、PR効果が期待できます。
7つの企業、7つの商品がHP上で紹介されています。その中の、 ”移動体通信システム搭載電動アシスト自転車「ナビチャリ」” ナビチャリ に 目が★になった私です。