≪2021/11/1≫
ロッテ・井口監督、引退鳥谷に感謝「一緒にやれたのは財産」
ロッテの井口監督が引退を表明した鳥谷に「2年だったが、一緒にやれたのは財産」と感謝を示した。
阪神を戦力外となり、昨年3月にロッテ入り。出場は2年間で74試合にとどまったが、指揮官は「しっかりチームを引っ張ってくれた。練習に取り組む姿勢は若手の見本になった」と残した功績を称えた。早ければ3日にも引退会見が行われる予定。
(スポニチ)
ロッテ山口航輝5時間打ちまくった ミニ?「普通のキャンプ」へとへと
ロッテ山口航輝外野手(21)が打ちまくった。シーズン最終戦から2日たち、若手6人の強化指定メンバーで練習を再開。
「クライマックス・シリーズでもしっかり勝って、日本一を目指してやる。自分の力を試せる短期決戦だと思うんで、緊張はあると思うんですけど、楽しんでやりたい」と、6日から始まる楽天とのCSファーストステージを見据えた。
ZOZOマリンのグラウンドと室内練習場でバットを振り続けること約5時間。軌道確認とスイングスピード増のため、ノック用の軽い金属バットでもロングティーを行った。10月30日の日本ハム戦は3安打。調子は上向きだ。手はマメがつぶれて皮がむけ「ミニキャンプじゃなかった。普通のキャンプでした」。安田、藤原、和田、佐藤都、小川とともに、来季への強化を兼ねたハードメニューにへとへとだった。
ロッテ井口監督「スーパースターでやってきた選手」引退鳥谷敬ねぎらう
ロッテ井口資仁監督(46)が1日、前日10月31日に現役引退を発表した鳥谷敬内野手(40)をねぎらった。
「2年間、マリーンズに来てくれて、スーパースターでやってきた選手がチームを引っ張ってくれた。練習に取り組む姿勢を若い選手にしっかり植え付けてくれた。一緒にやれたのは彼らにとって非常にいい財産になったと思う」と感謝。7月以降は2軍調整が続いたが「ファームでも変わらずやってくれた。ベテランとしての見本だった」とたたえた。
ロッテ鳥谷敬、18年の現役生活に幕 通算2099安打、スター遊撃手が決断
ロッテ鳥谷敬内野手(40)が現役引退を決断した。球団が10月31日、発表した。移籍2年目の今季は39歳9カ月で遊撃手最年長開幕スタメンを勝ち取りながら、32試合出場で打率1割7分。7月6日に出場選手登録を抹消されてからは2軍調整が続いていた。阪神16年間、ロッテ2年間で通算2099安打。プロ野球歴代2位の1939試合連続出場も達成したスター遊撃手が、18年間の現役生活に幕を下ろす。
◇ ◇ ◇
鳥谷が決断を下した。18年間の現役生活に別れを告げ、ユニホームを脱ぐ。この日、球団に意思を伝えた。
移籍2年目の今季は新外国人エチェバリアの来日遅れ、藤岡の不振などが重なる中、開幕遊撃スタメンを勝ち取った。5月25日には603日ぶりの甲子園で古巣阪神を相手に代打タイムリーを放ち、ファンから大歓声を浴びた。前半戦は13試合に先発出場。ただ6月以降は調子を落とし、7月6日に出場選手登録を抹消されていた。
19年限りで阪神を退団。20年3月、春季キャンプ不参加の状態でロッテに電撃加入した。
「もちろん試合に出たい。でもチームを強くする上で球団や監督、コーチが求めているモノも考えないといけない。レギュラーを刺激する選手がいないなら、それになってやろう、と」
移籍1年目からベンチを温める日々が続いた。それでもハードな練習を怠らず、若手からの相談には余すところなく経験を伝えた。
「自分が今できることは、試合に出る人を気持ちよく送り出すこと。出ていないおじさんが楽しくやっているのに、出ている選手が楽しくできないわけないでしょ、ということを見せたかった。その上でチームの勝ち負けにさほど影響がないとしても、この年齢でもこれぐらいできるんだ、という刺激を与えたかった」
練習中は当たり前のようにフルメニューをこなし、時には大声で盛り上げ役も担った。慣れない一塁守備も笑顔で受け入れ、20歳近く年が離れた若手の一挙手一投足に熱くなった。2軍降格後もロッテ浦和で球界屈指の練習量をキープ。その道のりに悔いはない。
