衆議院議員選挙の投票が10月31日に行われますが、最近の選挙の投票率の低さが指摘されています。
1993(平成5)年頃までは、低いときでも60%の後半、70%を超えていました。1996(平成8)年に59.7%と60%を下回りました。
2005年に60%台後半へ回復し、2009(平成21)年に69.3%と上昇しました。自民党が大敗した選挙でした。その後は50%台で推移しています。前々回(2014年;平成26年)52.7%、前回(2017年;平成29年)は53.7%と最低水準で推移しています。特に若い人の投票率が低いことが指摘されています。参議院選挙でも2019(令和元年)が48.8%と半分を切る投票率となっています。
一人一人の1票が、国政の方向をきめる大事なものです。棄権せずに投票して意思表示をと願います。
2017年の前回選挙での有権者数は1億609万人、投票者数5690万人、棄権者数4914万人となっています。棄権された方の半数が投票したらその結果は大きく変わるかも知れません。
今回の選挙は、コロナウィルスへの対策を今後どうするか、コロナ後の社会のあり方をどうするか、経済をどう立て直していくか、地球温暖化を阻止するために気候変動対策をどうするか、核兵器をどう無くしていくか、ジェンダー平等を実現するためにどうするかなどなど、私たちの生活、暮らしの今後、そして未来に向けて何をなすべきかが問われています。
是非、2日後の投票日に投票をされるよう願います。期日前投票もあります。