××××は飲み物です

「ゴールデンスラバー」を観るくらいだったら「魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st」を見たほうがよいです。

ゾディアック  2007年6月16日公開

2007-10-23 | 漢(おとこ)の映画
                     俺は人をおちょくるのが好きだ…。




 まるで、殺害現場を見てきたかのように容赦ない演出のデビッド・フィンチャーの新作ということで楽しみにしておりました。

 けつろん、やっぱりフィンチャーは殺害現場を見たことがあるような気がします。

 冒頭の、なぁつぅの暑いさぁかぁりにぃ、かぁっぷるでぇ、隅田川で花火を見ているぅというムカつくアベック(今回は私情がからんでおります)を惨殺するゾディアックの気持ちがわからないでもなかった。

 この映画の難しいところは、事実を基にした映画だということで謎解きをまんまやると「アンビリーバボー」とか「世界仰天ニュース」になってしまうのだけど、


 そこはやっぱり、殺害現場を見てきたフィンチャー監督(決め付けるな)


 ゾディアックが湖のセレブアベックを殺害するシーンの不気味さといったらもう…。


 終電間際の駅のホームで、突如キレる酔っ払いみたいでとても怖かったれす。


 ヤマ(事件)の為なら~♪ 女房も泣かす~♪


 おっちゃんたちが、ゾディアックをおいかけるも、春団冶じゃなかったので女房はついてこなかったとこも悲しいものですね。やっぱり女って、身内以外はあまり信用できねぇや。

 事件の真相を解明しようとしても愉快犯が続出して収集がつかなくなるとこもブラックコメディとしては上出来でした。

 「真相は藪の中」ということのようだけど、ぶっちゃけ「ゾディアック」を名乗った複数犯の可能性のほうが高いと思うけどどうなんでしょうね。


 長いけど、長さを感じさせない映画でした。


 花火大会なんかに行くアベックは見なくていいと思いますけど(しつこい)


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