昔乙女たちの裁縫教室

TANAKA師匠の教室に通う昔乙女の 教室レポートと裁縫日記

2月28日 刺し子ポーチ二つ

2024-02-28 | 日めくり雑記

先日産直に立ち寄ったら、手芸品売り場に素敵なポーチがありました。
布の模様がおしゃれで、縫製も上手な生産者さんのようです。
ハンドメイドと知らなければ既製品と見まがいそう。

数日経って再度立ち寄ったら、売れたのでしょう。
そのポーチはぜんぶ消えていました。

確か400円の値札が付いていたと思います。
同じ大きさの昔乙女ポーチの半分の値段  \(◎o◎)/!
(買っておけばよかった・・・)

手芸品売り場の商品がたくさん売れるのはとてもいいこと。
(強がりではありません)
さびれてくると売り場面積が減らされたり
隅っこのほうに追いやられかねませんから。



現在制作途中の、いつもよりちょっと大きめのファスナーポーチ。
パッチワークではなく、一枚布です。
ファスナー長さが22~23cmといったところです。
いつもなら25センチファスナーの務歯を外して調節するのですが、
これからも使いそうなので、22cmを注文しました。
10本単位で色違い・・・こうしてまたファスナーの在庫が増えていきます。
(YKKさんから感謝状が届きそう。)
古布に刺し子のポーチもがんばろっと。
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2月26日 自分用筒型バッグできた!

2024-02-26 | 日めくり雑記


マクラメのストラップ、目立ちすぎ?


化繊のオーバーオール一を切り刻み、
大好きな筒型のバッグを作りました。リメイクです。
だいぶ長いこと着たので、もういいでしょう。

オーバーオールはバッグ2着分の布量がありましたが、
バッグ一個作っておしまいにしました。
曲線と直線の縫い合わせは簡単ではなく、きつかった。
販売用に発展させようと思っていたけど、とんでもありませんでした。
昔乙女の裁縫技術、まだまだ未熟なのです。
自分用のバッグができただけでもヨシとしましょう。

明日からはこのバッグを持って歩きます。
イマイチな部分はありますが、目障りなほどではありません。
ちょうど良いサイズの筒型バッグで、気に入っています。
友人たちはきっとうらやましがるだろうな・・・
ポーチや袋物ばかり作っているけど、
たまには バッグもいいモンですね。
るん・るん。





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2月23日 試行錯誤とやり直し

2024-02-23 | 日めくり雑記
昨日作った筒型バッグ、一見完成形なのですが
実は、円形部分の縫い代がむき出しのままで
今日は、それをバイアステープで覆う予定です。

バイアステープは内布と同じ天竺綿が一番いいのだけど
それでは厚くて不格好になりそうなので 
綿ローンをバイアステープにしようかと迷っています。

いったん包んでしまったあとでやり直すのは
手間がかかるだけでなく仕上がりも汚くなるので
できれば最初から最適なテープで包みたい。

何度も何度も試行錯誤し、失敗してやり直して、
挙句、仕上がりを待たずに途中で投げ出す・・・
いつものことです。

このバッグも、持ち手を2度縫いなおしました。
共布の4つ折りですが、縫ってみてあまりの頼りなさに
紐の巾分の接着芯を貼って作りなおしたのが1回目、
それでも薄い気がし、接着芯の面積を倍にして2回目。
もうちょっと厚くしてみたかったのですが、
硬くなりすぎそうなので、そこで止めました。

10センチ幅95センチ長さ2本の持ち手の作り直しは
本体以上に布を使ってしまったし、時間も長くかかりました。
布が多めにあったからリセットできましたが、
ミシン目をほどいてのやり直しだったら、たぶん投げ出していました。

裁縫、昔は好きでなかったし、
いつまでたっても上手にならない原因は、
こういうところに在るのかもしれません。
もしかして、やり直しというのは上達の早道?

