無飛車流のすすめ

将棋のことをつぶやきます。

将棋がつむいだ縁

2024-05-16 20:50:00 | 日記
 学生のころ、とある空港でアルバイトをしていた私は、いつしか仕事終わりに社員の人たちと将棋を指すようになっていました。それが気にいられたのか、社員旅行に無料で連れて行ってもらいました。宿泊先で将棋三昧になったのは言うまでもありません。
 卒業してバイトを辞めるときには、なんと将棋の駒をプレゼントしてもらいました。私は、所長さんにお願いして駒箱の裏に署名を入れてもらいました。今でも私の宝物です。

 時が流れて、結婚した時には、ヨメのおじいさんが私の死んだ祖父と棋友だったということで、すぐに打ち解けることができました。おじいさんは私をアマチュアの将棋大会に連れ出してくれました。それまで、そういうイベントに縁のなかった私に新しい扉を開いてくれたのです。

 決して人付き合いが上手とは言えない私。それを将棋が補い、コミュニケーションを円滑にしてくれました。学生のときも、結婚したときも、本当に感謝しかありません。


悪い玉?

2024-05-16 04:54:00 | 日記
 前回、将棋全百科のことについて書きました。駒を擬人化する手法はマンガ、ハチワンダイバーでもとられていましたね。作者の柴田ヨクサル氏は、渡辺九段と飛車落ちで指して勝利するほどの腕前。駒落ち将棋は上手(うわて)が下手(したて)を指導するために指す側面が強いので、その意味では勝敗にあまり意味はありませんが、プロと飛車落ちという駒割りで指すこと自体が実力を物語っています。また、将棋倶楽部24でレーティング1900の実力者であったと記憶しています。
 話を将棋全百科に戻します。片矢倉の説明のページで、上のイラストが掲載されていました。「相手の玉は7八だな!」と玉の位置に注目しています。子供時代の私は、これを「相手の玉はワルだな!」と読んでしまい、イイ玉とワルい玉がいるのかと戸惑いをおぼえたものでした。