歌う狸ブログ

街角狸マニアがあらゆるマニアについて歌う「マニアソングス」誕生秘話

タヌキがサーフィンしたっていいじゃない!TANUSURFブランドご紹介!

2020-05-27 21:37:39 | 商品紹介
緊急事態宣言が解除されましたが皆様いかがお過ごしですか。私は家にこもりっきりだったので毎日ゆるゆるのズボンを履いて過ごしていましたが、いよいよ外に出る準備をしようと以前履いていたズボンを履こうとして愕然としました。ボタンが全然締まりません!この数ヶ月の間に狸とそっくりな体型になってしまっていたのです。街角狸マニアとして「狸は自分の分身」と言っていますので、願ったり叶ったりというか、有言実行というか、実際嬉しい気持ちもあるのですが、服が着れなくなるのは困りますね。一番困るのはウエットスーツです。もともとピチピチなサイズにできてますのでお腹を引っ込めておかないと後ろのジッパーが締まりません。

なぜ私がウエットスーツを着るのかと言いますと、こう見えて実は私サーファーなんです。サーフィンというとロン毛のチャラチャラした若者がワイワイやっている印象がありますが、意外と若者だけのスポーツという訳ではありません。老若男女どんな人でも海は受け入れてくれるのです。まあ、私は本当に笑っちゃうぐらい初心者なうえに一緒に海に行くような仲間もいませんので、マイペースに海に通っていますが、半分溺れに行っているようなものです。

サーフィンを始めてみてサーフショップにも行くようになりましたが、売っているグッズを見てもなかなか買う勇気が出ません。なんというかカッコ良すぎるというか、眩しすぎてクラクラしてしまうのです。もっとゆるくて、かつサーフィンをしていることをさりげなくアピール出来るグッズはないものか。

そんな自分の為に作りました。「タヌキがサーフィンしたっていいじゃない!」が合言葉のTANUSURFブランドです。葉っぱのサーフボードに乗った信楽狸がモチーフになっています。切り立った波に挑む真剣な表情の狸の姿に、きっと私も自分を奮い立たせる事でしょう。




葉っぱ狸をあしらった便利なサコッシュも作ってみました。


海からどれだけ遠く離れようとも、波乗り気分を忘れない全国の陸サーファーの皆様にもオススメの商品となっております。または、単純に狸がサーフィンしてて可愛くない?と思った全ての皆様にオススメの商品でもあります。この度マルシェルで出品しましたのでご覧いただけたら幸いです。

さて、今回は商品紹介記事となりましたが、海にちなんだ曲を歌ってみました。緊急事態宣言が解除されたとは言っても合唱やコーラスを集まって気兼ねなく歌えるようになるのはいつになるのでしょうか。(今回は例のごとく一人多重録音ですが合唱の譜面から音をとりました。)


祝・レコードデビュー!トイ・レコードメーカーでレコード作りました!

2020-05-23 14:39:17 | マニアソングス
自分のレコードを自宅で手軽に作れる、そんな夢のような商品が発売されています。

 
もちろん「トイ・レコード」ですのであくまでレコード製作の工程を理解する為の体験キット的なもので、市販のレコードの音質でレコードが出来る訳ではありません。ただ、子供の頃からカセットデッキやCD-R、MDなどありとあらゆる記録媒体に音楽を録音しまくっていた自分のような人間にとって、憧れのレコード自作が出来るということで思わずポチッと購入してしまいました。

狸とレコード

私は子供の頃CDが出始めた世代で、初めて買ったのはチャゲアスのCDシングル「SAY YES」でした。(シングルは短冊形でしたね。)家のリビングには重厚なレコードプレーヤーがあったのですが、ヨチヨチ歩きをしていたぐらい小さい頃に興味本位でボリュームを全開にしてしまいトラウマになっていたので、全くレコードには触れずに育ちました。カセットのウォークマンからiPodまで一通りのメディアを体験しましたが、音質については特に考えることもなく、まあこんなもんなのかな、と思っていました。

