●それでも地球は回ってる

■かつて同人誌作ったり宇宙ネタに小躍りしてた輩の、3年サイト放置後の、無趣味無活動な日々のぐだぐだ与太話あれこれ

土日は楽しゅうございましたv その1

2008年02月25日 | イベント関連

まずは「きずな」打ち上げ成功、おめでとうございます~v
この土日は本当に充実しておりました~。ホント楽しかった。




まずは、23日の土曜日。
翌日の兄弟オンリー用の搬入物を何も用意してなかったことに気付き、
急いでキャリーバッグに詰め、都内のホテルに昼過ぎに出発。
先週種子島に行って見れなかった『篤姫』の再放送の録画は忘れずセット(笑)


今回、オンリーの新刊がなかったせいか全然準備してなくて、
販売する既刊コピー本の製本もすっかり忘れており、
都内のホテルのチェックインまで時間があったので、近くのキンコーズでコピる。
そして時間を見計らって、打ち上げライブ中継会場の丸の内にお出掛け。


当初の予告で4時少し前に始まると聞いていたので、余裕をもって入ったのですが、
知り合いのKさんの姿が見えず。
その夜開催する『糸川英夫まつり』ご出演の
元ロケット班長林さんが今月11日がお誕生日なので、
お花を差し上げようと思っていた為、花屋を探しに周辺散策。
新丸ビルの花屋に5時仕上がりで予約をして再びオアゾへ。
朝から何も食べてなかったので、オアゾ地下で和食を食べてJAXAに戻ると、
KさんがTVの一番前の席に居て、既に2時から居たという(笑)




ライブ中継を会場で見るのは初めてだったのですが、
オアゾでは、JAXAの青いコートを着た人々が道行く人に声を掛けてました。
一階の大画面下にはそこそこの人数が居て、2回のJAXAの方が人が少ない。
で、いよいよライブ中継が始まって、映し出された14号機。
正面のカメラが時々風で小刻みに揺れてました。
12メートルくらいの風は吹いていて、天気も曇り。
エメラルドグリーンのはずの海も、ただの灰色。
因みに関東周辺も、強風で電車が遅れてましたから、
日本列島全体が風の影響を受けていた模様。
(丸の内のビル風もハンパなかったぜ・・・)
画面に映る種子島宇宙センターの様子を見ながら、
先週の今頃居たんだよなーと、ちょっと悔しい思い。
長谷公園にはどのくらいの人数が見学に来てるやら。
今回延期も土壇場に発表でしたが、再開も急に決まったから、
見学行けなかった人は相当数いたんじゃないかと思います。
そうして応援メッセージやら「きずな」のミッション映像を見て、
打ち上げを待っていると、





「テクニカルカウントダウン(だっけ?)が一時中断いたしました
詳しい情報が入り次第お知らせいたします」



みたいなテロップと、実況が。
何か不具合発生?と心配しつつも、
やっぱり打ち上げってすんなり行かないもの?と妙な納得してみたり(苦笑)




しかしいつまで経っても再開せず、その内実況も入らなくなり、
待てど暮らせどテロップが出たまま。
終いにゃ「JAXA」の広報ビデオみたいなのも流れる始末。
JAXAでは、会場内の様子を伺う電話が職員に掛かってきて、
どうやら大きなトラブルが発生?みたいな雰囲気に。
自宅で打ち上げライブを見ていた友人からも、
「環境ビデオ状態です~」とのメールが(更に苦笑)
時計を見たら5時前。打ち上げ予定時刻は過ぎてました。
何だかすぐには再開しそうになかったので、
先に花屋に頼んだものを取りに行くとKさんに告げて花屋へ。




