≪2021/8/30≫
思い出のスタジアムでプロ2勝目を挙げた。8月28日、佐々木朗希投手はウイニングボールを手に笑顔を見せた。岩手県大船渡市出身の佐々木朗にとって、東北の地での初先発してのプロ2勝目とあって多くのファンが祝福をしてくれた。そしてここイーグルスの本拠地楽天生命パーク宮城は小学生の時に3回、観戦した思い出の詰まるスタジアムだった。
「東日本大震災前に2回。震災後にも1回行きましたね。家族で2回。あとは少年野球チームで見に行ったと思います」
試合後、懐かしそうにスタンドを見つめた。初観戦した際は岩手から両親の運転で3時間半から4時間かけて駆け付けた。車酔いをするため景色は見ていない。車中は、ほとんど寝ていた思い出しかない。野球観戦をして仙台駅周辺でショッピングをして帰る。それが佐々木家の定番コースだった。
当時、プロのスタジアムはとても広く感じた。不思議なものだ。子供の時に遠いスタンドから見ていたプロ野球。今は逆の立場。グラウンドの真ん中のマウンドで球場に駆け付ける全ての人の注目と期待を背負って立っている。
「ライトスタンドの辺りが多かったですね。イーグルス対ファイターズ戦が2回ありました。ファイターズのセギノール選手が印象的。ファイターズファンはダルビッシュさんのユニホームを着ている人が多かったのも覚えています。やっぱりダルビッシュさんは人気があるなあと感動しました。そして熱い応援をするファイターズのファンの方がいたことを鮮明に覚えていて、翌年に見に行った際にもまた同じ方が近くで観戦されていて驚きました」と思い出を語り、笑った。
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そして、もう一つ教えてくれた思い出深いエピソードがある。当時、スタジアム外でファン向けのイベントとしてスピードガンコンテストが行われていた。一番速い球を投げると試合の始球式で投げられるという優勝特典のついた企画だった。子供心として、とっさに思ったのは「もし一番になって始球式で投げることになったら恥ずかしい」という想(おも)いだった。今だからこその笑い話だ。
「今思うとそんな速い球、小学生が投げられるわけないですよ。確か優勝者は117キロ。たぶんボクがうまく投げても80キロぐらいじゃないですか。でも子供って不思議ですよね。なぜか優勝してたくさんのお客さんが見ているマウンドで投げることになったら恥ずかしいという考えが浮かんだ。だから、チャレンジしていません。大人になって冷静に思うと、そんなわけないですけどね」と佐々木朗。
今でこそ誰もが知る平均で150キロ以上のストレートを投げる剛腕投手だが、当時はプロ野球選手になるという夢すら抱いていない普通の小学生。男の子独特の恥ずかしさが挑戦を拒んだ。淡い思い出だ。
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そんな古い記憶が頭を駆け巡る中、マウンドに上がった。二回までは走者を背負うも立ち直すと三回以降は無安打。5回を被安打3、無失点で勝ち投手になった。
「5月に甲子園でプロ初勝利を挙げてから、なかなか勝てず長かったですね。勝てて良かった。2勝目がここ。次こそはマリンですね。全体的に良くなっていると思いますので、やり返したい気持ちは強いです」と佐々木朗は残り試合でのさらなる飛躍を誓う。
勝ち投手となった翌29日の打撃練習中。外野の右翼ゾーンから飛んでくるボールをキャッチしながら内野方面を見つめていた。グラウンド内とスタンドこそ違えど、角度は一緒。家族とライトスタンドで観戦していた時の懐かしい光景が広がっていた。