そうだ、ブロードのハギレがあったはず!
ハギレの布箱ひっくり返してみることにしましょう。
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2月22日 筒型バッグ

2024-02-22 | 日めくり雑記

何年かぶりに、筒状のバッグを縫いました。



これまでどうしてもうまくできなかった
両サイドの円形と本体の直線とを縫い合わせる作業、
特に練習を重ねたわけでもないのに、
不思議なことに、なんとか縫えるようになっていました。

下手なりに、ミシン使いが上手くなったのかもしれません。
自分でもびっくりです。

このデザイン大好きなのです。
カバンやさんで目に留まるとつい買い求めてしまいます。
おしゃれなスポーツバッグといった形で、
運動、からっきしダメなのにおかしい。

これまで何回か自分で作ろうとしたけど
いつも不格好な形になって、布を無駄にしていました。
こういう形が縫えるようになるのはうれしいものです。

シーチングのハギレ、S✕50センチと
リバティータナローンを少し(外ポケット)。
厚手の接着芯を全面に貼り、内布は天竺綿を使用。

リバティーのチラ見え外ポケットと
仕切りのある内ポケットもある、
なかなかに良さげな(?)バッグになりました。
うれしいことです。

このバッグ。著作権フリーのデザインで、商用もOKらしい。
刺子をちょっとお休みして、いろんな布で
もっともっとたくさん作ってみます。
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2月21日 ミニポーチ作りと販売

2024-02-21 | 日めくり雑記
作りかけては途中で放置していたミニのポーチを
ぜんぶ完成させました。その数10個以上。

ミニポーチ作りは、最初に古布をパッチワークで接ぎ合わせ
裏に晒の当て布をして刺し子をすることから始めます。
ポーチの大きさや形は、古布の有効利用優先のため
決まったものはありません。

刺子が終わると、裏に固い木綿の接着芯を張り付け
周囲をバイアステープで包み、二つに折りたたんで
脇と底をミシンで縫い、両縁にファスナーを手で縫い付け
形ができると中布を同じように縫って表布にまつります。

刺し子が終わるといったん中断、
面倒なファスナーや裏布を付けずにほったらかしたまま
次の新しいポーチに取り掛かるので、
未完成品ばかりが増えていきます。
刺子まででストップするのは、他の作品も同様です。

未完成品を詰め込んだ紙箱が膨れ上がってきたので
いったん全部完成させようと、決心しました。

いくつかの工程に分け、数日かけて作業をし、
無事、一気に完成品にしました。
(やればできる!)
布や刺し子模様はすべて異なり、いわゆる一点ものです。

完成品は産直の売り場に持ち込みます。
なげっ放しだったミニポーチですが
製品になればたくさん売れてほしいのが人情です。

プレゼント用に買ってくださる人も多いとわかり、
透明の包装袋に直接貼っていた値札を、すぐ取り外せるよう、
最近になってタグ方式のラベルに変更しました。
他の作品もついでにぜんぶ取り替えました。
産直販売の商品であっても、プレゼントに値札は似合わない。


お借りした画像です


自分用に買い求め、家族や友人にもプレゼントする、
そんな買い方をしていただけたらいいな、
なんて考えながら、今日もちくちく刺し子です。

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2月20日 強い卓球

2024-02-20 | 日めくり雑記
このところ、毎夜TVにかじりついて
卓球の世界選手権を見ています。

団体男女ともにグループリーグ戦を一位通過、
女子に至っては、全員負けなしの快進撃です。


画像はお借りしました


3段の跳び箱すら跳べない運動音痴ですが、
中学生のころに短期間の部活で覚えた卓球だけが
唯一経験のあるスポーツなのです。
球が台にあたって出すカ~ンという音が
血肉を躍らせるのだ、というのはいいすぎ?

卓球と言えば中国、
勝てない選手たちを見ているのは楽しくなかったのに、
近年の卓球選手たちは、それはそれは強くて頼もしい。
リーグ一位通過は、パリオリンピックに限りなく近いとのこと。
五輪に出場できればもちろんうれしいのだけど、
それよりも強い卓球を見せてくれるのならどんな大会でもいい。

正直に言うと、私は卓球が好きだったけど下手くそでした。
試合に勝った経験はほとんどありません。
おとなになってから参加した公民館卓球の試合も
ほとんど負けていましたので、
強い卓球にはほんと、あこがれてしまいます。

ラケットを持つ愛ちゃんの姿が
卓球の普及におおいに貢献したことは間違いないでしょう。
陰気と言われた卓球をこれほどまでの人気スポーツにしたのですから。

仲の良い友人の家族が前回に続いて
オリンピック出場になりそうです。
知り合いの輪の中にオリンピアンがいるなんて、
実はあったことがないのだけど、わくわくします。
ぜひパリでも元気に活躍してほしいと願っています。