すぐ隣のビルの花屋に行くと、出来上がっていたのはいいけど、
男性に差し上げるので、持ち帰り易いようにコンパクトにと言ったのに、
バスケットは小さいが、その周りの包みが!デカイ!!
なので入れてくれた紙袋が!底幅30センチ!!どこがコンパクト!?
これじゃあむしろ持ち帰る手間を掛ける様なものだろが!!!(滝汗)
仕方なく急いで他の紙袋を買いに走る。
その間、次の日のイベント終了後のオフ会の予約を入れつつ地下を走る!
オアゾの丸善4階に急ぎ、何とかピッタリサイズの紙袋GET。
中身を入れ替え再びJAXAへ。でもまだ中継始まってなかった(涙)




どのくらい待ったんでしょうか・・・再開した時は既にカウントダウン途中(苦笑)
しかも中断の理由は、飛行経路範囲に船舶が進入した為とか。
会場にいた人々は口々にしたセリフは、




「そんな船、沈めてしまえ(怒)」





最近の事件を考えると危険な発言ですが、まあ気持ちは分かる(笑えないけど)。





中途半端に始まった中継、
「200・・・190・・・180・・・」
途中をアナウンスしないカウントダウンなので、心の中で10数えてたら、
・・・・・・・・・あれ?今10過ぎましたけど?




あと打ち上げまで3分もないところで・・・再び中断。マジですか?(驚)
画面は当初に比べて日が暮れてきて、かなり暗くなってきて。
この期に及んで「打ち上げ中止」は勘弁してください。
足が疲れてきて、Kさんの隣に直座り(軟弱)
強風の影響で遅れたとか言う声も聞こえるけど実際どうなの?
そしてまたいきなりカウントダウン再開(苦笑)




何というか、さすがに
2回も中断されると、ワクワク感がかなり削がれた。
つーか、ライブ会場も白けてた気が・・・
こっちに比べ、現地では盛り上がってるんだろーなーと
カウントダウン聞きつつ、9月の事を思い出してました。




いよいよ10秒を切った時。
皆声を出して、カウントダウンすると思ったら。
あれ?誰もしてない(倒)




そしてリフトオフ!!の瞬間も。
拍手なし。「おおー!」の声もなし。静か~な会場。
ロケットが飛び立つ瞬間こそ、気持ちはそこに集中したけど、
周囲の反応が想像してたのと余りに違って、そっちが気になる!






もう日が暮れてきていたので、ロケット自体が雲に入っても、
暫くは赤い光が見えてましたね。
でもあれじゃSRBの分離は目視不可能ですよね・・・
うーん、見学としてはどんなもんだろーか。






「糸川英夫まつり」の開催が18時。
ロケット打ちあがったのが17時55分。
もう絶対に間に合わないし(涙)
衛星フェアリング分離を見終わってから、急いで新宿へ移動!
どの位の人数が先に会場入りしてるか分からなかったけど、
お客さんが少ない状態で、始めさせてしまうのが申し訳ないような気がして、
新宿駅からも走る走る!!






そして着いた新宿ロフト。
座る所があったのはいけど、想像以上に結構人居るし。
そして何より始まってないし(笑)
衛星分離まで見てから駆けつけると言ってたKさんに「席あるよ」のメールをし、
喉が渇いたので一気にドリンク2杯注文!
結局Kさんが着いてからも始まらず、開演したのは7時前くらい?
始まってみたら、現地入りしてると思ってた松浦さんも居るし(苦笑)
当分打ち上げないので、今回見れた人は相当ラッキーと言ってました(確かに)






そして始まった「糸川英夫まつり」!
先生の資料を整理してたら出て来た、数々のお宝映像(ビデオ)。
秋田放送が先生にくれたと思われるビデオには伝説の失敗が映ってたり、
先生が自分で録画したのか?亡くなる5年くらい前に出演した
『徹子の部屋』のビデオ!晩年の先生が動いてるの初めて見ました!
(徹子さんより座高が低いのを見て、先生の身長コンプレックスを実感)



