オンライン家庭教師 仙台新生会

あの3.11の壊滅的被災と、復興に水をさすコロナ禍にオンライン家庭教師として立ち向かう発信です。

その日、3.11の3

2011年05月11日 | 3.11大震災

道路に、コンクリート片や、アスファルト片が散見されるが、道路は走れる。S中学校のグランドに車が入っていくのを追って、グランドに車を入れた。何台ぐらいあったろうか。記憶はないが、整然と通路をあけてグランドに駐車されていた記憶がある。

大津波警報ということで、校舎三階に全員避難し、各教室の椅子や机を片付け教室に入った。東部道路がちょうど防波堤のように見える。いつの間にか、空は曇り夕方のようになっていた。余震に震えながら海の方を眺めている。老若男女、何教室にも避難している。

暗くなった空から、突然大粒の雪が降り出した。視界を遮るような降り方だ。自然が壊れたと実感し、無力感に襲われる。携帯は一切通じない。テレビに切り替えて情報を得ているうちに、バッテリーが残り少なくなってしまった。仕事にでている娘は、無事だろうか。しかし、連絡はとれない。

何度も余震に襲われる。

 

 

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