そんな私に転機が訪れたのは東京下北沢への引っ越しでした。下北沢は言わずと知れた音楽の街で、行き交う人がギターを背負っている率の高さは他の街の群を抜いています。そしてまたレコードの街でもあったのです。私が住み始めた頃はすでにレコード店の全盛期は過ぎていたと思いますが、それでも仕事帰りに駅から自宅まで歩いて帰る途中にレコード屋が3、4軒はありました。ためしに一枚買って聴いてみようと思ったのが運の尽きで、そこからレコード収集にどハマりする毎日が始まったのでした。まず驚いたのが音の良さです。それまでCDやmp3で聴いていてあまり印象がなかった曲がレコードで聴くと、その音圧に圧倒されて全く印象が変わります。なんか歌が小さくない?と思っていた曲が絶妙なMix感で再生されたり、こと一発録音のSP盤なんかは歌手やバンドがすぐそこで演奏しているようなリアルさが感じられるのです。しかもそれは再生環境やレコードの状態に非常に左右され、例えばレコード盤を綺麗にクリーニングするだけで非常に音がクリアに変わったりするのがとても面白い経験でした。ボタンを押したらいつでも同じ音が聴けるデジタルな環境がいかに便利かということですが、そこに慣れていたからこそこのアナログ感が面白いと思えたのかもしれません。

さらにレコードのジャケットが面白くて、もちろんカッコいいジャケやコミカルなジャケは無数にあるのですが、私が好きなのは「なぜこのデザイン選んだの?」という「気になるジャケット」です。そんなジャケットを集めてみんなでわいわい話す「気になるジャケットーーク!」というイベントも開催するぐらい好きです。これについては話し出したら止まらないのでまた別の機会に書きたいと思います。取り急ぎ自作のテーマ曲を貼り付けておいて先に進みましょう。


トイ・レコードメーカーでレコード出来ました!

では前置きが長くなりましたが、中身を見ていきましょう。パッケージの外観はこんな感じです。



こちら学研の大人の科学マガジンシリーズということで、付属されている冊子も内容が充実しています。



OKAMOTOSやアジカンの後藤さんと並んでDEVOのMark Mothersbaughさんのインタビューが載っていたのが嬉しかったです。DEVOといえばめちゃめちゃ気になるジャケット沢山リリースしてますからね。



箱の中を見てみるとこんな感じです。思ったより部品が多くてちょっと面倒そうですが、説明書がしっかりしていますので1時間もあれば余裕で組み立てられました。


完成するとこんな感じです。左のアームにカッティング針がついていて、これでまっさらなレコード盤に溝を刻んでいきます。電源をモバイルバッテリーから取るという仕様が今風ですね。



今回レコード化したのはサイバーおかんタナゴさんの「電脳街道ひとり旅」と蕎麦がきマニア石井さん共同制作「超ひま理論」です。「電脳街道ひとり旅」に至ってはタナゴさんデザインの7インチレコードジャケット風mp3ダウンロード台紙(なんのこっちゃですが、Marchelにも出品されていますのでご覧ください。電脳シールセット(電脳街道ひとり旅チラシ付き))に本物のレコードを入れてみたい、と思っていたのです。



実際にやってみた感じは怒涛のツイッター投稿をご覧ください。



お聴きの通り音質も回転数も全然安定しませんが、デジタルな世界にしか存在しなかった音源が針によってレコード盤に刻まれて実体化していくという体験は得難い体験でした。自分の音源CDをプレスして製作した時もかなり感動しましたが、今回はそれと同じぐらい感動してしまいましたね。考えてみると不便なアナログ音源を便利なデジタルにいかに置き換えるかに時間を割いてきたこの何十年ですが、ここに来て再びアナログの良さに注目が集まっているのが時代の流れです。この商品はデジタル音源をアナログに焼き直すというさらに一歩進んだ倒錯感を味わえるので個人的には大満足な商品でした。

