××××は飲み物です

「ゴールデンスラバー」を観るくらいだったら「魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st」を見たほうがよいです。

スキャナー・ダークリー 2006年12月9日 公開

2007-10-31 | よくわからない映画
 実写をわざわざアニメにしたのだが、こういう映像ってMTVで五分くらい鑑賞するぶんにはいいけど、100分の映画だったようだが、二時間半くらいに感じた。
 

 「ナレーションなげぇよ? 手直しされる前のポール・ハギスの脚本かよ!?」


 と思うくらいキアヌがぶつぶつ独り言を言っていて、


 ウディ・ハリルソン(キングピン・ストライクへの道)とウィノナ・ライダー(説明しなくてもいいと思う)とロリー・コクソン(知らない)とロバート・ダウニーJr(キスキス、バンバン LA的殺人事件)と豪華なメンバーなので少しは期待していた俺が浅はかでした。

 フィリップ・K・ディックの原作の映画化、クローネンバーグも候補にあがっていたんだけど、これこそクローネンバーグが撮るべき映画じゃん?

 スクール・オブ・ロック、がんばれベアーズとかを監督している人に、任せるのは無謀というもの。

 大衆にはウケない独りよがりな映画ばかりのサンダンスの映画関係の人達が製作に入ってるんだからしょうがないかな?


 監督の選出も大事だけど、監督をコントロールすることができるプロデューサーが少なくなってきたのは悲しいものです。


 麻薬捜査官のキアヌが、「色んな人に変身できるスーツ」を着ているんだけど、それがあまり意味なくただただ、麻薬でラリパッパのおっさん達と「真剣10代 しゃべり場」みたいにつまんねぇ会話してんだもん。

 
 起きているのが精一杯でした。ウィノナ・ライダーが登場すると目が覚めたけどね?

 プログラムを読んでわかったのだが、ウィノナは「自分がアニメになることを想定して」演技はしなくナチュラルな演技を目指したのだそうだ。

 
 やっぱ、出演作品をあげるのが面倒くさいくらい映画に出ている役者は違うね?


 他の出演者は、アニメだからということで大げさな仕草をするので、観ていて拷問のようでした。
 
 ほんと、この映画にかんしては褒めるとこが一つもない。何回も書いているが、

 原作と映画は別物なのであるという基本的なことが分かっていない奴が多すぎる。だから、日本映画のリメイクばかりやるんだよ?

 話のネタで観るのも勿体無いので観ないほうがいいと思います。


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