「懐かしい感じはありますね。こんな感じで見ていたなあと。当時は視力が悪かったので、ぼんやりとしか見えていない部分があったし、打席やマウンドの選手もすごく小さく感じていました。ベンチに戻ると、自分の立場の変化も感じました」と佐々木朗はほほ笑んだ。
まだプロデビューをして7試合の登板しかしていない背番号「17」は、これから何度となく、このスタジアムのマウンドに上がることになる。思い出多き地でさらなる出来事を重ねて、プロ野球に新たな伝説を刻んでいく。新たな決意を胸に若者は東北の地を後にした。
(千葉ロッテマリーンズ広報・梶原紀章)
(千葉日報)
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≪2021/8/30≫
マリーンズにやってきた“進撃の巨人”は澤村の再来? 196センチ国吉佑樹がずっと愛される理由《登場曲を選んだのは千葉出身の先輩》
ZOZOマリンスタジアムにアニメ『進撃の巨人』のテーマ曲『紅蓮の弓矢』が流れると、それは国吉佑樹投手の出番である。
身長196センチ。小学校6年生の時にはすでに175センチはあったという“巨人”がマウンドに立つと2メートル以上はあるのではないかと思えてしまう。繰り出すストレートは150キロを優に超える。6月にトレードで加入した背番号「92(クニ)」。頼もしき右腕がマリーンズの勝利の方程式の一角として勝利をたぐり寄せる活躍を見せている。
「すごいやりがいを感じています。勝ちパターンの1人として大事な場面で起用していただいている。責任を感じますし毎日が充実しています」
澤村の再来?「光栄で、ありがたいこと」
「ファンの皆様に去年の澤村さんのような活躍を期待していただいているのは感じています。光栄で、ありがたいことです。期待に少しでも応えたいという想いをつねにもっています」
移籍後初登板は、後半戦2試合目となった8月14日のバファローズ戦(ZOZOマリンスタジアム)。2点リードの7回、1イニングを1三振、無失点で抑えてチームの後半戦初勝利を呼び込んだ。試合後、少しホッとした表情を見せながらも「澤村さんのように3者三振とはなりませんでしたね」と、おどけて見せた。
8月21日のホークス戦(PayPayドーム)では最後を任された。マリーンズの絶対的な守護神の益田直也投手が前日まで3連投をしていることから回ってきた出番だった。
「試合前から言われていたので心の準備は出来ていました。最終回はやはり独特の雰囲気がある。ただ気負うことなく普段通りに投げようと考えました」
いつも通り、ブルペンでは15球から20球を投げ、マウンドへ。この日は1点こそ失ったが、後続を抑えて勝利に貢献。ベイスターズ時代の15年5月24日タイガース戦以来となる、2281日ぶりのセーブを挙げた。
「懐かしいですね。あの時は本当に緊急の登板だったので心の準備もない中でマウンドに行って、先頭は押し出しの四球。でも、そのあとは大和さんを三塁へのライナー。最後はマートンを三振に抑えてセーブを挙げました」
ベイ守護神・三嶋からも祝福
ベイスターズ時代の国吉は多くの仲間たちから愛された。現在、ベイスターズの守護神として君臨する三嶋一輝投手からはマリーンズでセーブを挙げた日にLINEメッセージを受け取った。
「ナイスセーブ」
短い言葉だったが、気にしてくれていることが嬉しかった。「三嶋さんは年上なのですけど、それを忘れてしまうほど仲良くさせていただきました。セーブを挙げるポジションにいる人から、祝福されて嬉しかったです」と喜んだ。
『進撃の巨人』のテーマ曲を登場曲に選ぶキッカケとなったのは、ベイスターズの二軍時代に可愛がってもらった林昌範さん(元投手)の存在が大きい。「オマエに似合う曲だ」と薦められてから使うようになったという。
移籍を機に変更することも考えたが「せっかく林さんに選んでもらった。ファンの方にも馴染みがあるし、ボクも愛着がある。だから、このまま行こうとなりました」。林さんからも移籍の時に「頑張れよ」と激励のメッセージをもらった。