たぬき島通信 5月号

2020-05-20 21:30:06 | たぬき島通信
当ブログの人気コーナー「たぬき島通信」のお時間がやってまいりました。お相手はこちらの狸です。

たぬき島近況報告

前回の「たぬき島通信」から約1ヶ月が経ちました。その間、私は毎日1日も欠くことなくNintendo Switchに電源を入れ、どうぶつの森を起動させ続けてきました。他の方の島の様子をうかがうと、みなさん島クリエイターでめちゃくちゃリアルな街を作ったりしていて楽しそうですが、私にとって、もはやこのゲームは信楽狸をコツコツ作り置いていくだけのゲームになっています。毎朝島を巡り、岩を叩いては狸の材料となる粘土を拾い集め、自宅に戻って狸を作る。ただそれだけのシンプルなゲームです。その結果、自宅前はほぼ狸で埋め尽くされました。


自宅に戻ってくると狸が出迎えてくれます。川の向こうに見えるのはお隣さんですが、絶妙な場所に狸を置いてくれてますね。



先日は自宅のすぐそばに金のなる木が生えました。ここは天国ですね。


趣味TECH祭オンライン

一人で黙々と狸を作り続ける毎日ですが、ゴールデンウィークにブログマニアフェスタにも参加している電飾マニアのサイバーおかんタナゴさんのツイッターで趣味TECH祭オンラインなるものが開催されることを知り、早速お邪魔してきました。Stay Homeでありとあらゆるイベントが自粛される中、この島ではブースが乱立し、賑やかな空間が広がっていました。(詳しくはこちらの記事をご参照ください。まさかの「あつまれどうぶつの森」開催!趣味TECH祭参加レポート



会場に設けられた物々交換コーナーにたぬき島から持ち込んだ信楽狸を置いていったところ、無事お持ち帰りして頂けたようで、これはリアルに出品していた狸商品が売れた時のように嬉しかったです。



たぬき島音楽活動

あと何かやっていることといえば楽器とレコード集めぐらいのもんですかね。楽器は触るとちゃんと音がなるので人が集まったらセッションできるかもしれません。(狸のお腹はポンポンなります。)




どうぶつの森のレコード業界を席巻している超売れっ子ミュージシャンの「とたけけさん」。毎週土曜に必ずやってきて、雨が降ってもお客さんがいなくても一日外で弾き語りをし続けるプロ根性を見せてくれます。



レコードはいくら買っても収納がいっぱいになってしまうことがないので見つけ次第買っています。











狸を作って、楽器とレコードを集める。現実世界でやろうとしてもできないことが無限にできるこの島はやっぱり天国だな。



猫と狸のシリーズ

2020-05-15 21:07:47 | 自己紹介
このブログをご覧の皆様は薄々感づいていらっしゃると思いますが、私は狸が好きです。狸と言っても置物の狸、動物のタヌキ、昔話やことわざに登場するたぬきなど様々な姿で我々の日常生活に溶け込んでいます。(注 狸研究者の間ではそれぞれの狸を区別する為に「狸」「タヌキ」「たぬき」と使い分ける場合が多いですが、統一された見解は無いように思います。そういう視点で世の中に溢れる「狸」「タヌキ」「たぬき」を見てみるとまた新たな発見があるかもしれません。)そんなわけでただでさえ色々なジャンルに渡っている狸ですが、その中でも私が特に好きなのが異種間友情モノです。いきなりなんのこっちゃという感じですが、実は狸は色々な動物と触れ合ったり、比較されたりしてこそ光り輝く役者なのです。

狸と狐と熊と人間と天狗

狸とセットにされる動物No.1はやはり狐ですね。昔から時として比較されることでお互いの存在感を際立たせてきた腐れ縁と言ってもいいでしょう。狐はスマートで狸はどこか抜けた性格、いやいや、狐はずる賢くて狸は愛嬌がある!とお互いの推しメン論争が繰り広げられてきたわけです。日本人にとってはどちらも身近な存在だったということでもありますが。