あとは先生の内容別に分けたノートの数々。「北朝鮮」って一体・・・。
平賀源内のも興味持ってたんだよなー、確か。そのノートも有り。
他にも色々あったんだけど忘れましたが、
晩年の先生って「電波入った人」と噂されてたらしいですが、
興味の対象が多岐に渡りすぎて、理解されにくかったのでしょうか。
あとは先生の行動とかが、凡人の理解を超えてたか(苦笑)
60過ぎてバレエの舞台に立つし(つか、60の手習いで舞台出られる自体驚愕)
因みに徹子さん、先生自作の「足を開く機械」使って効果を実感した模様(笑)




先生が中島飛行機に入社した話で、あの会社の気風が先生を作ったという話から、
中島飛行機の創立者の話になり、段々話が脱線。
創立者の娘の結構式に財閥解体で謹慎中の創立者が電話で出席した話とか、
日産と中島飛行機と三菱の体質の違いとか・・・




数々の先生語録について、出演者の中では先生と御年の近い垣見さんが、
割と後付けだったんじゃないの?みたいな発言されたり(爆笑)、
日本のシステム工学の先駆者だからなのか、
組織工学研究所の先生の部屋に、行く国別に内容物が違う旅行カバンが20くらいあったとか、
先生の摩訶不思議さが伝わる話がポロポロ出たと思ったら、
例の秋田放送進呈ビデオが流れて、話題は実験失敗談に(苦笑)





休憩挟んで登場したのが、
以前『お宝鑑定団』でペンシルロケットの鑑定をした山田氏。
元レースアナだったらしく驚く程の闊舌で、
放映後、なんちゃってペンシルの鑑定依頼が殺到した話を披露。
依頼した本人達が、どこでそれらを手に入れたかを言いながら、
霞ヶ関に焼き鳥配りながら、置いてきたであろうなんちゃってペンシルを、
「糸川博士が持参したのだから本物」と信じて疑わない人々続出で、
先生は何と罪深いお方か、と言ってました(笑)
また、色々な所で多種類のなんちゃってペンシルを人々が手に入れた経緯は、
林さんや垣見さんは「あの頃ロット番号とか品質管理とか皆無だったから」と
事も無げに仰るし。うんまあそういう時代だったんだろうけどね。罪深いわあ(笑)





あとは、「ロケットまつり」では常設?のロケットやら推進薬の数々。
モデルロケット協会会長の山田氏、無造作に置いてある危険物の数々に驚愕。
「自分、今朝『火薬取締法』について講義してきたばっかりなんですよ!
勘弁してくださいよ!!」と叫んでました。
でも自分もあの展示物?の中に、ビル飛ぶ?威力のものが、
牛乳瓶に入ってるのには驚きましたが(苦笑)
でも林さん、いつもプチプチに包んでプラコンテナに入れてきてるから、
そんな怖いモノだと思わなかったよー。



途中、的川先生が23日誕生日だったはずって話になり、
「ボクも今日誕生日の花を貰ったんですよ~」と、
我々が差し上げたアレンジメントを壇上に出して下さって、
出席できなかったSさん用に花の写真を撮るのを忘れたのを思い出す。
(帰りに林さんに花を持ってもらって記念撮影出来ましたが)



あとは本当に「どのあたりが『糸川まつり』?」な内容でしたが(後半特に)、
きっとまた続きが聞けるような気がします。だって話が全然進まなかったもん。
松浦さんもあさりさんは元より、ゲストの方々もロクに話せなかった位に、
山田氏の独壇場だったので(笑っていいのか)




因みに次回は野田司令出演で「ロケット爆発まつり」という
不吉な名前のイベントが3月16日開催。恐ろしくも面白そうな感じだな(笑)
6月後半には「衛星まつり」の続きもあるそうな。




打ち上げ見れなくて残念だったり、ライブ中継の実態?にしょんぼりしてみたり。
でも「糸川英夫まつり」もそうそうあるものじゃないので参加出来て良かった。
そして都内のホテルに帰りついたのは11時半すぎ。
実は翌日のイベント用に作るモノがあったけど、走り回ったお陰で疲労困憊。
結局翌朝に全部回して即寝。
続きはまた明日。






 

 


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