「そういえば林さんは千葉県出身。縁ですね」
国吉の活躍を喜ぶチェンとブランドン
かつてベイスターズとマリーンズに在籍していた2人の外国人選手とも今も親交があり、トレードが決まった時に連絡をもらった。1人は昨年までマリーンズにいたチェン・グァンユウ投手。そしてもう1人は19年にマリーンズにいたブランドン・マン投手だ。
「2人とも投手でファームの時に同じ時間を過ごすことが多かったということもあり、いつの間にか、よく話す仲になっていました。ブランドンとは家に遊びに行ったり、自分が横浜の街を紹介したりするなど、球場以外のプライベートでも一緒に過ごしました。日本語を勉強したり、平仮名を使ったりするなど、すごく前向きで積極的な性格で、そういう性格だから誰とでも仲良くなれるのだと思います」と国吉は懐かしそうに話す。
チェンがベイスターズでチームメートだったのは11年から14年の4年間、ブランドンが11年と12年の2年間。2人は今も国吉と交流を続けている。マリーンズ入りが決まるとまるで自分たちがチームメートとして迎え入れるかのように喜んだ。そして今も動向をチェックしてくれているという。
8月27日、国吉は杜の都・仙台で移籍後初勝利を挙げた。初登板、初セーブ、初勝利とチームの中で確実に存在感を見せている。そしてこれまで関わってきた仲間たちもその投球に注目し、期待を込めて見守り続けてくれている。
「自分の初勝利よりもチームが勝って2位に浮上したことが嬉しい。ただ、もちろん白星はいいですね。白はいい。ベイスターズ時代も仙台で勝っている。縁起がいいと思うようにします」と、独特の表現で振り返った。
マリーンズは1974年以来のパ・リーグ1位での優勝を目指している。その一翼を担っているのが移籍してきたばかりの長身右腕の存在だ。マリーンズの進撃を支えるクニ様こと国吉。“進撃の巨人”が、マリーンズをまだ見ぬ本物の頂上へといざなっていく。
梶原紀章(千葉ロッテ広報)
(Number)
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≪2021/9/1≫
「清宮の外れドラ1」の共通点… 安田尚憲は村上宗隆に続けるか? “阪神が1勝分ハンデなセ首位争い”も注目の9月〈週刊セパ記録〉
8月終盤に入って天候が安定し、12球団は順調に試合を消化した。各球団の試合数も100試合前後になっている。
セ・リーグでは4月から首位をキープしていた阪神が、巨人にその座を明け渡し、2位に転落した。しかし勝敗を子細に見ると、かなり特殊な状況であることが分かる。以下、8月31日終了時点の3位までの勝敗である。
1巨人100試51勝37敗12分 率.580 差――
2阪神100試55勝42敗3分 率.567 差0.5
3ヤクルト93試47勝35敗11分 率.566 差1.5
1巨人101試51勝38敗12分 率.573 差――
2阪神101試56勝42敗3分 率.571 差-0.5
ゲーム差では阪神が「0.5」で巨人をリードするが、勝率では依然、巨人が1位なのだ。
また、2位の阪神と3位のヤクルトは1ゲーム差だ。通常は、阪神が負けてヤクルトが勝てば勝率で並ぶはずだが、実際は……
2ヤクルト94試48勝36敗11分 率.571
3阪神101試55勝43敗3分 率.561 差0
とヤクルトが勝率で1分も上回ってしまう。
プロ野球のペナントレースの順位は「勝率」で決定する。だから上記のようになるが、一方でゲーム差は勝敗差に基づいて表している。
だからゲーム差ではリードしているのに、勝率ではリードされるという「ねじれ現象」が起こっている。
引き分けが少ない阪神に“1勝分のハンデ”が?
