栗原一郎展

福生市中央図書館の郷土資料室で企画展示されている「栗原一郎展」に行ってきました。栗原先生の生前の写真を目にし、先生にお世話になったことが鮮明に蘇ってきました。私はご縁があり、福生美術協会の立ち上げに携わらせていただきました。まずは栗原先生を訪ねたところ、画廊に通していただき、コーヒーを飲みながら色々な話をしてくださいました。

「美術協会を作ることは、何人かの画家が何度もチャレンジしたが、誰も成功しなかった。みんなができなかったことをあなたがたがやってくれるのは嬉しいことだ！」

福生美術協会には100名を超える画家さんがいます。栗原先生みたいな日本を代表する方がいる会だから、みんな喜んで参加してくれていると、私は思っています。私も先生の話を伺うのが大好きでした。

「酒もタバコも薬も、楽しいことはどれも毒なんだよ！」

そんなことを言いながらタバコを吸っている姿がいつでも目に浮かびます。

栗原一郎展は令和３年１０月１０日まで開催しております。栗原先生愛用の画材も展示されています。是非ともお立ち寄りいただければ幸いです。