「自分には周りを幸せにする技量もないし、何もない。みんなが失敗しないように、今まで経験した成功例、失敗例を伝えるぐらいしかできない」
謙虚に、懸命に役割を模索し続けた2年間。伝え続けた言葉の数々は今、後輩たちの血となり肉となっている。
チームは今季、シーズン最終章まで優勝を争い、51年ぶりにマジックも点灯させた。阪神、ロッテで一時代を築いたレジェンドは仲間の躍動を見届け、万感の胸中で新たな挑戦に向かう。【佐井陽介】
<ロッテ鳥谷 引退コメント>
阪神で16年、
ロッテで2年。
いろいろな人と出会い、
いろいろな人に支えていただき、
ここまで現役をすることが出来ました。
今は感謝の気持ちで一杯です。
今シーズン、
チームが調子のいい時も悪い時もあった中で、
力になることが出来ず、
ユニホームを脱ぐことを決断しました。
チームがまだ日本一を目指している時期に
個人的なことを発表させていただき
申し訳ありませんが、
ご報告をさせていただきます。
この18年間は苦しい時もありましたし、
いい時もありました。
その時間すべては
周りの人の支えがあってのものです。
皆様の支えと応援のおかげで
試合に出続けることが出来て、
プロ野球選手 鳥谷敬の形を作れたのだと思います。
感謝しかありません。
18年間ありがとうございました。
◆鳥谷敬(とりたに・たかし)1981年(昭56)6月26日生まれ、東京都出身。聖望学園3年夏に甲子園出場。早大2年春に東京6大学史上最速タイで3冠王に輝いた。03年ドラフト自由枠で阪神入団。04年9月からの1939試合連続出場はプロ野球2位、667試合連続フルイニング出場は遊撃手記録。17年9月に通算2000安打を達成した。19年限りで阪神を退団し、20年3月にロッテ入団。13年WBC日本代表。ベストナイン6度、ゴールデングラブ賞5度。180センチ、79キロ。右投げ左打ち。
ロッテ鳥谷敬39歳ヘッスラの真相「人生って面白いよな」レイエスへの夢
ロッテ鳥谷敬内野手(40)が10月31日、現役引退を決断した。移籍2年目の今季は遊撃手最年長開幕スタメンを勝ち取りながら1軍32試合出場で打率1割7分。7月6日に出場選手登録を抹消されてからは2軍で調整を続けていた。阪神16年間、ロッテ2年間で通算2099安打。プロ野球歴代2位の1939試合連続出場も達成したスター遊撃手が、18年間の現役生活に幕を下ろす。
◇ ◇ ◇
あの日、鳥谷は一瞬だけ野球少年に戻っていた。
「あれ、なんで地面たたいたか分かる?」
イタズラっぽい笑みのまま問いかけられたのは昨秋のことだ。
「レイエスだよ。大好きでさ。いつか自分もやってやろうと思っていたんだ」
元メッツのホセ・レイエス。2歳下のスター遊撃手への憧れをついに体現できたのは、真夏のZOZOマリンだった。
20年8月20日ソフトバンク戦の10回裏。2点差を追いつき、なおも2死一、二塁。安田の代走で二塁に進塁していた39歳は暴投が転々とすると迷わず三塁ベースを蹴り、間一髪で頭からホームに飛び込んだ。
サヨナラのホームインを決めた直後、感情をあらわにして両手で地面をたたいた名場面。それは長年温め続けていた夢がついに実現した瞬間でもあった。
「もう20年近く前になるかな。三塁にヘッドスライディングしたレイエスが地面をパンパンたたくのを見て、格好いいなと思って。人生っておもしろいよな。この年齢になって21歳の代走で出て、ようやく夢がかなうんだから」
チームを思い、黒子に徹し続けた2年間。「野球の神様」はささやかなご褒美もそっと用意してくれていた。【遊軍=佐井陽介】
ロッテがシーズンシート販売、早期キャンペーンで卓上カレンダー
ロッテは1日、2022年シーズンシートの資料請求受け付けを開始した。
シーズンシートはZOZOマリン開催のパ・リーグ主催公式戦を、専用席で観戦できる年間予約席。法人、個人のいずれでも購入可能。資料請求は球団公式ホームページから申し込める。
2022年からは、これまで法人限定だったホームランラグーンの4人席と8人席が個人申し込み可能になった。早期キャンペーンとして、12月20日までに申し込むとオリジナル卓上カレンダーがプレゼントされる。