今季のNPBペナントレースは、新型コロナ禍に対応するため9回打ち切りとなり、その時点で同点の場合は引き分けとなっている。昨年は10回打ち切り、一昨年までは12回打ち切りだった。このために引き分け数が激増。8月31日時点では、両リーグ合わせて594試合で75試合が引き分け。実に試合数の12.6%に上っている。昨年が720試合で40試合、5.6%だから倍増以上だ。
12球団の平均引き分け数も昨年の6.7試合から12.5試合に増えている。
12球団のうち阪神を除く11球団はすべて2けた引き分けを記録しているが、阪神は3だけ。ペナントレースでは引き分けは勝敗に関係がないから、阪神は実質的に他球団よりも多い試合数を戦っていることになる。
残りともに43試合の巨人と阪神が、どちらも勝率6割強の26勝17敗でシーズンを終了するとすれば……
巨人143試76勝55敗12分 率.580
阪神143試81勝59敗3分 率.579
となり、巨人が優勝することになるが、勝敗差では阪神の22に対し、巨人21でゲーム差では0.5差で阪神が上回ることになる。
わずか1~2勝のことではあるが、競り合いになってくると阪神は厳しい状況に置かれる可能性がある。引き分けの多寡はチームの努力とはあまり関係がない。「運」の要素が大きいが、阪神は他球団より1勝分ハンデがあることを意識しなければならない。
五輪から戻ったハム伊藤とオリ山本由がそろって完封
<8月23日から8月29日の両リーグ、投打の好成績選手>
〇パ・リーグ
打撃 ※RCは打撃の総合指標
外崎修汰(西)22打7安2本6点1盗 率.318 RC6.31
中村奨吾(ロ)20打8安1本3点1盗 率.400 RC5.96
杉本裕太郎(オ)19打8安2本6点 率.421 RC5.73
荻野貴司(ロ)20打7安1本3点 率.350 RC5.69
近藤健介(日)15打5安4点 率.333 RC5.37
4月から7月まで3カ月間も戦線離脱していた西武の外崎がリーグトップタイの2本塁打、1二塁打に5四球とようやく本領発揮している。オリックスの杉本も2本塁打、杉本は後半戦再開後、打率.378と好調をキープ。日本ハムの近藤は5安打7四球と5試合で12回の出塁をマークした。
リーグ最多打点は21歳にして4番に座った日本ハム・野村佑希の7打点だった。盗塁は西武、源田壮亮の2盗塁が最多だった。
伊藤大海(日)1登1勝 9回 率0.00 PR3.11
山本由伸(オ)1登1勝 9回 率0.00 PR3.11
千賀滉大(ソ)1登1勝 7回 率0.00 PR2.42
ロメロ(ロ)1登 6回 率0.00 PR2.07
石橋良太(楽)1登 6回 率0.00 PR2.07
侍ジャパンから“原隊復帰”して2試合目の日本ハム伊藤大と、オリックスの山本由がそろって完封勝利。両投手ともに9奪三振。同じく侍ジャパンのソフトバンク千賀も7回零封、9奪三振。8月29日に今季初昇格した楽天の石橋は、ロッテ戦で6回零封の好投を見せた。
なお救援ではロッテ益田直也が3セーブ。投球動作の途中で止まって足をひらひらさせる珍フォームが話題となった。楽天・安樂智大が3ホールドを挙げている。
広島・鈴木は完全復調、サイクル安打達成のDeNA・牧も好調
〇セ・リーグ
打撃
鈴木誠也(広)18打8安4本10点 率.444 RC10.4
近本光司(神)24打12安2本3点2盗 率.500 RC8.84
坂倉将吾(広)21打9安3本11点 率.429 RC7.51
宮崎敏郎(De)21打9安2本2点 率.429 RC6.99
牧秀悟(De)20打7安2本6点 率.350 RC5.51
オリンピックから復帰後、やや精彩がなかった広島の鈴木が4本塁打10打点と完全復調を果たした。
阪神近本は打率5割、6試合で12安打の大活躍。8月25日にNPB70人目、75回目のサイクルヒットを記録したDeNAの牧も打率.350をマークした。本塁打は広島・鈴木の4本がトップだが、打点は鈴木の同僚である坂倉が11打点でトップ。勝負強さが際立っていた。
盗塁は阪神の中野拓夢が4盗塁。盗塁王争いでも22となり近本に2差をつけてトップに立った。
投手
京山将弥(De)1登1勝 7回 率0.00 PR2.67
原樹理(ヤ)1登1勝 7回 率0.00 PR2.67
秋山拓巳(神)1登1敗 6回 率0.00 PR2.29
柳裕也(中)1登 6回 率0.00 PR2.29
床田寛樹(広)1登1勝 6回 率0.00 PR2.29
