チーム一丸となって残留を目指すマインツ

■チーム一丸となって残留を目指すマインツ

　ＤＦフリードリッヒがドイツ代表に招集され、１００年目を迎えたクラブ史上初となるドイツ代表誕生の喜びに沸いた１５位のマインツ０５は１８日、アウエーで８位レバークーゼンとの一戦を迎える。

　もちろん、この試合でフリードリッヒに注目が集まるのは言うまでもないことだろう。「ワールドカップのことは考えていない。まずはマインツでのプレーに集中する」と語るフリードリッヒは、「クラブと監督には数え切れないほどの恩がある」という。ぜひともその恩をプレーで返してもらいたいところだ。

　もう１つの注目は、全体が渦巻き模様にそられているマインツのエジプト人ＦＷモハメド・ジダンの頭だ。この奇天烈な頭はジダンいわく「降格争いで沈みがちなチームに笑いをもたらしたかった」という、フォア・ザ・チームの体を張ったパフォーマンス。

　残留争いの真っただ中にいるマインツを率いるクロップ監督は、今シーズンの途中に「ほかのクラブからの誘いもあったけど、自分の心は変わらずにマインツとともにある」と、契約を延長している。マインツのチーム一丸となった残留をかけた戦いから目が離せない。
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