そんな長年の論争に別の視点から切り込んだのが「タヌキとキツネ」です。狸と狐のステレオタイプなキャラクターを活かしつつ、結局「どっちもかわいい」という結論に落とし込む超人気作品です。ちょっとツンデレなキツネと純粋なタヌキのコンビですが、めちゃくちゃ仲が良くて羨ましくなります。

 
異色の取り合わせでいくと「クマとたぬき」という作品もあります。こちらは社交的なたぬきと孤独なクマという組み合わせで、身体の大きさも生活スタイルも全然違うからこそ一緒にいると面白いという視点が取り入れられています。お互いに相手のことを思いやりまくるところが最高に心温まります。

 
たぬきときつねの組み合わせに人間が複雑に絡み合う作品がこちら。アマビエの漫画でも有名になったトキワセイイチさんが描いている「きつねとたぬきといいなずけ」です。里山に暮らす動物たちと都会に暮らす人間が急に出会うとどうなるかというコミカルながらちょっと複雑な関係を描いていますが、たぬきの男の子ときつねの女の子の幼馴染がいつも一緒に登場します。そこまで遠くに住んでいる訳ではないけど(動物たちは高尾山に住んでいる)普通なら交わることのない野生動物の生活と人間の生活がちょっとずつ近づいていく(?)のがドキドキする作品です。両方の視点から物語が進むので人間しか出てこない(仕事の人間関係とか)回があったりして新鮮です。ちょうど今週末エアコミティアに出品されるということですので、気になった方は是非ご覧ください。


そして、異種ごちゃ混ぜ大活劇といえば「有頂天家族」ですね。アニメ化もされた超人気作品ですが、京都を舞台に狸と人間と天狗が織りなす愛憎劇で、どの視点から見ても間違いなく楽しめる大傑作です。京都は狸と人間と天狗が入り混じって暮らしている、という設定ですが、なんか京都なら本当にそんなこともあるのかも、と思わせてしまうところがありますね。ブログマニアフェスタにも参加中のけいおうタヌキ研究所さんの研究フィールド狸谷山不動院も重要なスポットとして登場します。

 
猫と狸のお月見日和

さて、狸の異種間友情物語をご紹介してきましたが、ありそうでない組み合わせが猫と狸ですね。(長くなりましたが、これが言いたかったのです。)前々回記事を書いたバンドThe Worthlessのリーダー鷲見豪くんが無類の猫好きを公言していることから(苗字に鳥の名前が入っていたり、実家の犬にメロメロだったりしてキャラがブレるところもありますが)、2018年に「猫見豪とむらたぬき」というユニットを結成しました。「猫と狸の」で始まる曲名で異種間友情物語をテーマにするというコンセプトで曲を作り、2018年には「猫と狸のさざなみ模様」で見事日本タヌキレコード大賞を受賞しました。翌2019年にも新曲「猫と狸のお月見日和」を作ってエントリーしたのですが、残念ながら受賞を逃してしまいました。(注 2019年の大賞は今年メジャーデビューされたネクラトーキーさんの「ぽんぽこ節」という曲でした。これもめちゃくちゃいい曲なんですが大賞3連覇がかかる年だっただけに残念でした。)それはさておき、個人的には結構気に入っている曲なのでお聴きいただけたら幸いです。次回はいよいよ島が狸だらけになってきたどうぶつの森「たぬき島通信」をお届けしたいと思います。



