きのこ日より

アクティブ犬「きのこ」とインドア派「きのこ母」のなんとな~~くな日々

秋の憂愁

2010-11-30 | きのこ
「わんっ
久しぶりのお客さんに喜んだのもつかの間
「わんっ!あかんわ、ちっともわかってくれへんわ

お茶菓子のおねだりに、客人の横にはべり「わん」と催促するきのこ
話に夢中の客人は、きのこがなぜ吠えているのかわからない。。
というか、吠えていることに気が付きもしない・・

・・

「私のこと、無視してはるのと違うやろか・・
「こないだの人は、ミカンの皮をくれるし、、、

「なんぼわたしがくいしんぼうでも、
みかんの皮は食べへんよっ!リンゴの皮なら食べるけど・・

「なんでみんな私のことをわかってくれへんねんやろう??」
「ちょこっとだけ、みんなと同じものが食べたいだけやのに、、

秋の憂愁は、きのこの心にも忍び込み暗く沈みゆくきのこ
奇しくも、空は曇り空に変わりつつある。

明日は、早や12月

フォーカス

2010-11-29 | きのこ
きのこ父の出かけた朝
散歩を済ませ、ここしばらくさぼり気味だったので、少しだけ丁寧に掃除をする。
掃除機をひっぱり出してきて、ぶ~ん・・していると
日差しが見えて、部屋の中まで明るくなってきた。

なぜか、掃除機に敵意を見せるきのこは、掃除を始めると
がうがうと掃除機にかぶりついてくる・・

あのぶ~んが嫌いなんや

そんなきのこと格闘しながら、カーペットのきのこの抜け毛をぶ~んして、
ふと見ると壁に埃が、、、
このさいと、壁にもぶ~ん・・・
ふと見上げると天井にも埃が、、、
で、椅子をひっぱり出して天井もぶ~ん
あぁ、首痛い、、腰痛い、、掃除機が重たい、、

不思議なもので
普段生活しているときには目に入っていても“埃”として認識していなかったものが
ひとつを“埃”として認識してしまうと、あれもこれも”埃”として目に入りだす。

同じことなら、“きれい”なところを認識して
あれもきれい、これもきれいとなればよいと思うのだが
なかなかそういかないのが、人間の性のようで・・
これは、だれもが経験することではないだろうか?

きのこ
“おやつ”ばっかり探してるから、余計にお腹がすくのちゃうか?

飼い犬の心

2010-11-28 | きのこ
「きのこが、待ってたでぇ~
「玄関でず~っと、待ってたでぇ~

夜9時過ぎて帰宅すると、きのこ父が繰り返す。
一年に数回、あるかないかのきのこ母の夜の外出。

9時過ぎを“夜の外出”というのかどうかは、この際、忘れてくださいませ

さらに「きのこが、待ってたでぇ~」と、畳み掛けるきのこ父
しかし、帰宅したとき、玄関にきのこの姿は見えなかったが、、、

キーワードは“玄関”
きのこ父が尺八をぷ~ぷ~練習している間、玄関に行っていたらしいきのこ
それはきのこ母を待っていたのではなく“避難”していたのでは?
なぁ~んてことは、思っていても口にはだしません。。

昨日、出かける前の昼過ぎ
夕方の散歩は、きっと“パス”を見越して
「えぇ~、また散歩?」という顔のきのこを連れて“夕方の散歩”に行く。
まぁ、くるくるくるっとね

・・

そして、今朝
早く散歩に行きたがるのではないかと、休日ではあるが早めに起床したきのこ母
しかし、とうのきのこはぐ~すかぴ~と、休日寝?!
飼い主の心、飼い犬に通じず・・・

味覚の秋

2010-11-27 | きのこ
こらっ!きのこ、なに食べてるんや?

・・

食欲の秋は味覚の秋でもある。

あちこちの庭先のカキの実がおいしそうに熟している。
我が家のカキの木は、、、今はない
う~~、ざんね~ん~!

その代りのように、知人から庭先のカキの実を頂いた。
もいだときにあちこちにぶつけたりで、見かけは悪いが味は良い。
いや、良いどころではなく絶品と言いたくなるぐらいの甘さ。
もちろん、きのこもお相伴にあずかりました。

で、もうひとつ頂き物
「レインボーキウイ」という名の、赤いキウイ
初めて食べたが、色もきれいで普通のキウイより甘酸っぱくておいしい。
初物なので、きのこももちろんご相伴

きのこ、お味はいかが?
少なすぎてわからんかったわ、もうひとつちょうだい
どうや?
もうちょっと大きいのをちょうだい
ぬぬっ!・・どうやらおいしかったようです。

どちら様も、ごちそうさまでした。

秋の空

2010-11-26 | きのこ
あったか~い、わんっ!
こんな日はこれに限る!
日向ぼっこの昼寝、、あぁ~、しあわせ・・・

・・・

でも、しばらくすると
ちょっと暑すぎるわ
このままやと鼻が乾いてしまうわ

日向と日陰の温度差の激しい季節
昼間と夜の温度差の激しい季節
植物たちにとっては試練となったり、喜びとなったり
生き物である人間にとっては、試練or喜び

昼を過ぎて出かける準備のきのこ母
暖かいと思っていたにもかかわらず、バス停へ向かう道
ぴゅ~んぴゅ~~
北のほうの空が暗く、冷たい風が吹いているではないか?
いや、そんなはずはないっ!そんなはずは・・・
きっと、留守番させられるきのこの怨念に違いない

バスを乗り換える間も風が吹き付けやっと目的地に到着して建物の中へ入る。
しばらくすると、ぽかぽか暖かい日差しが戻ってきた。

やはり、、、きのこの怨念であったか
ころころと移ろいやすい秋の空