販売対象席種は内野1階席15席種、2階席3席種、外野エリアホームランラグーン、シーズンクーポン全20席種。購入者特典としてカレンダー及びイヤーブックプレゼント、チケット優先販売、CS・日本シリーズチケット優先販売、来場者特典グッズのリザーブサービス、雨天時ポンチョ及び使い切りカイロサービス、未利用チケット事前交換サービスなどがある。
広報室は「開放感あふれるZOZOマリンスタジアムで海風を感じながら、選手の迫力あるプレーをシーズン通して自分の席としてお楽しみいただけます。シーズンシートにはさまざまな特典もございます。この機会にぜひシーズンシートのご購入をご検討ください」とアピールした。
(以上 日刊)
【ロッテ】井口監督が引退の鳥谷にねぎらいの言葉「一緒にやれたのは財産になる」
今季限りでの引退を表明したロッテ・鳥谷敬内野手(40)について、井口資仁監督(46)が1日、ねぎらいの言葉を送った。
20年から2年間、ともに戦ったベテランに対して指揮官は「自分もそうだけど、いずれはどこかで引かなければいかない。それが今回のタイミングだったと思う」と心情を思いやった。
今季は開幕戦に「7番・遊撃」でスタメン出場も7月以降は2軍での調整が続いていたが、あきらめずに1軍復帰へ備えた。その姿は若手選手も目に焼き付けていたはずだ。指揮官も「しっかりとチームを引っ張ってくれましたし、練習に取り組む姿勢も若い選手にしっかりと植え付けてくれました。若い選手も含めて一緒にやれたのは財産になる。いい影響を与えてくれた」と話した。
【ロッテ】若手6選手が4時間半バット振りっぱなし山口航輝「少しでもチームに貢献できるように」
ロッテの藤原恭大、安田尚憲、佐藤都志也、山口航輝、小川龍成、和田康士朗の若手野手6人が1日、ZOZOマリンで行われた練習に参加。6日からのCS第1ステージ、さらには来季へ向けて4時間半以上ぶっ続けでバットを振った。
振って、振って、振りまくった。練習というよりはキャンプを思わせるスイングの数。“強化指定選手”ともいえる若手6人がバットを振り続けた。目立ったのは93センチ、570グラムの金属製ノックバットを使ってのロングティー。井口監督は「バットの軌道を確認し、しっかりとスイングスピードを上げるため。木のバットでは折れるので」と狙いを説明した。珍しい練習に山口も「初めてです。バットの軌道などがよくなると思います。軽い分、体で振ってしまうとしっかり飛ばないし、こすってしまうので、体全体を使ってイメージでやりました」と手応えを口にした。
ロングティーの後はフリー打撃、ティー打撃など4時間半近くバットを握り続けた。「手、やばいです」と言う山口の手の平の皮はむけていたほどだった。立ちっぱなしで練習を見守った指揮官は「来季へ向けて、しっかりともう1度振り込んでほしい」と先を見すえるが、もちろん6日からのCS第1ステージ、さらには日本シリーズへの期待もかけている。10月30日のレギュラーシーズン最終戦の日本ハム戦で3安打を放った山口は「こういう練習を積み重ねて来年以降に結果が出るようにしたい」と言いつつも、「CSをしっかり勝って日本一を目指してやっているので、そこに少しでも貢献できるようにしたい」と宣言。6選手は2日以降、全体練習後に特打を行う予定。バットを振りまくって頂点を目指す。
(以上 報知)
ロッテ若手野手6人衆が〝幕張秋季キャンプ〟 山口「いい練習、いい時間になった」
秋晴れのZOZOマリンスタジアム。〝幕張秋季キャンプ〟を終えた山口が汗を拭った。
「こういう時期だからこそできる練習。いい練習、いい時間になった」
午前9時から始まった練習はグラブは一切使わず約5時間。バットを黙々と振った。ロングティー打撃では「バットの軌道(確認)とスイングスピードを上げるため」と井口流の指導で金属のノック用バットを使用。普段の試合で使うプロ平均のバットが約85センチ、約900グラムに対し93センチ、570グラムと細長く軽い。山口は「体全体を使いながら振った」と鋭い金属音を響かせた。
