前回、将棋全百科のことについて書きました。駒を擬人化する手法はマンガ、ハチワンダイバーでもとられていましたね。作者の柴田ヨクサル氏は、渡辺九段と飛車落ちで指して勝利するほどの腕前。駒落ち将棋は上手(うわて)が下手(したて)を指導するために指す側面が強いので、その意味では勝敗にあまり意味はありませんが、プロと飛車落ちという駒割りで指すこと自体が実力を物語っています。また、将棋倶楽部24でレーティング1900の実力者であったと記憶しています。
話を将棋全百科に戻します。片矢倉の説明のページで、上のイラストが掲載されていました。「相手の玉は7八だな!」と玉の位置に注目しています。子供時代の私は、これを「相手の玉はワルだな!」と読んでしまい、イイ玉とワルい玉がいるのかと戸惑いをおぼえたものでした。
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