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相馬農業高校のトマト!住民は収穫・販売を待ち望む!

2013-05-19 | weblog
東日本大震災原発事故で被害を受けた福島県南相馬市の県立相馬農業高校(生徒283人)の農場の温室で、トマトが実を付けた。順調に育てば、実習店舗「相農ショップ」で6月以降にお目見えする予定だ。
生徒は震災直後、県立相馬高校(相馬市)で間借り生活を半年間送った。ショップは昨年は他県の材料で手がけた加工品や鉢植えで再開。今年度も17日にオープンし、12月までほぼ月1回のペースで開く。
相馬農業高校は今年創立110周年を迎え、地域に根付いた活動が特色だ。手作り食品販売のほか、季節の花や桜を植えるイベントにも参加。相馬野馬追(のまおい)ゆかりの「流れ山踊り」やユーモラスな「宝財踊り」など伝統芸能を全校生徒で伝承している。農産物の実習は試行錯誤の連続だ。放射性物質の除染が遅れ、稲作は市内全域で今年も見送り。畑は一部で除染を行い、昨秋に白菜や長ネギを収穫した。検査結果は「検出限界値」未満となり、販売会場を沸かせた。トマトは、土を使わない水耕栽培に挑んでいる。
2年の坂本沙織さん(16)と岩橋里実さん(16)は「甘くおいしく育ってほしい。みなさんを喜ばせたい」と話す。農場長の今村勝也教諭(51)は「厳しい環境の中で、進路を真剣に考える生徒が増えた」と目を細める。
がんばろう東北! がんばろう福島! がんばろう相馬農業高校!

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