入団3年目の今季は、4月9日(ZOZOマリン)に西武・高橋からプロ初本塁打をマークするなど飛躍の一年となった。最終成績は打率・207、9本塁打、20打点だったが、今季レギュラーシーズン最終戦、10月30日の日本ハム戦(ZOZOマリン)では1試合3安打をマークするなど打撃は上向き。
6日から始まるクライマックスシリーズ(CS)・ファーストステージへ向け、山口は「CSも勝って、日本一に貢献できるよう打撃をしたい」と力強く語った。
ロッテ入団2年目の今季は7月以降、2軍生活が続いた。「今年はファームに行っても変わらず同じようにやってくれた。ベテランとして見本になっていい影響を与えてくれた」と感謝を口にした。
現役時代に自主練習をともにした。2019年で阪神を退団し、移籍先が決まらなかった鳥谷を昨年3月にロッテに迎えた。通算2000安打を達成し歴代2位の1939試合連続出場の実績を持ち、若手への助言を惜しまず献身的にチームを支える姿勢をたたえてきた。
出場は6月6日が最後となったが、「2軍に行っても変わらず、同じようにやってくれた。若い選手も含めて一緒にやれたのは財産になった」と感謝した。
ロッテが来季シーズンシートの資料請求受付を開始 ホームランラグーンの個人申し込みが可能に
2022年からは外野エリアにせり出して設置され、選手と同じグラウンドの高さから人工芝の上で観戦できるホームランラグーンの4人席と8人席が、これまでの法人限定ではなく個人申し込みが可能となった。
なお、早期申し込みキャンペーンとして12月20日までにシーズンシートを申し込んだ人には「2022年オリジナル卓上カレンダー」をプレゼントする。詳細は次の通り。
◆資料請求:球団公式ホームページから受付、11月中旬から資料発送予定、PDFデータのダウンロードも可能
◆販売対象席種:内野1階席15席種、2階席3席種、外野エリアホームランラグーン、シーズンクーポン(全20席種)
(以上 サンスポ)
ロッテ・山口は苦笑い「普通のキャンプ」若手は強化練習で約5時間スイング
ロッテの山口航輝外野手が1日、ZOZOマリンスタジアムで、藤原、安田、佐藤都、小川、和田とともにピックアップ練習に参加。井口監督や、野手首脳陣が見守る中、ほかの5人とともに約5時間バットを振り続けた。
6選手は来季へつなげるため、秋季キャンプなみのメニューを今後もこなす予定。初日の練習を終え手には大きなマメを作った山口は「ミニキャンプじゃなかったです。普通のキャンプだったです」と苦笑いした。
今季は少ないスタメン機会のなかでも打率・207、9本塁打、20打点と持ち味の長打力は発揮した。今シーズン最終30日・日本ハム戦では3安打を放つなど来季につながる活躍をみせた。「(最終戦の)前の日に本塁打をあと1本、打ちたいという思いで、ホームランを狙いにいってしまって感じが悪くなったので、(最終戦は)謙虚にいこうというテーマを持って挑んだ結果、3安打という形になりました。次につながる3安打になった」と振り返った。
ロッテ井口監督 在籍2年間はロッテの「財産」 鳥谷に感謝の言葉
ロッテ・井口資仁監督(46)が1日、ZOZOマリンスタジアムでのピックアップ練習を視察。今季限りでの現役引退を表明した鳥谷敬内野手(40)に、在籍2年間の感謝の思いを述べた。
20年3月に入団後、チームへの貢献度の大きさを改めて気づかされた。井口監督は「彼のようなスーパースターでやってきた選手が、チームを引っ張ってくれて、練習に取り組む姿勢を若い選手にしっかりと植え付けてくれた。いい財産になった」と振り返った。
今季は開幕スタメンに起用され、6月上旬まで1軍で活躍。7月6日に登録抹消となったが、2軍でも若手に助言を送り、率先して練習に取り組む姿は、今でも指揮官の目に焼き付いている。
「若手に姿で手本を見せてくれたのは非常に大きかった。僕がファームに見に行ったときもそういう姿をしてくれた」と井口監督。18年間、一線級でプレーしたことにも「試合に出続ける大変さをずっとやってきてくれた」とねぎらいの言葉を送った。
(以上 デイリー)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます