ステルスだけに、劇場に金を捨てるス。
という前フリだけはやめようと思ってましたが、「TVでいいかな?」と思いました。TVで見たら文句はなかったかもよ。
大沢たかおが戦場カメラマンをやめるきっかけになった事件なんて、よくある出来事だろうし、あの程度で戦場カメラマンをやめるようなチキンが撮った写真が多くの人を感動させたとは到底思えない。
玉木宏の娯楽映画における「死亡フラグ」を立てまくりの展開は安心して見れました。
竹内結子の演技も子役の演技も安心して見れました。
国家機密をペラペラ喋る吉田栄作も、昔はジェットコースタードラマをやっていたからそんなに気にはならなかったです。
あえて文句を言うならば、石黒賢の演技があいかわらず進歩していないとこ、石黒賢の演技にあわせている竹内結子が辛そうだったとこ。
自衛隊の検問がゆるゆるなとこ、あっさり現場に行ける二人、ステルスは残骸しか見せないとこ。
首相の貫禄がないとこ、首相の付き人(もう忘れてるし)の演技がTVだったとこ、某国の諜報員のアクション(?)みたいなとこ、大森南朋は何のために出てきたのかわからなかったとこ。
某国の兵士が弱すぎるとこと、雪山で目立ちすぎるジャケットを着ている二人が何故か弾にほとんど当たらないのはタイアップなのではないかという大人の事情としか思えないリアルティのなさ。
それから、編集が冗長すぎたとこ、残酷描写もTVで放映できる程度だったとこ、TVで放映されることを想定されて製作しているのではないだろうかと思ってしまうとこ。
タイムリミットものなのに、全く緊張感がなく劇場で映画を観ている観客が雪山で遭難するようにどんどん眠っていくというのはアクション映画としてどうなのでしょうか。
サスペンスというジャンルなのに、冒頭でラストシーンまで予想できるというのはどうなのでしょうかねぇ。
理解できない映画でした。