猫と狸のお月見日和 
作詞・作曲:むらたぬき

今夜は晴れるかな 
人間はなんで天気予報を見るのかな 
ヒゲの感じでわかるのに 

狸は月を見る 
狸はなんで月を見るのかな 
いつの時代もおんなじことなのさ 

夜になったら月を見よう 
昼間は昼寝で忙しいから 

今夜はきっとお月見日和 
君の住む町でも 
遠く離れて見えないけど 
君も今夜は月を見てるだろう 

今夜は雨上がるかな 
人間はなんで天気予報を見るのかな 
なんとなく匂いでわかるのに 

猫は月を見る 
猫はなんで月を見るのかな 
どこかの誰かとおんなじことなのさ 

夜になったら月を見よう 
昼間は眠くてかなわないから 

今夜はきっとお月見日和 
君の住む町でも 
遠く離れて見えないけど 
君も今夜は月を見てるだろう 

今夜の月に照らされて 
君の姿もまんまるさ 
今夜の月に照らされて 
君の瞳もまんまるさ



スキあらばコラボ

2020-05-08 18:08:10 | マニアソングス Vol.2
皆様ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたでしょうか。全くもってあいにくのご時世でございますので、私は日課にしているサーフィンをすることも出来ず、もっぱらネットサーフィンをして過ごしました。(「狸がサーフィンしたっていいじゃない!」がキャッチフレーズのオリジナルサーフブランドTANUSURFについては改めて書きたいと思っています。Tシャツをマルシェルに出品しましたのでよろしければ記事の最後をご覧ください。)

トラックは僕らの交換日記で書いた通り、蕎麦がきマニアの石井さん、架空CMマニアのキシリ徹さんと作った曲を完成させたのもゴールデンウィーク中のことでしたが、他にもあと2曲ほどマニアの曲(マニアソングス)を作りましたのでご紹介させて頂きたいと思います。

「おにぎり食べたい」

散歩の達人集団サンポーのメンバーが、好きなことや気になることを書いているブログ「それもある意味散歩」で、kogeさんが数年に渡ってセブンイレブンのおにぎりシールを集め、定点観測して書かれた超絶マニアックな記事、セブンイレブンおにぎり今昔物語 〜ツナマヨネーズ〜を拝見していたところ、終わりのところにこんなことが書いてありました。

「作曲:あなた」ってことは、これコラボしていいんですよね!!ということで早速作りました。ゴールデンウィーク中ずっとオフコースを聴いていたこともあって全編コーラス曲となりました。セブンイレブンいい気分のところはこのメロディー以外に思いつかないですよね。


「キミはビカクシダ」

お次はビカクシダマニアの月刊ビカクシダ田中さんです。田中さんは連休前にブログの中でこのような呼びかけをされていました。


今度は一応、事前に承諾を取りました。



曲を作るときにはだいたい「どんな感じの曲がお好きですか?」というのを聞いてから作り始めるようにしていますが(「おにぎり食べたい」は聞く前に作ってしまいましたが)、今回はあまり知らないジャンルだったので焦りました。必死で絞り出しましたがオルタナ=ニルバーナのイメージしか思いつかなかったのでニルバーナを聴き込んでから取り掛かりました。

歌詞はほとんど「マニアラジオ」でのインタビューの内容そのままです。

このインタビューめちゃくちゃ面白いので何回も聞いてしまいます。でも、根っこになりたい、とは言ってませんでしたね。ちょっと言い過ぎでした。ギターソロの裏でブツブツ言っているのは田中さんがゴールデンウィーク中にマルシェルに出品されたビカクシダの品種です。


これからも隙あれば色々なマニアの方とコラボさせて頂いてマニアソングスを完成させていきたいと思います(ご迷惑でなければ)。もしこんな私に曲を作らせてもいいよという方がいらっしゃいましたら是非お声がけください!

キミはビカクシダ
作詞、作曲:むらたぬき

貯水葉 顔を隠す
胞子葉 埋もれる

君の姿は犬のよう
懐いてくれたらね

想像力 オリジナリティ
見せてくれ 適応能力

吊るしてよし植えてよし
かけてよし風を感じて

考える葦になる
君はビカクシダ
葉をはやせ根をはやせ
考える葦になる
僕はビカクシダ
カラカラに干からびて
水を待つ

ヒリー
リドレイ
ビフルカツム
ベイチー
ネザーランド

根っこの
気持ち教えて
根っこになりたい

サウナ サウナ
ビカクシダと一体化
サウナで体を空にする

考える葦になる
君はビカクシダ
葉をはやせ根をはやせ
考える葦になる
僕はビカクシダ
カラカラに干からびて
水を待つ