思いつくままに

主に劇団四季ミュージカルの感想などを、
文字通り思いつくままに…。

レ・ミゼラブル@5/5昼&5/11夜(ガブローシュ編)

2013-05-22 23:56:56 | レ・ミゼラブル
次に、ガブローシュ関係について。

まず、同じ子役のリトルコゼット&エポニーヌもそうですが、出番が若干増えてます。
バルジャンが、知らずに銀貨を盗ってしまうプティ・ジャルヴェっぽい少年として出てきたりも(^^)
ベガーでの登場シーンの歌詞が変わり、 ガブローシュの弟分(?)と思われる少年が見当たらなくなりました。
(元歌詞)
おいらの名はガブローシュ
どうでえ調子は?
見てくれ悪いがここがおれのシマ
パン屑のハイソサエティ サンミッシェルのスラムだ
それで貧乏なのか そんなもんじゃないぜ
見せてやるぜ ついて来い ついて来い!
  ↓
(新歌詞)
おいらの名はガブローシュ
見てくれ悪いがここがおれのシマ
好きなように生きる
毎日が闘いなのさ 自由よりもパンを
どうせ死ねば平等なのさ 生きたけりゃついて来い
声を出せよ ビバ・フランス ビバ・フランス!

(元歌詞)
みんな気をつけろ
テナルディエどこかで安宿やってた
とんだ豚野郎 腹黒い悪党どもだ
あれがエポニーヌ
あいつまだガキなのに 恐いものしらず
おいらやだね 俺たち万歳!
  ↓
(新歌詞)
みんな気をつけろ
テナルディエどこかで安宿やってた
とんだ豚野郎 腹黒い悪党どもだ
あれがエポニーヌ
ガキのくせにすげえ度胸
みんな貧乏仲間
なめちゃやだぜ 今に見てろ!


こんな感じ(若干間違ってるかも)。
旧演出ではスラムの住民とのやり取りが面白かったりしましたが、新演出ではエポニーヌやジャベールとのやり取りというか関係性が面白かったです。
あと、コゼット(&バルジャン)からパンをもらうところが無くなっていたような…。
「星よ」から「♪大きなツラして何さま気取り~」のソロへの感じは、今回の方が好きですね。
ア・ベ・セー・カフェ以降は、グランテールとの関係がより丁寧というか親密になってました。(グランテール役の丹宗さんの演技がまたいい!)
少し飛びますが、特にエポニーヌが息を引き取ったときに抱きついていたり、ガブローシュの亡骸を抱きかかえていたりっていうのは良かったです。

「民衆の歌」で、リヤカーの上で帽子を振りまわしていたのがなくなったのは正直さびしいですね。
あと、「ワン・デイ・モア」で肩車されてからの動きがおとなしくなっていました。
1幕最後は、右手を突き上げて終わるんですけど、やっぱり帽子を投げてほしかったですf^^;

2幕ではやはり、落命のシーンですね。
廻り舞台がない=バリケードの両側を見せられないため、ガブローシュが弾拾いするシーンは、歌だけで演技が見えなくなっています。
ここでのカバン投げは、結構重要なシーンだと思ってたので、ちょっと残念です。
なお、ここでの歌が映画同様「♪ちび犬でも、戦えるぞ~」に戻ってました。これはちょっと嬉しい^^
最後、バリケードの上に戻ったところで絶命、となる訳ですが、
4月のプレビューのときは、グランテールに抱きかかえられていったん袖にはけ、バリケード陥落後アンジョルラスの遺体とともに荷車に乗せられて登場していたと思いましたが、
グランテールに抱きかかえられて、ステージ下手に安置され、バリケード陥落後、警察官によりアンジョルラスの遺体がある荷車に運ばれる、という風になってました。
ここは、よくぞ変えてくれた、と思います。

で、カフェソングでもグランテールと共に登場します。これは、本当に嬉しかったです。間違いなく、ガブローシュも一緒に戦った友ですから。

エピローグ、立ち位置がエポニーヌのほぼ真後ろなんですよね。
席によってはエポニーヌやバルジャンに隠されちゃって…。ここだけ何とかしてほしいですけど、ま、変わんないでしょうA^^;

カーテンコールは、旧演出ではアンジョルラスとの登場ですが、
今回はリトコゼとリトエポの手を引いて、子役3人で登場になりました。これ、イイです!

前回、元の色に変えて欲しい、といった衣装ですが、清史郎ガブを観たら、そんなに違和感もなくいい感じに見えました。
これは、知憲ガブで場所を覚え、照明やセットに慣れたからかも知れませんね。
知憲ガブをもう一度観たときどう感じるか、また月杜ガブがどんな感じなのか、今後が楽しみです。

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