明日からは卓球はベスト8の激突らしい。
しばらくTVから目が離せません。
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2月16日 辛子酢味噌

2024-02-16 | 日めくり雑記
菜の花の辛子酢味噌和えは、二人とも大好物です。
昨夜は採れたばかりの菜の花で、爺が酢味噌和えを作ってくれました。
ここ数年、彼はぐんぐん領地の腕を上げていて、
フキノトウ味噌なども絶品の味です。

毎年、辛子酢味噌は白みそを買ってきて我が家で練って作るのですが、
今回は、爺が何個かに小分けしたパックに入った辛子酢味噌を買ってきました。
何の問題もない美味しさです。

この時期、菜の花の酢味噌和えが好きだからと言って、
2~3回も作れば終わりです。
白みそを買ってきても、ほかに使い道のないまま
大部分は残りを冷蔵庫の中においたままで、
結局使い切らずに捨ててしまうのが毎年のことでした。
手軽でありがたい調味料でした。

フキノトウ、菜の花、筍、ワラビにセリ、
この時期にしか食することのできない山菜が出回ります。
煮たり揚げたり、それから味噌汁の具にも加えます。
そうそう、島根半島のワカメも、辛子酢味噌和えは
和布刈神事が終わったこの季節のごちそうです。

それだけが理由というわけではないのですが、
やさしい陽光の立春から春分までが、
昔乙女のいちばん好きな季節です。
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2月15日 和布刈神事(大社町宇龍)

2024-02-15 | 旅日記
昨日は、出雲に向かうお昼前の下りやくも号に乗り込み、
神戸からやってきた葉っぱちゃんと合流して
島根半島宇龍の権現島で行われる和布刈神事を見てきました。

和布刈神事は、毎年旧暦1月5日、宇龍港の権現島に鎮座する
熊野神社で行なわれます。

出雲大社からタクシーであちこち寄り道しながら
神事の始まりには少し遅れて宇龍に到着しました。
気温も高くお天気が良かったためか、
港付近は人でいっぱいでした。


宇龍に到着したのは、ちょうど権現島に渡り切ったところでした


以前は漁師さんたちの船を島まですきまなく並べ、
神職さんたちはその船板を歩いて島にたどり着けたとのことですが、
現在は船の数が揃わず、島までロープを張って船を移動させての渡海です。
去年も今年も、渡海には2艘の船が使われました。


神職による和布刈りが行われています。


刈った和布を島の杜中にある熊野神社に奉納する神事が続きます。
権現さんでの神事は約30分余、神事が終わった神職さんたちが
再び船に乗り込み、港に響く謡の中、港に戻ってきます。

船が島を離れて港に戻るとき、
圧巻は、赤ふんどし姿の若い衆たちの飛び込みです。
若衆たちは神職たちの渡海を泳いで手助けするのですが、
権現島での神事が終わって港に帰るとき、次々と海に飛び込む姿は、
この神事のクライマックスです。
皆これを観たくて集まっているといても過言ではないでしょう。


一同、権現様に柏手




さぶっ!! 海に飛び込む姿に
見ている人たちのほうが、思わず振るい上がってしまいます。
例年よりも気温が高いとはいえ、真冬の海は冷たいでしょうに。
今年の若い衆の人数、去年よりも多いような・・・
赤ふんどしが日差しに映えます。
みなさん、かっこよかったです。お疲れさまでした。

3時を過ぎるころ船は港に戻り、和布刈神事が終わります。
見守っていて人たちの姿が消えていき、片付けが終わり、
陽が西に傾き始めるころには、いつもの静かな宇龍に戻っていきました。
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2月13日 春を待つ

2024-02-13 | 日めくり雑記

今日の最高気温14度、明日はと15度と予想されています。
もちろん、天候は晴れ。
それだけでうれしくなる、春を待つ季節です。

今日は、先日買っていただいたギャザースカートの丈直しです。
リップルのような凹凸のある浴衣のリメイクで
春になったら出番が多そうな上品な色具合です。

浴衣リメイクのスカートは、軽くて肌触りが良く
値段も安いので、イベントでもよく売れます。
ウエストのボリュームを少なくみせるため
長めのフレアーギャザーにデザインしているので
たまに丈直しを依頼されます。
お直しは無料、ミシンステッチなのですぐにできますから。