DeNA京山は8月27日のヤクルト戦で7回零封の好投。今季は開幕2戦目で先発を任されたもののぱっとしなかったが、ここへきて復活気配だ。ヤクルトの原樹理も7月10日に続いて今季2度目の登板で結果を出した。逆に巨人のエース菅野智之は、8月26日の広島戦で7月1日以来のマウンドに上がったが6回自責点5と結果を出せなかった。
救援では巨人のビエイラと広島の栗林良吏が2セーブ、ヤクルトの清水昇が3ホールドを挙げている。
それぞれ清宮の「外れ1位」だった村上と安田
2017年ドラフト会議の目玉は、3人の高校生スラッガーだった。早稲田実の清宮幸太郎、九州学院の村上宗隆、履正社の安田尚憲。知名度では清宮が抜群だったが、ともに恵まれた体躯の左打者であり、長距離砲に育つことが期待された。
ドラフトでは清宮を7球団が指名し、日本ハムに入団が決まる。くじに外れたロッテが安田を、ヤクルトが村上をそれぞれ「外れ1位」で指名した。
村上は1年目は主として二軍暮らしだったものの、2年目の2019年に36本塁打96打点と大活躍して19歳ながら一躍主軸打者になる。その後も村上は好成績を挙げ続けて、東京五輪の代表選手にも選ばれた。
これに対して清宮は2年目、3年目も7本塁打にとどまり、4年目の今季は二軍暮らしが続いている。
ではロッテの安田はどうか。
スタメン復帰後は好調、藤原恭大の存在を刺激に
2019年まで2年間、主として二軍でプレーしたが、井口資仁監督は2020年に安田を4番に抜擢した。村上にならって「若き主軸打者」を作ろうと考えたのだ。
だが2020年はほぼフル出場したものの、6本塁打54打点、打率.221(25位)に終わった。終盤には打順も下位を打つことが多かった。
井口監督は、それでもあきらめずに今季も安田を起用し続けた。安田は開幕からは低迷、打率も2割台前半、本塁打も6本だけ。井口監督は、後半戦になっても調子の上がらない安田を8月20日から4試合スタメンから外した。
しかし8月25日に6番三塁でスタメン復帰した安田は、ここから4試合で12打数7安打1本塁打と活躍し、首脳陣に希望を抱かせている。今シーズンの通算打率も.254(20位/8月30日時点)まで上昇した。
昨年の安田は左投手を打率.177とほとんど打てなかった。しかし今季は.227とやや進歩の跡が見える。ただ四球数は昨年の62から34と大幅に減少。早打ちになっている傾向が見られる。
ロッテは安田よりもさらに若い大阪桐蔭出身の藤原恭大が、後半戦から勝負強い打撃で注目を集めている。安田にとっても高校時代から知っている藤原の活躍は刺激的ではあるだろう。
残り46試合、安田にとっては9月以降の活躍次第で将来が決まると言っても良い。打席での構え、三塁守備などを見ても安田尚憲には「大物スラッガー」の雰囲気が漂っている。安田は村上宗隆に追いつくことができるだろうか。
西武・栗山が2000安打直前、中日・福留の地味な大記録とは
<達成記録と記録予報>
300盗塁
西川遥輝(日)8月27日西武戦 史上30人目
1000四球
福留孝介(中)8月27日巨人戦 史上16人目
王貞治の2390四球を筆頭に、1000四球達成者にはNPBを代表する強打者が並んでいる。地味だが大記録だと言える。
<記録予報>
・2000本安打
あと4 栗山巧(西)これまで53人
9月初旬にも大記録達成のニュースが流れそうだ。
・300本塁打
あと2 松田宣浩(ソ)これまで43人
あと4 内川聖一(ヤ) これまで110人
あと4 T-岡田(オ) これまで110人
・100本塁打
あと3 宮崎敏郎(De) これまで302人
あと4 村上宗隆(ヤ) これまで302人
あと8 森友哉(西) これまで302人
・400二塁打
あと10 坂本勇人(巨) これまで13人
・350二塁打
あと9 中島宏之(巨) これまで46人
・300盗塁
あと1 糸井嘉男(神) これまで30人
・250盗塁
あと1 大島洋平(中) これまで46人
・300犠打
あと5 菊池涼介(広) これまで7人
・500試合登板
あと5 石川雅規(ヤ)これまで102人
・150勝
あと8 和田毅(ソ)これまで49人
・100勝
あと1 西勇輝(神)これまで139人
あと7 則本昂大(楽)これまで139人
今週も阪神の西勇輝には白星が付かず。6月18日に99勝目を挙げてから6連敗だ。
・150セーブ
あと3 益田直也(ロ)これまで16人
あと6 増田達至(西)これまで16人
・2000投球回
あと5 内海哲也(西)これまで91人
文=広尾 晃
(Number)
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