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鳥取県倉吉市大原で栽培されている特産の「大原トマト」が18日、初出荷された。生育は順調で、大玉で赤く色づいたトマトを生産者が丁寧に箱詰めし、次々と出荷された。
大原トマトは昭和20年代ごろから栽培されており、今年は6人の生産者が95アールの面積で栽培。主力品種だった「瑞健(ずいけん)」の種の生産が終了したため、昨年から品種を「桃太郎ファイト」に替え、本格出荷している。
大原多目的センターで行われた大原トマト初出荷式では、JA鳥取中央の福山巌組合長が「瑞健から品種が変わっても根強い支持がある大原トマト。消費者へおいしいトマトを届けるという心意気が伝わる」とあいさつ。生産組合の牧野文徳組合長は「糖度と酸味のバランスがいい、甘いトマトに仕上がった」と自信を語った。
出荷のピークは5月中旬から6月上旬ごろ。県内を中心に100トンを出荷し、約3300万円の売り上げを見込んでいる。同組合では、ほかにハウス桃太郎や麗容(れいよう)など4品種を試験栽培しており、最終的には2~3品種に絞って、リレー出荷につなげる。(写真。記事日本海新聞)
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