「人類滅亡の日。あなたは誰と過ごしますか?」
ビデオパッケージには、このようなフレーズが描かれている。
人類滅亡・・・
パニック映画か?はたまた、SFサスペンス映画か??
などという気分で見た作品。
レンタルしてくる前に、この原作が
ネビル・シュート著の
「渚にて―人類最後の日」 ということを知っておくべきだった・・・w
なぜなら、遠い昔に1度読んだことがあるからだ。
【ネタバレ注意】
簡単にあらすじを言うと、
舞台は近未来、台湾を巡り、中国とアメリカが核戦争に突入してしまう。
その核の汚染は地球の北半球を死滅に追いやり、残る南半球にも放射能の脅威が近づいていた。
唯一生き延びたアメリカ軍原子力潜水艦は、オーストラリアのメルボルンに到着する。
艦長であるドワイトは、メルボルンでモイラという女性と知り合う。
程なくして、全ての生物が死滅したハズの北米大陸より、解読不能の謎のメールが毎日送られてくるようになる。
そこで、アメリカ軍原子力潜水艦の一行が調査のため、再び北半球へ向け出航するのであった。
しかし・・・・しかしですよ。
結果は望んでいたものではなかったのです。
絶望感を味わったクルーの中には、「どうせ死ぬのなら、故郷で死にたい」と艦を脱走する者もでてしまう。
その後、メルボルンへ帰港した一行は、思い思いに残された日々を過ごす。
そして・・・
放射能被害がオーストラリアに到達したとき、
人はそれぞれ、自分で死ぬ場所を選ぶ。
米原潜のクルーは、故郷の北米大陸へ向け、最後の出航に出たのであった・・・
それを、モイラは浜辺近くの丘の上より、戻ってくるハズのないドワイトを見送る。
・・・(原作はここで終わりのハズなのにww)
浜辺から1人こちらへ向かってくる人影・・・
ドワイト艦長!!
そして、2人で最後の時を向かえようとするところで物語は終わる。
アクションパニック映画、SFサスペンス映画などを想像して見ると、どうしようもなくつまらなく感じますのでご注意をww
何系なのかと問われれば、人の愛情、醜さ、強さ、脆さ、さまざまな感情が交錯する
ヒューマンロマンスと答えます。
鳳評価としては、
B+といったところですね!!
いちお、オススメです。
最後にクドイけど、もう一度、
「人類滅亡の日。あなたは誰と過ごしますか?」
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