昨日編んだタコ糸のちいさなストラップ、
紺色のマクラメ糸でも編み、2個づつ3組のセットができました。
新しい鍵やバッグなどと仲良くしてもらえたらいいな。
スカートのお直しが終わったら、お店に並べに行こうと思います。

値段? 
一セット500円でいかがでしょうか。
売れたつもりで、帰りにフキノトウを買ってきましょう。


たくさんの応援クリックありがとうございます。
作品がうれたときと同じくらいうれしく、次への励みになります。
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2月12日 産直販売の作品

2024-02-12 | 古布と遊ぶ
立春を過ぎて、少しやさしくなった日差しを浴びながら
朝からマクラメ編みをしています。

といっても編み図を広げての大げさなものではなく
裁縫箱の隅でとぐろを巻いていたタコ糸の残りを
1Mづつの長さに切って、ナスカンに2列の平編みパーツ作りです。

とりあえず形にしておけば、このまま商品にしたり、
(編み物は著作権があって、実にややこしい)
バッグなどの小物にアクセントとして付けたりできます。
使う予定のないタコ糸の有効活用にもなります。



作りかけの何個ものちいさなファスナーポーチに
ファスナーや裏布を付けて完成を試みたり、
途中でタコ糸を見つけてマクラメ編みに方向移動したり。
テーブルの上には、道具だけがやたらと増えていきます。



刺し子をするだけになっているポーチ布も
はやく仕上げたいのですが・・・
つぎつぎと思いつくものですから、
結局また中断して先送りになります
完成すると産直に並べて販売します。



先日から産直に衣料品の出品をはじめました。
単価数百円の野菜中心の市場で
高額の値札を気にしての挑戦でした。
鏡や試着室がありませんから並べる商品は限られますが
古布や刺し子、好きな人は買ってくださるんだなと、
手応えを感じているところです。
同じタグをつけている小物もいっしょに売れているようです。
いい作品作らなきゃ・・・
たくさん売れますように。
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2月8日 行きあたりばったりの転がる人生

2024-02-08 | 日めくり雑記
左膝がずきんずきんと痛みます。
数か月前に左足首が痛くなったけど
ストレスを与えないようにしばらく優しくしていたら
いつの間にか直ったので、今回の膝もそうかもしれないと
楽観的に考えているところです。
足の痛みがあると歩きにくいので早く直ってほしいものです。

先日『針と糸』(小川糸著)という文庫本を手に入れ
エッセイなのでところどころを拾い読みしています。
タイトルはもちろん、内容もずんずん心に入り込んできます。

その一節に「行きあたりばったりの転がる人生も楽しいものだ」
というフレーズを見つけ、そこだけを繰り返し眺めていたら
急に旅に出たくなりました。

左膝をさすりながら、やっぱり海がいいなと
地図を広げながら旅の計画を立てています。
旅は計画しているときが一番楽しい。(行けるかな?)
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2月7日 ミシンの糸調子

2024-02-07 | ミシンの話
『レディブティック2月号』の中に、
ちいさな枠で囲んだお役立ち情報を見つけました。

ミシンの使い方についてで

上糸をかける時は押さえ金を上げておこう!

というコラムです。

理由は、押さえが降りたままだと
ダイアル部分のお皿の間に糸が入らず
糸の調整が上手くいかない、ということなのだとか。
なるほど!!

久々の目からうろこ状態です。
(職業用ミシンでの説明ですが、
家庭用ミシンでも原理はおなじ?)

これまで、上糸をかけ直した後下糸が浮いて
きれいに縫えないことがしょっちゅうでしたが
ずっと原因不明のままでした。
そのときはもういちど上糸のかけ直しをすればいいわけです。

毎日のようにお世話になっている機械ですが
わかっているようでわからないことがいっぱい。
ミシンの豆知識を紹介したページでは、ほかにも
お役立ち情報が掲載されていて一読の価値ありです。

少し前に、ボビンケースを一個買い増して
90番と60番のミシン糸でそれぞれ別に使うようになってから
糸の調整作業はずいぶん楽になりましたが
今回の情報を得て、ミシンをさらにうまく使えそうな気が・・・
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