サポート隊の日々

サポート隊員hidekoの雑記帳

インサートホール作成・№3

2005-08-17 16:33:02 | ★インサートホール作成


インサートホール2個作成希望です。
希望位置にちゃんと印を付けて発送していただきました。
有難うございます。




1)作成ホールのセンターを正確に出しポンチで
 しっかり印を付け、ボール盤に専用リーマーを
 セットしデッキ側からホール貫通。

2)ソール側からホールの面取り作業



3)さらにドリルできれいに面取りと毛羽取り作業
  これがきれいに出来ないとロレットの収まりが
  悪いですから丁寧に仕上げます。



4)ホールにソール側からロレット皿を入れてみて
  深さの確認。OKならロレット皿に貼り付ける
  新しい滑走面素材を2個カットして用意します。



5)ホールに接着剤を流し込み、ロレット皿を挿入。
  しっかり埋め込みます。その後滑走面素材を接着。
  30分熱圧着し、その後24時間自然乾燥。



6)翌日ロレットがしっかり固定された事を確認後、
  貼り付けた滑走面素材をボード本体とフラットに
  なるようにファイルで研磨
  チューンナップなし、ホール作成のみのご注文につき
  簡単なワックス仕上げで完成。


 ★ロレット皿・・7ミリサイズ使用
 ★料金・・作成ホール2個×¥1,050=¥2,100

 既製のボードでは味わえないスタンスで
 どうぞお楽しみ下さい。


圧巻!田んぼアート

2005-08-13 11:43:12 | ドライブ&プチ旅
昨日 うちから1時間ちょっと先の
青森県・田舎館村に行って来ました。
そして見たものは・・・
 

 

村役場東隣の約1.5ヘクタールの水田に緑色の
「つがるロマン」、古代米と言われている
「黄稲(きいね)」と「紫稲(むらさきいね)」の
3種の稲で描かれた浮世絵!!
一面が縦約145メートル、横約50メートルの
 壮大な田んぼキャンバスが2枚

や~見事でした。
 これが700人の手植え隊で描かれた
 東洲斎写楽と喜多川歌麿の浮世絵です。
 
5月から日増しに絵が浮き出てくる
様子が目に浮かびます。

22mの展望台の高さから斜めに見下ろす事に
なるのですが、遠近法を採用して下絵を
描いてますから真正面から見たように
違和感がありません。

それにしてもこの壮大な絵が2枚は圧巻です


道路を挟んで2枚の浮世絵が
 くっきり浮き上がって見事でしょ

今が一番見ごろです。
 
歴代のアートの写真も展示され
 まるで絵心に目覚めた子供が
 毎年腕を上げていく様子のようで
 見ていて微笑ましいです。

 最初の頃の作品は直線が多く、
 岩木山を描いた絵も文字も
 定規を当てて書いたような味気ないものです。
 今思えば笑えますがこれが精一杯だったかもね。

15年の作品は『モナリザ』でしたが
これを見たお客さんの感想文に
『頭が小さくて下に来るほどでかくて
バランスが悪い』と書かれてあって
これがヒントになり遠近法を取り入れたそうです。

しかしこの役場も外観が立派!!
 お城ですよ 国道からも目立ってます。
 『田舎館城』




インサートホール作成 その2

2005-08-06 02:06:13 | ★インサートホール作成


1)アルペンボード2台に6個と2個、
合計8個のご注文です。
・ソールカラーは両方ともブラック
・チューンナップなし
・仕上がり次第発送希望

★☆作業内容公開☆★
2台のボードにはお客様が作成希望位置に
判りやすく印をつけて送って下さいました。
有難うございます。
1)さらに正確にホールセンターを測り作成位置を確定

2)デッキ側からリーマーで正確に合計8個のホールを
 刻む。ホールは滑走面側に貫通
 
 ソール側からもボール盤による面取り作業
 

3)埋め込むロレット皿がきっちり沈むように、
 さらにハンドメイドによる滑走面側の
 ホールの面取り作業をし、ホールを
 きれいに仕上げる。
 


4)ホールの面取りされた2台ボードの滑走面側
 


5)滑走面素材が着いていないロレット皿を嵌め込み、
  滑走面の厚さ分の沈みに深さ調整。
  低からず高からず(ここが一番肝心)
 



6)ブラックの滑走面素材を用意し、型抜きポンチで
  貼り付け用の8個の丸い滑走面を抜き取る。
  (※ソール素材は全部で10色手持ちあり)
 


7)出来たブラックの丸い滑走面を埋め込んだ
 ロレット皿に専用接着剤で貼り付け、
 熱プレスで30分圧着、その後24時間自然乾燥
 (ホール作成箇所がわかりますか?判りにくいほど良し)


 
8)翌朝の作業は・・
  丸い滑走面を新たに張った部分は既存の
  ソールより多少高くなっているので段差を
  取り除く為ファイルで研磨しフラットにする。

熱をかけてプレスした部分やハンドメイドで
研磨した部分がくっきりと跡が残ります。
これはホール作成作業では避ける事が出来ません。
その跡を綺麗になくす為、本来はこの後通常の
チューンナップをすると完璧ですが、今回チューン
ナップなしのご注文につき簡単なワックス
処理のみでお届けすることになります。


 完成:オレンジボード/ホール2個作成
    ブラックボード/ホール前後に6個作成
    今回はボードの肉厚部分に作成となるため
    ロレット皿は9ミリサイズを使用。
 ●その他の実例はこちらでどうぞ→【実例いろいろ】

市販のボードでは味わうことが出来ない
 スタンスでの滑走で、またひとつ違った
 パフォーマンスをお楽しみください。