「わんっ」
久しぶりのお客さんに喜んだのもつかの間
「わんっ!あかんわ、ちっともわかってくれへんわ」
お茶菓子のおねだりに、客人の横にはべり「わん」と催促するきのこ
話に夢中の客人は、きのこがなぜ吠えているのかわからない。。
というか、吠えていることに気が付きもしない・・
・・
「私のこと、無視してはるのと違うやろか・・」
「こないだの人は、ミカンの皮をくれるし、、、」
「なんぼわたしがくいしんぼうでも、
みかんの皮は食べへんよっ!リンゴの皮なら食べるけど・・」
「なんでみんな私のことをわかってくれへんねんやろう??」
「ちょこっとだけ、みんなと同じものが食べたいだけやのに、、」
秋の憂愁は、きのこの心にも忍び込み暗く沈みゆくきのこ
奇しくも、空は曇り空に変わりつつある。
明日は、早や12月
久しぶりのお客さんに喜んだのもつかの間
「わんっ!あかんわ、ちっともわかってくれへんわ」
お茶菓子のおねだりに、客人の横にはべり「わん」と催促するきのこ
話に夢中の客人は、きのこがなぜ吠えているのかわからない。。
というか、吠えていることに気が付きもしない・・
・・
「私のこと、無視してはるのと違うやろか・・」
「こないだの人は、ミカンの皮をくれるし、、、」
「なんぼわたしがくいしんぼうでも、
みかんの皮は食べへんよっ!リンゴの皮なら食べるけど・・」
「なんでみんな私のことをわかってくれへんねんやろう??」
「ちょこっとだけ、みんなと同じものが食べたいだけやのに、、」
秋の憂愁は、きのこの心にも忍び込み暗く沈みゆくきのこ
奇しくも、空は曇り空に変わりつつある。
明日は、早や12月