昔乙女たちの裁縫教室

TANAKA師匠の教室に通う昔乙女の 教室レポートと裁縫日記

3月21日 インド茜

2024-03-21 | 草木染
注文していたインド茜がとどきました。



暖かくなったら草木染の再開をと予定していたのに
インド茜が届いた昨日は、雹がベランダを叩く大きな音がする彼岸の中日でした。
めちゃくちゃ寒暖の差がある今年の気候です。

セイタカアワダチソウの黄、ヤシャブシの灰色もきれいだけど
布や糸を赤い色に染めてみたい・・・
山野を歩いて手に入れることができない色なので染色屋さんに注文しました。

布のほうは、反物のはぎれはもちろん、
喪服の裏地など、白い絹を集めてあります。
これまで、裏地などの白い布は、布ぞうりの鼻緒に使う以外
(筒状にして、ほぐしたロープを包むのに使います)
使い道はほとんどありませんでした。
鼻緒に用いる分には、絹だろうと化繊だろうと区分する必要はありませんが
染めるとなると話は別です。
染色を始めたら、昔乙女の「絹」の選別眼も試されます。

草木染、最初のころは綿麻を下処理して染めていたのですが、
ウールと絹はその手間がいらないとわかってきました。
いきなり染色液に浸して染めることができます。

化繊の布は草木染では染まりませんから
選別しておいた「絹」が果たして本物の絹なのかわかります。
らくちんな上に、絹は染め上がりの色も美しい。

昔、インドで朱いストールを買ってきました。
目の粗い大判のそれは、絹ではなく綿か麻だったと思うのですが
ずいぶん長いこと衿に巻いて楽しませてくれました。
その再現の夢が待っています。

ストールの赤い色を思い出しながら
茜のチップが詰まった袋をながめているところです。
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